260605 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

ラクダ隊商隊長の西方見聞録

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

プロフィール

ラクダ隊商の隊長

ラクダ隊商の隊長

カレンダー

カテゴリ

2009.01.09
XML
ファテプール・シクリの建造が始まったのは1571年、ムガル帝国第3代皇帝アクバルの命によってでした。

世継に恵まれなかったアクバルは、聖者サリーム・チシュティーから「間もなく男子を授かるであろう」との予言を受けたのですが、はたしてその予言通りに男子(第4代皇帝となるジャハンギール)が生まれたものですからそりゃあもう大喜び、その余勢を駆って命じたのが、「みなのもの、聖者の住む地に都を移せよ」だったのであります。

まあ子どもが生まれたくらいで新しい都を造っちゃうなんて、庶民の感覚からしたらオドロキ、モモノキ、カキ8年なわけですが、なんたってあーた、その頃のムガル帝国は飛ぶ鳥落とす勢いで勢力を拡大してたざんしょ、ですから新都のひとつやふたつ造るのなんてどーってことなかったんざーますのよお!おっほっほっほっほ! まあわかりやすく庶民のレベルに言いかえれば、おそらくバブルの時期に利殖目的でマンションを購入したのと同じ程度の感覚なのではないでしょうか。 あー、そう言えばムガル帝国の創始者はバーブルっていう人なのでした、関係ないですけど。

とまあ、子どもの出産祝いに造った都ではありますが、そこはやはり皇帝の住む都、それはもう贅の限りを尽くして造られておりますので、さっそくそこのブランド・ダルワーザ門から中に入ってみようと思うのですが、その前にこの門自体がでかいのなんのって、でかすぎて1枚の写真に収まりませんでしたので、上の写真と頭の中で組み合わせて想像してみて下さい。

しかもこの門は石段の上に建っているために、さらに威圧的に見えるのであります。

じゃ、中へと参りましょう。

​​​​​​​​現在インドの話題は「ラクダ隊商パインズクラブ」にて更新中です!​​​​





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2017.09.13 11:42:00



© Rakuten Group, Inc.
X