イタレリのカントZ501
昨日は気温が高くならなかったので、午後、自宅の積みプラの整理(積み直し)をしました。水上機のプラモがいくつが出てきました。イタレリの1/72スケール・カントA501の箱絵違いがありました。ジブリ映画「紅の豚」に影響されて購入したものだと思います。デカールは、配置が異なっていますが、基本的に同じ3種のマーキングになっています。ドリーと尻もち防止用の台も含まれています。実機は、1934年に開発され、1936年から部隊配備されています。スペック全長:14.27 m全幅:22.49 m全高:4.43 m全備重量:5,937 kgエンジン:液冷12気筒 900 hp最大速度:275 km/h航続距離:2,397 km武装:7.7mm機銃 × 3・爆弾 640 kg乗員 4~5名ということで、第二次世界大戦開始時に200機以上が使われていて、機体の大きさの割にエンジンの出力も小さいので運動性はそれなりですが、頑丈で扱いやすい機体だったため、洋上哨戒、長距離偵察、船団護衛、海上救難などの幅広い任務で終戦まで重宝されたというこです。主翼の上にエンジンがあって、その後ろに銃座が設置されています。戦闘時に、ここに配置される人はいろいろ大変だと思います。コックピットの前後にも回転銃座がありますが、それぞれ7.7mm機銃1丁なので、エンジン後ろの銃座も含めても戦闘力は期待できないです。部品構成を見ると、イタレリは自国の機体ということで、かなり愛情をもってキットを開発したように思えます。このキットも、死ぬまでには組んでみたいリストに入れておきます。