カテゴリ:ぴかままの旅の空
今日の稽古は午前中からのみ。
10時にロビー集合、衣裳をつけて11時から照明合わせを兼ねての稽古です。 13:40頃終了し、それから衣裳の直しをしてもらいに、アンカラオペラハウスの衣裳工房に連れて行ってもらいます。私の衣裳はちょこっとだけ手直しが必要で、あとヒロタリ役のテノール田中さんの衣裳が何故か小さすぎて(ちゃんと寸法提出して作ったはずなのに・・・他の人の寸法と間違えたのかも)全面的に直さないと使えないということだそう。私のはその場でチャチャッと直してもらいましたが、田中さんのは一晩預けてやってもらわなければなりません。 この田中さんとはこれまでにも何度か夫婦役や恋人役で共演しているのですが、今回はそういう間柄の役ではありません(笑)。なにしろ今回の私の役は妖怪ですから 今回、諸般の事情により、オペラの全曲を演奏することができないのです。しかも演技無しですから、歌っている私にも、話の全貌がよく見えておりません ま、ようするに金剛蔵王権現の話なのではあるんですけどね。 結局ホテルに戻ったのは3時を回っていました。 お昼ごはん食べなくちゃならないんですけど、なんか中途半端な時間・・・ 例の24時間営業レストランではなく、別のところでDoener Kebapでも買ってこようかしら、どうせ水も買わなきゃならないし・・・というわけでまたアタクレ・タワー方面へ。成田で一万円分だけ両替して持ってきたトルコリラもそろそろ無くなってきたからATMにも行かなきゃならないしね。 トルコリラはどうやら、円からの両替よりも、ユーロからの両替のほうがレートが有利のようなので、現金が足りなくなったらばドイツの銀行口座からATMでお金をおろすことにしたんです。このあいだのドイツ行きの際には、使うであろうくらいの金額をユーロに替えて持っていき銀行口座に入れて、必要分だけATMで下ろして使っていました。結局元々入っていたくらいの金額が口座に残りましたので、予算的には計画通り。そこから少し下ろして使えばいいのです。 現金を調達してから、おもむろに目についたインビスに入ります。なんでこのお店を選んだかというと・・・店頭に出ていた手書きのメニュー看板に ココレチ という文字があったから! そうです。salahiさんに教えて頂いた、トルコ、ギリシャの名物の内蔵料理ココレチを、今回絶対に食べるぞ!と思っていたのになかなかメニューに見つからず・・・これはやっぱり路上の屋台でないと無理かなぁ、なんて思っていたところだったのです。もうひとつの内蔵料理である イシュケンベ・チョルバス(ニンニク入りモツスープ)には1日目の晩の手羽先のときにありつけたんですが・・・。 入ってみると、料理人もお給仕も女性です。 知っている僅かな単語を並べるだけのトルコ語と、英語とドイツ語のチャンポンでココレチを注文。「ココレチは15分くらいかかるけど、それまで何か食べて待ってるといい」と言われ(たらしい)トマトクリームスープとサラダを注文。 シュレッドチーズを入れてとろりととろけたところを食べます。 ココレチが出てきました。 私が思っていたような焼きココレチではなく、ココレチ(羊の内臓)と野菜の炒め煮という感じでしたが、スパイシーでなかなか美味しい!トマト、玉葱、人参、ピーマンなどが入っています。ピーマン苦手なのに、これだけスパイシーだと不思議なことにピーマンが美味しく感じられちゃいましたよ。 ピタを中開きにして、サラダとココレチ挟んでみます。 満腹 それから道路を渡ってタワー下のスーパーへ。 ヨーロッパ的には、バター売場というのは普通こういう眺めなんですが・・・ ん???なんじゃこりゃ。 バター、らしいんですが。 面白い形になっています。 ヨーロッパでは普通サイズは250gなんですけど、倍の500gや、さらにその倍の1kgなんていうでっかいロールバターもありました。ちなみにお値段はドイツのほうが安い感じですね。 スパイスコーナーを眺めていたら面白いもの発見。 ごくごく普通の粒黒胡椒なんですけど・・・え”?「TANE」って何?! ポケット辞書(独-ト/ト-独)で調べてみると、「粒」ということらしくドイツ語でKornとかBeereとかStueckとかという訳語が載っていました。でもなんだか日本語の「種」みたいで笑えちゃいます。 ミネラルウォーターの他、お土産にするものなどを少々調達し、お買い物終了。 ・・・ココレチが重くて、全然お腹がすきません お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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