HONEY PIE'S SILVER SHELTER

ＤＶＤを鑑賞。
つか、久しぶりだわ、このカテゴリ使うの。
ここは最初音楽系のブログにしたような気がするんだが（笑）

８０年代なんて、ぼーっと生きてはいたがまだジャズ聴き以前だったので、
この有名なジャズフェスに参戦したことは勿論ない。
くっそー。残念無念。
読売イーストなら行けたのに

借りたＤＶＤは、コルトレーンのトリビュート・スペシャルのとこだけだが、
ググってみたらこの年他に、マイルスＧ、MOBO の時の渡辺香津美さん、
ウェイン・ショーターＧに、え？ワールド・サクソフォン・カルテットですと？
ショーターさんと、マレイさんやらバリトンのブリュはんが一緒に聴けたのかい？
おいおい、隣にづらっと並んでるところだけでも見たいんですけど（泣
いまなら絶対、死にそうでも行くだろう（涙

フロントがひたすらずっとソプラノ。それも２本。

ソプラノはあんまり好きじゃない。
ケニー爺とかコンサートに誘われて武道館行ったけれども、
いまだに一枚も持ってない、聴かないから買う必要がない、のだが、
楽器の好き嫌いってわけじゃないんだわ。やっぱり吹く人間によるのだわ。

コルトレーンさんはもともとテナーマンでソプラノも吹いてますけど、
ソプラノだなーとは思ってもその後は別に意識に上がらない。
楽器がなんでも、どこまでもコルトレーンだからかなぁ。
My favorite things なんかソプラノの鳴りがデフォルトになってる感。

フロント２管が、ウェイン・ショーターとデイブ・リーブマン。
わははは。すげぇカップリング。

Mr. P.C 、マイルス・バンドのポール・チェンバースに捧げた曲。
いきなり都バス飛ばす、リーブマンさん。
Naima 。
リーブマンさんが楽曲についてＭＣした「ファンタスティック」という言葉、
そのままの仕上がり。白い方向で。
テーマに入る際のピアノのバッキングが、
はれーっ、これ、何の曲だっけ？
エルトン・ジョンですか？てな感じで、意表つかれまくり。
フェスで面前でやられたら、体から何かがこみ上げそうだ、
場的にこれはおおあり。ああ、夏だ、夏だわ。お祭りだわ。

とにかくリーブマンさんは、全編迷いがないつうか、
堅牢でのりのり。愛してるんだね、コルトレーンさんを。

India から Impressions。
India は、コルトレーンがソプラノ、ドルフィーがバスクラ、だったっけ。
Imp はあれだ、元がマイルストーンでドリアンモード曲だっけ？
ドリアンだとしても、
わしには普通のマイナーにしか聴こえませんのですが。とほほ。

ショーターさんは、お題目のコルトレーンさんを好きではあるが、
あくまで今鳴っている周りの音を聴きながら、起動していく感じ。
いや、こんな偉大な人の気持ちなんてわからないけど、
例えワン・ホーンでも、自分が素晴らしい曲を書こうが、バックが若かろうが、
どこまでも周りの音を受け入れていってるような気がする。
婦女子的な単なる印象で申し訳ないっすけど。
わし、自分の残り少ないピュアな部分で、ショーターさんを愛してますんで。

最初、普段パソに接続してるちっちぇえスピーカーで見始めたのだが、
ベースがよく聴こえなくって、これまた久しぶりにパソとステレオ直結したら、
ぶんぶん鳴りよる、音程とれる。
改めてＤＶＤ、いいもんですなぁ。

デジョネットさんがスティック飛ばしちゃったり、
ショーターさんの、あれ？ソロ、俺が最初だっけ？ええと、的な、
いや、そうかどうかはわからないがそうとも見える（笑）表情も、
会場にいたって多分よくわからないよね。

んだけれども、その場にいなけりゃわからない高揚がある。

げー。
ライブ、行きてぇー。