カテゴリ:ぴかままの旅の空
東京からの帰途。
朝ご飯を実家で、鯖の半身の塩焼きなぞをメインにガッツリ喰ってしまった(もちろん自分で焼いたのだが)ので、「お昼ごはんは名古屋に帰ってから家にあるもので済ませればいいよな~」なんて思いつつ東京駅構内を新幹線改札に向かってタッタカ歩いていたら・・・魅力的な文字が眼に入ってしまったわけですよ。 引き寄せられるように近づいていくと・・・そこには仙台の牛タン関連の駅弁が各種山積み。をを、これはやはり買って食べなければ・・・と思ったその瞬間、私の目の端に映ったものは・・・ の文字と、レトロなニワトリの絵。 「復刻版」「5日間限定」「お茶付き」・・・ 次の瞬間、レジに向かう私の手には、「極撰 牛たん弁当(1300円也)」と「チキン弁当(800円也)」の二つが ・・・もちろん、いっぺんに喰おうということじゃないですからっっっ さて、車内にて「ざる麺」の記事をアップし、名古屋到着30分前におもむろに取りいだしたるのはこの由緒正しき復刻版チキン弁当であります。 こいつ、東海道新幹線誕生と共に生まれた駅弁らしいんですわ。私とも生まれ年が一緒というわけですな 「ひかり号」に乗るのが一大イヴェントであった時代の、華やかにしてモダンなお弁当 特急列車の「食堂車」ではなく、新幹線の「ビュッフェ」というのがいかにもオシャレに聞こえて、田舎の子どもの私は「早く乗ってみたいなぁ、ビュッフェでご飯食べてみたいなぁ」と思い焦がれていたものでした(今になってみれば国鉄さん、ビュッフェという言葉の用法を間違っているよなぁ・・・)。埼玉の従兄たちが、新幹線に乗って大阪万博を見に行ったというのを聞いて、大阪万博よりも、新幹線に乗って、というところに大いに嫉妬心をかき立てられていた私は当時から隠れ鉄子だったのでしょうか・・・ 初代のスタイルどおりに2段重ね。下段には色鮮やかなチキンライス(といってもチキンのお肉は見あたらない・・・)、上段にはフライドチキン(というよりもむしろ鶏から揚げ・・・)と、なぜかポテチと、なぜか、ガリ 百歩譲ってポテチは理解するとしよう・・・でも何故に、ガリ・・・ ・・・ちょっとでも良い、野菜のおかずを入れとくれ・・・いや、復刻版だから仕方ないのだろう・・・ ポテチは、購入後1時間放置したにもかかわらず、それほど湿気てはいませんでした。・・・それにしても不健康な弁当だなぁ・・・ 鶏から揚げ、じゃなくてフライドチキンのお味は、特に問題もなくにこやかに頂けるお味でした♪ケチャップライス、じゃなかったチキンライスチキン抜き、のほうもまあそれなりに。ご飯の量は結構多めかも。 由緒正しきパッケージ、お持ち帰りしたかったのだけど、なにしろ外箱は紙製だし、もうひとつお持ち帰り弁当があったし、ただでさえ荷物が多かったので・・・断念してゴミ箱へ・・・写真で我慢します。 そして・・・「極撰 炭火焼き牛たん弁当」のほうは、お持ち帰りしてその日の晩ご飯に。 これ、シッポ・・・じゃなくて黄色い紐を引っ張ると、生石灰と水が反応して発熱し、お弁当が暖かくなってくれるというシロモノ。暖かくなるまで 5~6分かかるということでした。 で、6分待って開けてみます。 う~ん、熱々、とまではいかない。あと2分くらいはおいたほうが良いのかも。 高さのうち半分は発熱体。よーするに上げ底風。 麦飯に牛タン、花形の人参が色を添え、奈良漬けが箸休め。 一味唐辛子も付いていました。 ま、その・・・駅弁ですから それなりの牛タンの分量もあり、麦飯もそれなりに量がありましたが・・・やっぱり、これだけのために1300円というのは・・・他にサラダひとパックとか欲しいです。ちなみに、家で食べたので、他に副菜をいくつか並べて食べまして・・・それで満足できましたが、車内でだったらどうしても不完全燃焼の感は否めなかったでしょうな。車内ではチキン弁当にしておいて正解でした。 温められる分の+300円だったのかなぁ・・・他の牛タン弁当は1000円だったので、もしまた売っていて買うとしても・・・今度は他のにするかも それにしても、日本は牛タン、高いんだよなぁ・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年04月26日 15時47分17秒
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