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カテゴリ:インド・乗り物
インドのどこでも見かける三輪タクシーの「オートリキシャ」は、本物(四輪という意味です)のタクシーより安く、また小回りも利いて狭い雑踏にもぐんぐん入っていけるので、とても気軽に利用できる庶民の足です。
ただしちょっと古い車体に当たってしまいますと、たまに途中でエンコ(死語ですかあ?)して修理待ちになってしまったり、新たなオートリキシャを探したりなんかしなければならなくなることもありますので注意が必要です。 さて、そんな風に割りとよく修理が必要になるオートリキシャなのですが、車体がとても軽いため、タイヤの交換などの時にはジャッキなんてものは必要ありません。一人が車体を持ち上げてるうちに、もう一人が棒や石などを車軸の下に入れるだけなのです。 さらには棒などを一切使わず、車体を塀などにナナメにもたれかけさせてるなんて光景も目にすることがあります。 上の写真は一応ちゃんとした整備工場(道端で営業してますけど)ですので、車軸の下に入っているのは専用の道具のようですが、でもジャッキではなくてやはりただの棒なのです。 こうして簡便な乗り物は簡便な方法で修理されているのですが、こんなに車体が軽いということはそれだけ車体を覆っている鉄板が薄いということになり、万が一大きな車と衝突なんて事態になったりしたら、それこそくしゃくしゃになってしまうのでしょう。くわばらくわばら。 でも、いくらくしゃくしゃになっても、きっとまたインドの腕利きの修理工の手によって再び走り回れるように直されることでしょう。 まあ、乗ってた人間の方はちゃんと治るかどうかわからないのですが・・・ ああ、くわばらくわばら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.09.13 09:42:36
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