カテゴリ:ぴかままの台所&ダイニング
静岡・田丸屋さんで見つけて買ってきた花わさび。
これはわさびの産地ならではですよね。 店頭では、サッと湯通しをしてから和え物などに仕立てるのが簡単、と教わりました。 お店の人が、包装紙の中に、花わさびを使ったレシピが載っている紙を一緒に巻き込んでくれました。これには、「花わさびの醤油漬」「花わさびのなめたけ和え」「花わさびの天ぷら」「花わさびご飯」の4つのレシピが載っています。 天ぷらも魅力的だけど、さっぱりとご飯で行ってみましょう。 洗った花わさびを塩でよく揉んで熱湯をかけ冷水で急激に冷やし、水を切っておきます。お米をといで吸水させ、干し椎茸とその戻し汁、お酒、塩、醤油を入れて炊いて、炊けたら花わさびを刻んで混ぜる。それだけ。 干し椎茸とありますが、立派な生椎茸がまだひとつ冷凍庫に残っていたのでそれを使います。ということは戻し汁はありませんので、代わりに昆布をひとかけ、お米と一緒に浸しておきましょう。ついでに、桜エビ・・・ではなくてアミをひとつかみ加えます。 炊きあがったら、昆布も細く刻んで一緒に混ぜちゃいました。 ふんわりとわさびの香る、春らしい混ぜご飯になりました。 となりのお味噌汁は、同じく静岡で買った、歯舞産の(笑)生ふのりを入れた、楽子さんのお味噌で作ったお味噌汁。 我が故郷ではふのりはスタンダードな味噌汁の具。 北海道を離れてから初めて「ふのり」として売られている乾物を買ってみたとき、戻しても同じ海藻にならないのに驚いた経験があります。どうやら、ふのりはふのりでも、私が食べていたのと、東京あたりでよく売られている乾物とでは、種類が違うみたいなんですよね。ここのサイトにある写真の、赤くて太いの(おそらく「フクロフノリ」)が、東京で買ったのと同じもの。黒っぽくて細いのが、北海道で食べていたものです。 今回買ったのは、うちの地元の地方の産ですからもちろん後者。 乾燥ではなく生なので、洗ってから小分けして、すぐに食べない分は冷凍しました。 ところで、花わさびご飯をよそってあるお茶碗なんですが、これは去年の秋、カイエさんと一緒に「ドームやきものワールド」に行った際に買った、福岡・仲哀焼 鏡山窯の、藁灰釉薬のものです。 これ・・・しばらく前に、シンク内での小さなアクシデントで、バックリ割れてしまったんです。吊り棚に干してあったものがいきなりシンクに降ってきて、洗い桶に浸してあったこのお茶碗を直撃してしまったのですよ。気に入って愛用しているのに・・・まだホンの数ヶ月しか使ってないのに・・・よーし、何としてでも直してやる!と意地になり、以前ティーポットの蓋の把手を直した際に使ったエポキシ登場。でも今回は割れ方がけっこう複雑なこともあって、困難を極めました。 何度もやり直して、ようやく使える程度にまで直すことができました。この写真では、お椀に一番近い部分がそれです。でも、傷口は明らかに見えるし、どうしてもでこぼこになってしまっているし、さらに、乾燥しているとはいえエポキシが食品に接触しても大丈夫なのか?!という問題もあり、自己責任で自分で使う以外は使えませんね。お客さんには別のお茶碗でご飯出しますよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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