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テーマ:ママの気持ち(579)
カテゴリ:かんこ
「母がおらんかったらええのに」 たった、それだけのことでした。 ここ数日、お嬢がすごく気に入っている時間。 NHK「えいごであそぼ」の ’MORE AND MORE’???だったかな。。。 身振りで手振りする歌があるんです。 本当は、そんな時間までテレビを見ていると かんこは遅刻寸前・・というか、ギリギリ遅刻な危険な状態 でも、 お嬢がとっても楽しそうにするので、 その歌が終わるまで、 すべての荷物を車に積み込んだ状態で待っていました。 いざ、その歌が始まった! と 思ったら。。。。 もじもじもじ・・・ 「?」 いつものようにハッスルして、踊らないお嬢。 「どうしたん?」 とかんこが聞いたら・・・・ 「恥ずかしいもん」 「なんで? 恥ずかしいなんてわからんわぁ。母しかおらんやん」 「母がおらんかったらよかったんや」 「は?」 「恥ずかしいからしない! 母がおらんかったらよかったのに!」 「!!」 いや・・・わかってます。 こんなことで、イラッときちゃいけないって・・・ でも、 わざわざ遅刻かどうかまで、 かんことしては頑張って待っていたのに・・・・ おらんかったらよかった は ないやろ!!!! となってしまいました。 話を冷静に振り返れば、ぜんぜんわかるんですが、 そのときは、 その言葉がかんこの地雷を踏んだかのようで、 一気にカーーーーッときてしまいました。 「母がおるくらいで何が はずかしいねん! そんなんも頑張られへんなんて、情けないわ!!」 となり、 「母がおらんほうが ええねんな! わかったわ!!」 となってしまったわけです。。。 お嬢、大泣きです。 それでも登園しなくてはいけません。 出勤しなくてはいけません。 気持ちも修正きかないまま、 泣きべそのお嬢を車に乗せて発進。 車の中でもグチグチこぼしてしまいました。 「あんなんで恥ずかしいなんて、がんばられへんなんて。。。」 「ちょっとくらい頑張るってことでけへんのかなぁ」 「頑張ってる姿、みせてみてよ」 「(関係ないのに)頑張られへんばっかりやから、 (園庭の遊具の)つり橋も渡られへんままなんや」 他のへタレ振りまで、あれやこれやと出してきてしまって、 ホンマ言い過ぎ そこまで言ってしまって、 ようやく、かんこもやばいと気がついて、 言葉をとめました 後ろでは、ベソかきお嬢。 しまった・・・・と思いながらも、 一度あがりきったボルテージが下がらないまま、 園に到着。 関係修復できないまま、仕事にいってしまいました。 職場についても、 大後悔で凹んでしまいました それも、仕事に忙殺されて 帰りまでは気がまぎれてましたけど。。。 お迎えに行ったら、 いつもどおり笑顔でお嬢が飛びついてきました。 ホッ そして、車の中で 「今日な・・・」 とお嬢が報告を始めました。 「つり橋、渡ろうとしたんやけど・・・Yちゃんが揺らしてでけへんかってん」 「そっか。揺らされたら怖いもんな」 「うん。やめてって言ったんやけど、あかんかってん。 だから、つり橋渡られへんかった」 「そっか。じゃあ、揺らす子がおらんときに、また頑張ったらええやん」 「うん」 「今日はでけへんかったけど、頑張ろうとたんやな。 やったやん。お嬢」 「うん!!」 朝のことは、やっぱり堪えていたようようで、 お嬢なりに、頑張ろうと・・・・ ありがとう。 そして、ごめんね。 言い方も態度も悪かった母なのに。。。 でも・・・・ つり橋を渡ろうとした。 たった・・・それだけなのに、 お嬢にとっては、すごい頑張りだったんだな と 嬉しく思ったかんこでした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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