でっかくて美味いピッツァ!
稽古の合間にリハビリがあるので本来ならばリハビリ施設のセルフ食堂で不味い飯(その1) (その2)を無理矢理詰め込んでいるはずのこの日のお昼。一旦そのつもりで早めにリハビリ施設に行き食堂に入ったのですが、メニュー表を見ると、なんだか力のでなさそうなものばかりが並んでいるではありませんか・・・。メニューAは「ほうれん草のグラタン」、メニューBは「茹でた鱈のフィレのなんたらソース」、メニューCは「サラダ」。サラダって言ったってねえ、イタリアンレストランででてくるような巨大サラダなら食事として成り立つけど、でてくるのはスーパーで使い捨てタッパに入って売ってるようなやつですよ?!魚は先週痛い思いをさせられてるし、ほうれん草のグラタン?ポパイじゃあるまいし いや、これだって丁寧に作ってあれば美味しいはずなんだけど、先週でていたほうれん草のピューレの残り物の再利用であることはまず間違いないというわけで、同じ道を戻って、かねてから一度行かねば!と思っていたピツェリアにデビューを果たすことにしました。先日からkioさんのブログで話題になっていたpapa pane di sorrento(「ソレントのパン親爺」 Ackerstr. 23, 10115 Berlin)というお店です。稽古場からは徒歩1分という近さ。いつもお客さんがたくさん入っているし、たまたま通りかかったときに外の席にちょうど出されたばかりのピッツァを見かけて、あまりに美味しそうだったのでずっと気になっていたのです。kioさんも絶賛のお店です。お昼なので、ランチメニューもあります。「本日の日替わりピッツァ」(5.90EUR)というのを頼んでみましょう。具は、キハダマグロと、マリネしたチコリだそうな。そう、写真に見えている白っぽくて細長いものがそのチコリです。でてきたのを見てまず、大きさにギョッとさせられます。なにしろ、直径が・・・35cmはありますね、これ。ただでさえでかい皿からすらはみ出してます見た瞬間に、半分しか食べられないことを悟ります。でも大丈夫、ここはベルリン。食べ切れなければ包んでもらうというのは全然普通。上品ぶって「ワンコ用」だなどと偽ることは不要な庶民的土地柄なのです食べてみると・・・具ももちろんなんだけど、生地が美味いっっっっっっ!具の乗っている部分はあくまでも薄く、ソースも具ものっていない、ちょっと膨らんだ縁の部分は、引きちぎると中のパンの繊維が、日本の高級食パンの如くにゅ~っと伸びます。思った通り半分しか食べられなかったけど、もちろん残りは箱に入れてもらい、一旦稽古場に置きに行っても良いかなと思ったんですが結局そのまま手に持ってリハビリに行ってしまいました。ロッカーの鍵をもらいに受付に並んだら「あらピッツァ持参なの?」、ロッカールームに行けば近くにいた人にも「ピッツァ、冷めると美味しくないでしょ~」、などとあちこちで言われてしまいます。「これはお昼の残りなのよ~うちに帰ってから暖めて食べるんだから冷めても大丈夫♪」と何回言ったことか(笑)。ロッカーに入れるも、一緒に突っ込んだカバンも洋服もちょっとピッツァ臭くなっちゃった(爆)。リハビリのあと稽古場に戻ると、「ピッツァ買ってきてくれたの、ありがとう♪」なんてふざける奴あり、「味見させろ」なんていうふざけた奴あり・・・(笑)自分の夕食を防御するのも楽じゃありませ~ん帰宅してからオーブンで焼き直して食べましたが、焼き直しでも美味しい2食分たっぷりあってこの値段・・・リハビリ施設のセルフ食堂よりお得かもリピーターになっちゃいそうです・・・こりゃ美味そうだ、しかも安いじゃん!?と驚いたらポチッとヨロシク 楽天ブログ以外のブログをお持ちのかたへお願いします。コメント記入の際、ご面倒でなければ、貴ブログのアドレスを本文欄内の最後の行にそのまま(HTMLタグを使わずに)貼り付けて下さると助かります。