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2009年06月15日
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中学1年生のちぷおは反抗期でとってもえらそうだ。

自分がしてほしいことがある時だけ従順で、

それ以外のときはほんっとに生意気だ。

中学に入ってから、本当に腹が立ったとき、

私は思いついた。

お弁当で復讐してやる、と。

次の日のお弁当にちぷおの苦手なゆで卵を入れてやった。

それもゆでて殻を剥いただけのゆで卵をぼんっとまるまるひとつ。

(もちろん、他のおかずもいれたけど)


帰ってきたちぷおは、これがお仕置き弁当(またの名を報復弁当)とは知らずに

「お母さん・・・今日な・・・ちょっとだけお弁当残してん・・・。

がんばって食べてみたけど、どうしても食べられへんかってん・・・」と

お弁当箱を差し出した。


そこにはふた口ぐらいがんばって食べたゆで卵の残骸が残っていた。



そして、また月日は流れ(ってほんの数週間だけど)

ちぷおがまたまた生意気なことを言った次の日。

私は第2弾の報復弁当を作った。

前の日に半額で買っていたスーパーのお弁当のおかずを入れてやったのだ。

すると・・・


ちぷおは

「お母さん。今日のお弁当な。

今までで一番おいしかった!!特にあの肉が!また入れて!」

と感動した目をキラキラさせていた。


くーーーーっ!

ちぷお、それはスーパーのお弁当の生姜焼き。

お母さんだって自分で味付けした生姜焼き入れたことあるのに。


報復弁当だったのに全然報復にならなかったーーーっ!

屈辱・・・






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最終更新日  2009年06月27日 04時06分59秒
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