カテゴリ:ぴかままの旅の空
足かけ一週間、旅の空でありました。
25日(日)、朝もはよから新幹線で西へ。たどり着いたのは大阪(伊丹)空港。 そして一路北へ! 向かったのは「ニッポンのシベリア」こと、我が故郷・釧路です。 ・・・なんでまたそんなめんどくさい経路になったのかというと、今回は航空券を、ルフトハンザのマイレージのアワードチケットでとったんです。予約受付初日に電話したのにもかかわらず、自分が希望したルートをおさえることが出来なかったんですわ。中部~釧路というのは以前はJALが直行便を飛ばしていたのですが、これは既に廃止になってしまった。そもそも、もしそれが生き残っていたとしても、今回はルフトハンザでもらうのだから日本の国内線はANA系列しかつかえないし。 で、中部~千歳~釧路という乗換ルートで頼んでみたんですが、まず中部~千歳が取れないという。じゃあ次善の策として羽田発を見てもらったんですが、羽田~釧路直行は早朝の便しか取れないと。朝7時発って・・・前の晩から東京に行っているのは可能だけれど、都内とはいえ羽田から近くはない我が実家を経由するのは、交通機関に乗って無駄に移動すること以外にも、階段で4階まで上り下りというデメリットを抱えるだけに、避けられるのなら避けたいのです。 それで、いろいろなルートを調べてもらった結果、伊丹~釧路という便ならば席が取れる、というのでそれにしたというワケなんですわ。伊丹便ならば時間的にも充分可能だし、第一、ここからの交通費も所要時間も、羽田まで行くのの半分で済みますからね。 午後の早い時間に釧路空港到着。名古屋は前の日38℃でしたが、出発の日も朝から30℃越え。ところが釧路は・・・18℃ですよ18℃!温度差なんと20℃。 ・・・シベリアよばわりしたくなる気持ち、わかるでしょ?! 釧路では恩師S先生のお宅にお世話になりました。夜は高校の合唱部仲間が先生のお宅に集まり、持ち寄り宴会。 ・・・朝晩はストーブ、焚いてましたよ 翌日は別海町で教師をしている大学の後輩A津子が釧路まで迎えに来てくれて、別海へ移動。彼女は現在は合唱部の指導とかはしていないのだけど、札幌の高校に通う娘さんが高2で、将来音大受験を考えているとのことで、ちょっと声を聴かせてもらいました。 翌日からその隣の中標津町で高校と小学校の合唱部の指導をすることになっているので、この晩は(A津子も交え)中標津にて先生方との夕食会。再び別海に戻って後輩宅にお泊まり。 一晩明けて、朝から高校の合唱部の発声指導です。 これはお昼くらいまで約3時間ほど。 この高校、実は我々が高校生だった頃のライバル校なんですよね・・・気分はちょいと複雑ですが、幼なじみのH美や後輩Mみの娘さんたちが進学して頑張っているので、古い遺恨を今さら持ち出してもしょうがありませんからね その後は希望のあった高校生の個人レッスン。 この日の晩は中学の教師をしている後輩Mみの家にお泊まり。 次の日は小学校の合唱部をまる一日。H美が指揮しつつ、横から私が口を出す形での稽古。ここは幼なじみのH美が長年指導していて、コンクールで全国大会に出たこともある。 ・・・その全国出場時の6年生が、今は(上記の)高1になっているんですわ。 この日は道東としては異常な暑さに見舞われて、中標津の最高気温はなんと31℃!東京や名古屋の暑さで慣れている私は大丈夫だけど、小学生は何人か倒れてました・・・ その後、前日諸般の事情でレッスンを受けに来られなかった高校生をひとりみました。 この日はH美宅に宿泊。深夜、H美、Mみ、その娘たち(上記の高1生ふたり+H美の上の娘)を交えて話が盛り上がりましたよ。 そして最終日は午前中のみ再び小学校へ。気温も下がってだいぶ過ごしやすく、練習にも好適日です。残念ながらH美が喉を痛めてしまって声が出ないので、私が主導権をとっての稽古となりました。11時半までやって、車で中標津空港まで運んでもらい、皆で昼食をとってからの出発となりました。私はせっかくなのでいくら丼を。 翌日からは東京なので、名古屋へではなく羽田へ向かいます。でもこのフライトも直行便をおさえられず、千歳で乗り換えなんですわ。 中標津~千歳はプロペラ機。ボンバルディアDHC8-Q400、だったかと。ANA系列、エアー・セントラルによる運行です。 北海道の西半分が大雨ということで期待(?!)したものの、たいして揺れもせずに千歳に到着。ま、雨はたくさん降ってましたけどね。 でも、この大雨の影響で全ての便がベタ遅れになっていて、千歳~羽田の便も出発が15分ほどの遅れ。羽田上空でも着陸の順番待ち旋回行列に入れられてしまい、それなりに遅れての到着となりました。ちなみに千歳~羽田便はB777-300だったか400だったか。今や珍しくなりつつあるジャンボB747に久しぶりに乗れるかな?と思っていたのでちょっと残念。ジャンボ、たまに乗るとやっぱり乗り心地の良さを実感できるんです。なんだかんだ言ってもやっぱり、あれは名機ですよ。 羽田で、預けたトランクを拾ってみたら・・・なんと、タイヤが片方、グイッと曲がってしまっているではありませんか! すぐにバゲージクレームに話をつけ、可能ならば修理するようにと依頼し、代わりのトランクを貸してもらいました。 でもあのサムソナイト、確かもう10年くらい使っているんじゃなかったかなぁ・・・部品、ないかもね。ま、修理が不可能ならば、多少なりとも弁償をしてもらって、新しいのを買うということになります。減価償却分を引いたらゼロになったりして そして、金曜日は大でレッスン6人、土曜日は大の前期実技試験。その後先生方との昼食会があり、夕刻の新幹線で名古屋に帰って参りました。 ・・・日曜日から土曜日までの、足かけ一週間の旅でした。 そして明後日また、東京に向かいます・・・今度は火の鳥の稽古が始まるので。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ぴかままの旅の空] カテゴリの最新記事
|
|