ぴなころもち

主人はおこづかいの範囲で色々やってた。

株やＦＸ。

で、そこそこ儲かっていた。（家にはお金ないけど）

でも、今の情勢でドーーンと損をした。

一番落ちたとき、主人は損切りすることにした。

一瞬家のお金を借りようか？と思ったらしい。

でも、私が大反対すると思って、相談をせずに損切りした・・・。

その額は車が買えるほどだったらしい・・・（どんだけ持ってたんだ）

そしてその翌日、市場は持ち直し（？）、さらに主人は落ち込んだ・・・

損切りしなければよかったと・・・。

そんなに損するぐらいなら、家のお金、貸したのに。

（っていっても私のお金じゃないけど）

エスティマもてんてん(猫）も冷蔵庫も主人に借りて買ったんだから

そのお金を返す分ぐらい、渡せたのに。

それを聞いて主人はまたまた落ち込んだ・・・

でも気持ちを切り替えようと、がんばってるみたいだ。

そして、私が家のお金を使ってもよかったと言ったのをいいことに

こんなことを言ってきた。

「５００万やったら貸してくれた？」

「え・・・５００万・・・ちょっと微妙・・・。でも、長期にお金を預けたと

思えば、いいかもしれへんなぁ・・・。ぎりぎりＯＫだせたかも」

「じゃあ、１０００万は？それだけあったら、安心やってんけど。」

「そんなもん、出せるわけないやんっ！！こわっ！」

「そりゃそうやな・・・。ま、でも最悪、家売ったらいいと思っててんけどな」

「！！何いってんの？？だいたい、この家、お父さんの家やし」

「まあな。ははは！」

・・・。

この男・・・一体いくら負けたんだろう・・・

聞くのが怖い・・・