ライオン丸G 11話
北村さんは、帰ってきたネオ歌舞伎町の有名人役、姓名不詳。とはいえ、これは、聖也さんだ。衣装はかなり地味であるから、お忍び普段着の聖也さんなんだろう、表情も喋り方も聖也さんで、「おまえ、獣くさいぞ」と言い放った後、クルル曹長笑いをかまして、去った。聖也さんの中身が中込に変質し、最後に一瞬、馬になるの図。いや。やっぱりこれは、中込だ。聖也さんはアニメ笑いなんかするキャラでは無い、断じて、ない。アキハバラ@deep を録画して仕事あがりの朝方見たり、わざわざレンタル屋に借りに行ったり、セルDVDを衝動買いしたり、なんてことは、あり得ない!けれど、中込の方は「夜王」を見ていないとは限らん。もとはコミックスだし、聖也さん⇔アキハバラ間より、中込⇔歌舞伎町間の距離の方が、全然近い。つまり、これは、聖也さんのコスプレをした中込が、獅子丸をまんまと騙しおおせたことを喜んで、勝利の笑いをかました後、一瞬、馬になるの図、である。いや、ちょっとまて。なんかの気の迷いで聖也さんのコスプレをしたくなったんなら、もっと聖也さんらしい、豹柄のコートとか着たりするだろう。シャアヲタは、もともと派手好きのはず、わざわざ地味なスーツを選んだりはしない。それ以前に、ここは”ネオ”歌舞伎町、西暦2011年に中込は出所しているだろうか?手下使って人を撥ねていたような気がするから、無理だろう。で、わしはこう結論する。これは、前園である。サイバー・ネクストの社長だ、アキハバラの動向は完璧に把握している、アキハバラ@deep は秘書に録画させてるだろう。前園が最初に画面に登場したエレベーターの場面、どれだけ聖也さんの面影を背負っていたか。そして徐々に中込との類似を顕にしていった前園。電車男ミュージアムを作る資金と企画力のある前園が、例えば全国展開を視野にいれたホストクラブ経営に乗り出さんとし、歌舞伎町をぶらりと視察に行ったところ、獅子丸に「帰ってきた聖也さん」と間違われる。つい興に乗って真似をして喋ってみたのだが、そうそうネタを持っているわけではないので、中込が混じっちゃったの図。一瞬、幼児プレイ時の癖で、バブルブルーと。