私は、できれば役員をやりたくないと思って、暮らしています。
それでも、子供が二人いますから、それなりにやらなくてはいけないこともあり
何度かやっています。
役員というのは、どんな人とやるのか、というのも重要なところです。
昨年の話なのですが、私は卒園アルバム作成のメンバーに立候補しました。
(やりたい人があまりいなくて、なかなか決まらなかったのでね)
学校と違って、保育園や幼稚園の場合、保護者がアルバムを作るんですよね。
いやあ、これはすごいことです。
やってみて初めて分かりましたが、結構大変な係でした。
しかも、去年はコロナの騒ぎで、役員決めが9月。
そこからアルバム作りがスタートしたので、とても遅かったのです。
行事も軒並み中止になったり、縮小になったりしました。
感染予防のために、保護者が園内で撮影するのも禁止になり、
集まって、話し合いや作業をするのも、時間制限が設けられました。
いつまた、休園措置が取られるかもわからない中で、従来のアルバムの内容を縮小し
なんとか、完成させるに至りました。
何しろ、行事がないせいで、写真がとても少なかったので、試行錯誤しました。
しかも、ほぼマスクをしてる写真。
まあ、これも、「あの時はみんなマスクしてたね~」って、和やかに振り返ることになるのでしょうか。
7月、アルバムが無事に出来、みんなに渡すことができて、ほっとしました。
それにしても、無償でやる役員の仕事、
もともと仲の良いお母さんとでも、やはり、仕事のようなアルバム作りというのは
勝手が違いました。
知らなかったような面が見えたり、自分とは違う考え方を顕著に感じることになったり。
みんな穏やかで、協力的な人たちだったので、なんとかなったものの
大勢が同じ方向を向き、役割分担をして、一つのものを完成させる難しさを
久々に痛感することとなりました。
というのは、仕事もやっぱり、そんな感じだったなということを思いだしたので。
でも、仕事の場合、納得いかないことがあっても、上のいうこと聞いてお金もらえるならいいや
って、割り切って考えて、あきらめるのも簡単でした。私の場合。
けどね、無償でやってるアルバム作成は、そうは思えないのです。
みんなも自分も、納得できるものを作りたいし、園や業者へ負担をかけてもいけない。
限られた予算の中で、良いものを作りたい。
本当に純粋な思いで、作ることができました。
結果、それぞれが得意なことを生かして、役割分担ができて、無理することなく、楽しく終わることができたのかなと思います。
最悪の場合、仲違いしてお別れってこともありますからね。
いい大人なんですが、やはり子供時代の時のようなもめ事や、ライングループのトラブルとか
あるもんなんですよ・・・。
みんな大人になってくれい・・ってことがね。
今回のことではないですが。
出来上がったアルバムは、子供が喜んで何度も見ていました。
お友達のお母さんからも、感謝の言葉をもらいました。
ああ、良かった。
今年の四月から、それぞれが小学校へ上がり、アルバムの引き渡し以降、みんなに会えていませんが
最後に貴重な体験ができて、良かったなと思います。
またやりたいかと言われたら、やりたくないですねー。
気持ちと時間に余裕がないと、とてもじゃないけどできません。
そして今年は、上の子の方で役員をやっています。
こちらも、メンバーに恵まれ、ありがたいです。
そして、コロナの影響で行事がなくなり、出番も減り、だいぶ楽です。
上の子は受験生ですから、なるべくそっちに集中したいですし、良かったです。
コロナのお陰で、大変なこともありますが
色んな無駄を見直して、縮小したり、工夫をこらしたりしたのは、良かったのかもしれません。
役員に関しては、ほんとに負担を減らす方向で、改善していくと良いなと
この度は非常に感じました。
下の子は小学一年生なので、まだ役員がまわってきてしまいます。
保護者の負担が少なく、改善されていきますように。