カテゴリ:ぴかままの仕事部屋
重複しますが、8/24 サントリー小ホールでのコンサート、そして9/5 & 6 第一生命ホールでの東京室内歌劇場公演 のご案内をさせて頂きますね。
8/24は、韓国出身でベルリン在住の同世代の女性作曲家 ウンスク・チンの作品演奏会です。 私は「言葉遊び」という作品を歌います。 全7楽章、合計約15分の作品ですが、ものすごく大変です! 正直いって、口が回らない! 3日後にはもう本番ですが、なんとか頑張りますので、聴きにいらして下さるとうれしいです。 9/5 & 6は、東京室内歌劇場の、短めのオペラ2本立て公演です。 私がでるのは、ヒンデミート「往きと復り」。ドイツ語での上演です。 15分弱の短い作品ですが、なかなか面白い作品ですよ。 私の扮するヘレーネが、夫ローベルトの留守に愛人を家に招こうとしているところに突然夫が帰宅、誕生日のプレゼントをくれるものの、愛人から手紙が舞い込んで疑われ、ピストルで射殺されてしまうのですが・・・そこでなんと、「賢者」なる謎の存在が出現し(きわめてヨーロッパ的発想ですな)、「それじゃあんまりだ、話を巻き戻してやろうではないか」と、話も音楽も巻き戻しちゃうんですわ。 後半はミニマルミュージックの作曲家 マイケル・ナイマンの「妻と帽子を取り違えた男」。 70分ほどの作品です。これは今回が日本初演ですが、ドイツでは度々上演されているのをいろいろな劇場の予定表で見かけました。実際の上演を見に行ったことはなかったんですが。 ナイマンは商業的な分野でも結構名の知られた人ですし、固定ファンも多いと思います。 こちらは英語による上演です。 ナイマンの作品が精神病院を舞台にしているということもあって、今回はヒンデミートのほうも精神病院を舞台にするという演出になりました。ええ、私が患者です カリカチュア的にならないようにしたいなぁと思いつつも、パッと見てお客さんがそれとわかるようにするのは難しい。精神を病む本物の患者さんって、実のところパッと見てはわからないんですから。やり方によっては差別視しているように見えちゃったりもするだろうし・・・これも公演まであと少しになりましたが、出来るだけ工夫していきたいと思っています。 こちらも、足をお運び頂けるとうれしいです。 チケットのご希望はこちらまでどうぞ。 なお、既にご注文下さったかたの分は間違いなく確保できていますのでご心配なく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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