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カテゴリ:インド・名所、旧跡、歴史
デリーからアグラを目指して国道2号線をひた走ること3時間、突如右前方に白亜のドームが見えて来ました。
おおっ、タージマハルだ! そうか、タージマハルはこんな国道沿いにあったのか。 それにしてもやけに早く到着したもんだなあ。 と思ったら違いました。 ここはマトゥラーという街(の郊外)らしく、従ってこの白い巨大建造物はタージマハルではないのです。 じゃあなんなんだ?と思われるでしょう。 ええ、ええ、そう思うのが普通です。ねえ、なんなんでしょうねえ、この建造物。私にもさっぱりわからないのです、わっはっはっ! とにかく前回(3年くらい前です。この写真は2008年3月のものです)ここを通った時は気がつかなかったので、その時はまだこの建物がなかったか、道が違うところを通っていたか、はたまた私が眠りこけていたかのいずれかだったのでしょう。 で、今回こいつを見て思わず「ちょっと寄ってみてえ~」と思ったのですが、なんせ先を急ぐ旅なもんですから寄れませんでした。 そんな風にこのマトゥラーという街は、アグラに向かう観光客の多くがさぁ~と素通りしてしまう街なのですが、実はヒンドゥー教のクリシュナ神生誕の地とされる聖地であり、またかつてはあのガンダーラ(現パキスタン)と並んで仏像美術のメッカ(仏教にこの言い方はないか・・・)だったところなのであります。 なのでここはぜひ時間を取って、じっくり見学してみる価値のあるところなのであります。 でも、今回はこのままアグラを目指してすっ飛ばしてしまうのでありました。 つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.09.13 11:37:59
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