カテゴリ:英語教育
最近、吸収力のいい子とそうでない子を目の当たりにしていて、いろいろと感じることがあります。
単語をノートに何度も書いてくるのに、単語テストをすると、何故か、毎回、合格できない(10問中8問以上正解で合格)生徒がいます。 かと思うと、何も宿題をやってこないのに、レッスンのはじめの数分で、本文の暗唱・暗写をこともなげにやってしまう生徒もいます。 同じ1時間、英語を勉強しても、吸収する量が全く違うんです。 できない生徒は、「自分は宿題をやって来ているのに、やってきていない生徒が(合格しているという理由で)宿題をやってこなくても文句を言われない」と文句を言いますが、いくら宿題をやってきても、結果が出せていないので仕方がありません。 これって、生まれつきの頭のよさの違いなのか、後天的なものなのか、実験して比較できないので、何が原因なのかはわからないのですが、同じ時間勉強をしても、その成果があまりにも違うというケースを見ていて、小学校の時期になんとかできなかったのかしら?と思ってしまいます。 できない生徒は、簡単な文章の主語や動詞すらわかりません。 この手の問題は、小学校の時からいつもできなかったと子ども達は言いますが、小学校の間に、親や先生がなんとかすることはできなかったのでしょうか? 動詞がわからないので、進行形にしなさいという問題では、 That is girling plays the piano.なんていう珍解答に出会ったこともあります。 また、「その男の子はサッカーをします。」という日本語の文章の述語はどれですか? という問題に、「男の子」と答える生徒もいました。 どうしてかと理由を聞くと、「男の子は動き回るから、動詞」だという返事でした・・・。 さすがに、何度も、「動詞は動作(動き)を表す言葉だ」という説明を聞いて、その点は、理解できているのですが、そういう捕え方になってしまうのです。 ・・・これって、もう、英語力以前の問題ですよね、、、。 そして、一番困るのが、詳しく説明して、生徒もその場では納得して理解するのだけど、数日後、また、「この文の主語はどれ?」という質問をすると、トンチンカンな答えが返って来る場合です。 小学校の低学年の生徒でもわかるような問題なのに、中学生がわからないという事実に、驚いてもいますし、また、何度も説明して、その時点では理解しているのに、しばらくたつと忘れてしまって、全く定着していない&本人にもやる気が全くないという現実にも、戸惑っています。 ということで、小学生のお子さんをお持ちのお母様方、是非、小学校の間に、お子さんが、せめて、簡単な文章の主語や述語がわかるようにしておいてあげてください。 その辺の基本がわかっていてくれないと、いくら英語を教えようと思っても、積み重なっていってくれません。 小学校のうちに、もう少し頭を鍛えておいてくれたら、もっと吸収力や定着率が高くなったんじゃないのかしら?と感じることが多いので、身体だけでなく、頭も鍛えておいてくださいね。(って、この日記を読んでくださっている方のお子様は、きっとおできになると思うんで心配はないと思うのですが、特に田舎では、全く子どもの教育に無関心な親も多いというのが実情です) 小学校の2~3年生位からのワークブックに、主語や述語に関する問題がちゃんと出ていますから、是非、押さえて置いてください。 また、さらに、その上をめざしたいというお子さんには、↓がお薦めです。 このワーク、予備校のカリスマ講師が作ったもので、これで、力を伸ばしている生徒さんがかなりいるようです。 一応小学校4年生以上が対象です。 国語が出来るお子さんは英語もできる、という場合が多く、いくら小さな時に英語の勉強をしていても、学校で国語の成績が(5段階で)2や3の生徒が、英語で5をとるということはあまりないようです。 逆に、飲み込みのいい生徒は、中学、または、小学校高学年で英語の勉強を始めても、英語もそこそこできるようになるようです。 追記:全くその逆のケースもありますので、必要以上に勉強をさせるのも、問題かもしれませんので、お母様が子どもの様子をよく見て決めてくださいね。 小さな時からお稽古事漬けで、それでも成績が伸びなくて、暴力をふるわれて育っているお子さんもいるようなので、必要以上に期待を掛けるのも疑問です。 要するにバランスということでしょうか? ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ゲーム感覚で英語を、ということで、今度、「えいご漬け」のDS版がでますね。 これ、まだ、発売前なのに、予約段階で在庫切れが出ているお店があって、かなりの人気のようです。 興味のある方は、是非、覗いてみてくださいね! あと、↓の「もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング」も出ていますね。 これは、娘がやりたいということで最近購入したのですが、娘は、かなり面白がってやっています。 聖徳太子ゲーム(3人が一度にいう単語を聞き取って書き出すゲーム)や、楽譜をみて、曲を演奏するゲームなど、新しいゲームがたくさんあるらしく、はまる人には、はまるゲームのようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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