カテゴリ:ぴかままの旅の空
忘れちゃわないうちに書いておかねば(苦笑)。
Lahmacunを食べてからゲートを通り、ちょっと待ったら搭乗という運びになりました。 アンカラ~イスタンブールの便では、往路と同様、国内線なのにちゃんとプレートメニューが出されました。でも搭乗前のLahmacunで結構お腹いっぱいだったので、とりあえずデザートと飲み物、サラダだけ頂き、サンドウィッチはバッグの中へ。これ、結局名古屋まで持ち帰ってしまいまして家で食べたんですわ。 関空行きの便は、行きの成田発がボーイング777だったのと違い、エアバス330でした。B777に機体に比べるとちょっと先輩格のくたびれた機材 でも、往きのほぼ満席と違い、かなり空席があります。私は2-4-2配列の真ん中の4席の通路側、並びには誰も居ません。ラッキー!と思ったのもつかの間、フライトが水平飛行に入った途端に、向こう側から日本人の爺さんが断りも挨拶もなく移動してきて、向こうから2席目に座ってしまいました。移ってくるなら通路側に座って欲しいもんです。2席目に、両側の肘掛けからゆったりと腕をはみ出して座るもんですから、あたかもひとりで3席を確保の既成事実を作り上げようとしているかのよう。「あの・・・空いている席は平等に使いませんか?」と声をかけてみたものの、こちらの意図するところを理解できていないらしく反応が鈍い。そうね、この年代の男性の価値観ですからね、彼にとっては先に座っていた女性よりも、年上の男性である自分の都合が優先されるのが当然なんでしょうな。 とりあえず食事。一食目の機内食をご紹介しましょう。メインは、葡萄の葉でお米を包んだもの、茄子とズッキーニの牛挽肉詰めという、ドルマ3種の盛り合わせ。グリルチキンとこれとの選択肢があったのですが、せっかくだから本格的トルコ料理を、とこれを選びました。これが大正解!大変美味しく頂けました。ぺろりと完食です さて眠りにつこうかと思ったら、同じ列に移動してきた爺さんが「私、70の年寄りで足が痺れるもんで、横になって眠ります。足がはみ出すかも知れません」と宣言するではありませんか。ちょ、ちょっと、あたし、ここに横になって眠るつもりなんだけど?!別の席なのに断りもなく勝手に移ってきて、それはないでしょ?!だいたい、横になるつもりなら足を通路側に向けてくれない?! ・・・とキレたかったけれどそれもできず、「私も横になりますので2席は確保させて下さい」とこちらも宣言。向こうの足で頭を蹴飛ばされたくないのでこちらも頭を通路側に向けて横になってみますが、やっぱり爺さんの足がはみ出してくる。 ここで言い争ってもこちらが不愉快になるだけ。 私はここで決断。立ち上がって荷物をまとめ、「私、移動しますのでどうぞお好きにお使い下さい」と爺さんに冷たい声で宣言し、2列後ろの共演者の列に移動させてもらいます。共演のテノールさんは体格の良いかたなので、通路からひとつ入った席に移り、例の爺さんと同じようにゆったりお座りでしたが、同じ状態ならば気心の知れた相手のほうがまだマシというものですからね。結局そちらでも横にはならず座った状態で眠ることにはなりましたが、気分はぜんぜん違います。リラックスして、たっぷり眠ることができました。 この便は、往きの成田発がとったルートとは違って、中央アジアを抜けて飛びます。グルジアのトビリシ~アゼルバイジャンのバクー~カスピ海上空~カザフスタンを抜けて中国を横断、北京~韓国の上空を通って関空へと向かいます。この画面でわかるとおり、トビリシあたりから北京まで、ほとんど眠ってたんです 本当は往きの成田便も、最初は中央アジアルートが画面に表示されていたのですが、ルート変更になったのかそれとも表示データが間違っていたのか、もうちょっと北の南シベリア経由ルートで飛んだんですわ。 熟睡した後はご飯。こちらが2食目の機内食です。Kofteのブルグールピラフ添え。これもなかなかのお味でしたよ。 もちろん、その前に間食のおにぎりを確保、すぐには食べずにカバンの中へ。これも、夜遅くに名古屋の自宅に到着してから、上記のサンドウィッチと共に食べました。 2食目を食べる頃になって知ったこと。例の爺さん、奥様とご一緒だったようで、奥様を元々の席(2席部分)に残し、自分だけ移ってきたのですが、なんとその本来の席というのが、私が移った先の通路を挟んだ隣 降りる頃になって礼を言われましたが、今さら言われても嬉しくもなんともないよ 定刻通りに関空に到着。皆で一旦荷物を拾い、ロビーに出たところで、私と、福岡へ帰るバリトンさんの新幹線組は皆においとまします。「はるか」というJRの列車で一緒に新大阪へ、そしてそこからはそれぞれの方角へのぞみちゃんに乗車。 新大阪では蓬莱の豚まんと焼きプリンを購入、車内のおやつとしました。なんだか食べてばっかりみたいですが、乗り物に乗ると妙にお腹がすくんですよね・・・。 そうそう、帰りもやっぱりアメニティの入ったポーチとスリッパが支給されましたよ。帰りのポーチのほうがちゃんとポーチで、ポーチとしての再利用ができそうな感じ。スリッパは、行きにもらったのをすかさず機内持ち込みのリュックに入れてきたので機内ではそちらを使い、新しいほうは未使用のままお持ち帰り トルコ航空、やっぱりお薦めですわ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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