カテゴリ:ぴかままの旅の空
今日はかなり冷え込みました。雪も結構降って、街中真っ白。とはいっても、札幌での生活を経験している私にとっては、これくらいは積雪ではありません(笑)。
お昼からアクセルと合わせ。その後、アクセルに借りた楽譜をとりあえずコピーし(手に入るものはあとで買います)、一旦帰宅してからネットをしに例のカフェへ。ポテトクリームスープをお昼ごはん代わりに食べながら、いくつか来ていた仕事関係のメールに返事を書いたり、来月トルコで演奏する作品について不明点の質問状を出したりしました。 夜は恩師であるアリベルト・ライマン氏が若い頃に作曲したオペラ「リア」を鑑賞。 私が「ル・グラン・マカーブル」に出演したコーミッシェオーパーのプロダクションです。 先月下旬に新演出でのプレミエを迎えたものの第4回目の公演。 過激な演出がたびたび評判になるノイエンフェルス氏の演出ですが、今回はわりと「キレイ」な舞台作りでした。もちろん、的からみあいのシーンはありましたが、それをやっている全員が「ネズミ小僧」ふうの衣裳をつけていたので、むしろなんだか笑える感じでしたよ ・・・恩師の作品なのに申し訳ないけれど、まだまだ時差ボケがとれない私、途中何度か沈没しておりました・・・ 歌手は、男声陣は皆良かったんですが、女声陣は言葉が聞き取りにくい人が多かったかな・・・特にリーガン役のコロラトゥーラソプラノは、残念ながら何をいっているのかほとんどわかりませんでしたね リーガンのきつい性格をうまく演じてはいたんですが・・・。 共演したことのある仲間が3人出ていたので、終演後そのうちのひとり、クリストフの楽屋を訪問しました。話をしていたら、もうひとりの仲間イェンスからクリストフに電話が入り、「トシオが来ててカンティーネでお前を待ってるぞ」との知らせ。ええっ?!というわけで一緒にカンティーネへ行ってみると、作曲家の細川俊夫氏がいらしてました。クリストフとは、細川さんの「リアの物語」で共演したんですよ。ええ、同じ「リア王」の話。あの時はクリストフはエドマンド役、私はリアの2番目の娘リーガン役でした。今回のライマン作品ではクリストフはリーガンの夫コーンウォール役。ちなみに、細川作品の時のコーンウォール役 高井氏は、現在劇団四季に所属して「オペラ座の怪人」で主役を張ってます。この秋に名古屋公演でしばらく名古屋に滞在していらした時に我が校の定期演奏会を聴きに来てくれて久しぶりにお目にかかったんですよ。細川さんとは、この夏のサントリー・サマーフェスの時にお目にかかったのが一番最近でした。イェンスはコーミッシェオーパーでの「ル・グラン・マカーブル」で共演した間柄。その後の制作になる「後宮からの逃走」で、オスミン役の冒頭のアリアを素っ裸でシャワー浴びながら歌わなければならなかった、というのがこの人です。もうひとりのティルマンは、もっとずっと昔、95年にアイスラー音大の「後宮からの逃走」に客演した時に、まだ入学したての下級生だった彼が歌のないちょい役で手伝ってくれた、それだけの縁なんです(笑)。しばらく前にコーミッシェオーパーの専属になったらしく、でも実際に歌っているのを見るのは初めてでした。ちょっとしか歌うところのない役ですが立派な声で演技も気合い入ってましたよ。 ところで、オペラに行く前に気がついたこと。 日本のケータイの電源を入れてみたら、なんと、ここでも使えるんですわ。 もちろん、海外で使えるようにもできることは知っていたんですが、自分がそういう契約にしていたことはぜんぜん頭に残っていませんでした いずれにせよ、ローミングだと通話や通信の料金が普段とは違う値段になるので、なるべく使わないようにしてはおきますが、ケータイメールの受信は無料ということなので、一日一回は電源入れて受信するようにしますね(手動受信に設定)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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