ベルリンから古い友人T子ちゃん＆その家族が帰省してきてまして。
実家のお母様も既にベルリンでなんどもご一緒して仲良し。
んで、ダンナ様C君だけは２週間だけの滞在、T子ちゃんと娘さんふたりは五月いっぱいいるそうなんだけど、土曜昼過ぎの電話でダンナもいるうちに一度あおうってことになり、いきなり午後から静岡までビュワ～ン、と。
のぞみちゃんは静岡に停まらないので、歌のとおり「青いひかりの超特急」ですが700系でした。

なんでも、この日は昼から親戚のみかん山の収穫と剪定作業を男衆総出でやり、一旦山を下りた後、山の作業小屋（といってもけっこう立派な）で夜中まで宴会というプランだそうな。もちろん、背の高いC君にも動員がかかってました。
生まれながらのベルリンっ子のC君。ベルリンの家庭の多くが、市内に持っている「クラインガルテン（小屋付き家庭菜園）」で週末を健康的に過ごす習慣なのだけど、彼の家ではこれを持っていなかったのだそうで、自称シティボーイとしては「うちがこれを持ってなくて良かった～！」と思っていたのだとか。それが、中年になって妻の実家で農作業を手伝わされることになるとは・・・なんか、つい笑っちゃうんですけど

とっくに作業終了してから到着した私は、労せずして収穫物（無農薬）をゲット

そして子どもたちも一緒に第２部へ～
山の作業小屋は、電気引いてないということでランプ幾つも吊り下げ、囲炉裏に炭火を焚いて、囲炉裏を囲んでの車座宴会。飲み物、食べ物をそれぞれ持ち込んで盛り上がりました。メンバーは主に、私より十くらい上のオッチャン達。




というわけで、私は自分も多少は飲み食いする傍ら「飲ませ役」に励み・・・オッチャン達、普段よりかなり早めに沈没したみたい一足早く、子どもたちを乗せてT子ちゃんが山を下り、寝かしつけた後再登場（実家にはお母さんがいますから大丈夫）した頃には、もうマグロのセリ場状態。
・・・え？飲ませすぎ？ちなみに私は「まだまだこれから」状態でしたが・・・
片付けられるものだけ片付けて、マグロどもは放置して下山。
「のびる（あの辺では「のんびる」というそうな）と山菜の和え物」「モツカレー」「牛刺し」「モツの串焼き」「刺身盛り合わせ」「焼きイカ」「焼きチーズ」などなど・・・・・そうそう、ドイツから土産に持ち帰ってきたオランダのゴーダチーズに「どいつんだ？」「おらんだ！」というクラシカルなオヤヂギャグを披露して、オヤヂ衆に顰蹙を買ったのは何を隠そうこの私・・・

翌日はT子家はお昼から法事ということで、私は午前中早めに最寄りの駅まで送ってもらい、途中お買い物などして帰途に。あの「イルカ肉」を買った静岡駅ビルのスーパーで、今回は野菜山盛り。なにもここで買わなくてもいいものばかりではあるけれど・・・なんと、アイヌネギが売ってたんです！そしてこごみ、花わさび、ずいぶんと立派でお買い得な小松菜、これもお買い得のレタス。そしてわさび屋さんで小ぶりの根わさび。

駅ビルの居酒屋でマグロぶつ定食の後、甘夏とモーゼルワイン（ベルリン土産～）などでやたらと重たいリュックを背に、野菜満載の買い物袋を手に、名古屋へと帰ったのでありました。

それにしても、C君の日本語の上達ぶりには驚きましたよ～






・・・無農薬甘夏、いいなぁ！と思ったらポチッとヨロシク