|
カテゴリ:小学校のこと(1年生)
ここH市では、昨年度の試用期間を経て、
今年度より、学校給食の食物アレルギー対応マニュアルが作成されて、運用が開始されました。 おととしに、給食でアナフィラキシーショックをおこして救急車が呼ばれるという事故があり、それが新聞に載ってしまったので、対応せざるを得なくなった…というのが、真相。 なので、はっきりいうとその内容はまだまだ十分なものではないです。 でも、ないよりは、まだ「対応する意志ができた」だけマシかなと考えるかんこです。 かんこの実家があるAKA市や、同じ県内のNISHINO市、TAKARA市では「完全アレルギー対応」しているという話。 それをを聞いて、なんで同じ義務教育なのに、こうも対応がちがっていいの??という思いは消えないというのが、正直なところです。 そんな不完全なマニュアルに従うしかないのですが、 ただ・・それでも幸いなことは、お嬢の通うMINE小学校では、 校長先生をはじめ、養護教諭、担任の先生、そして、もちろんこの人の協力をなくしては対応は無理とい給食の調理員さんも、真剣にそして親身に対応してくださっているということです。 毎月、次の献立が決まった後に、『アレルギー対応委員会』が開かれます。 メンバーは、 校長先生、 教頭先生、 お嬢の担任教諭、 給食担当教諭、 養護教諭、 給食調理員主任、 そして、児童の保護者(かんこ) です。 献立表および材料から、卵と卵使用の加工品を使った品目をピックアップし、調理室で対応できる除去食(マニュアルで決まっている限定品目)とそうでないものの確認。 除去食対応できるものについては、希望の有無を。 対応できないものについては、<代替食>持参について報告するという作業です。 この『対応委員会』までに、学校側から資料をもらって、まずは保護者がチェック。 加工品等に関しては、400ページほどの分厚いファイルでも最終チェックをします。 そこでできあがったチェック表を持参して、校長室で打ち合わせをするのです。 また、今、進行中のお嬢の【卵黄負荷試験】の状況報告や、アレルギー発症があったかどうかなどの情報交換。 そして、万が一にアレルギー症状が起こった場合の、【行動・対応表】の見直しなどをします。 毎月、日程調整も大変でしょうし、お付き合いいただいている先生方には感謝です。 学校側が協力的、そして、校長先生をはじめ、委員の皆さんは親身に話をきいてくださるし、 担任の先生からはクラスメートたちの「お嬢の卵アレルギー」という特殊な給食対応を目にしての反応や問題への対処や、お嬢の行動についても話題にしてくださるので、本当に有意義な打ち合わせになっています。 ただ、いつも思うことは、学校側(現場)は「なんとかいい方向にしよう」と努力していても、教育委員会という上の段階になると、話がなかなか・・・いや、まったく通らないということです。 校長先生が、機会あるごとに改善点などの提案をしてくださっているようですが、聞いているのかいないのか・・・。 また、一度、教育委員会のほうへ当事者(保護者)の意見を直接伝える場を持ちたいと校長先生が動いてくださったのですが、結局は向こう側の拒否でかないませんでした。 一年を通して、「マニュアル」をこう改善してはどうか、ここをこうするだけで門戸がひろがるのに・・・など具体的なことがたくさん見えている現状を、なんとか<上>=教育委員会に、知らせるだけでもできないかと、真剣に考えているかんこです。 行政が簡単に動けないことは、百も承知です。 でも、ひとことも知らせないままでは、何もかわらない。 考えろ・・・考えろ・・・考えろ。 そんなことで頭がぐるぐるしています。 さておき。。。。 今日は、今年度最後の『アレルギー対応委員会』でした。 3月の給食は19日まで。あとわずかです。 本当に一年間お世話になりました。たくさんのお気遣い、お世話をありがとうございました。 そんな感謝の気持ちでいっぱいです。 そして、また来年度もよろしく・・・といきたいのですが、年度がかわり、一番は「担任の先生」が変わることが大きいでしょう。 来年度の初回『委員会』は、4月6日の始業式の日になりました。 新しい委員会メンバーで、初顔合わせです。 どうか、来年度も良きメンバーに出会い、また一年、事故のないように、お嬢においしい給食を食べてもらいたい。 切に、切に、願うかんこです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年03月03日 00時41分22秒
コメント(0) | コメントを書く
[小学校のこと(1年生)] カテゴリの最新記事
|