カテゴリ:世の中の出来事
「質問に答えられない人は切ります」と話した後、
答えに詰まった男子生徒の顔に刃を出したカッターナイフを近づけていたことが分かった。 同中によると、教諭は4月13日、1年生の美術の授業で、生徒約30人に色の種類を質問 教材のこん包を解くためにポケットに入れていたカッターナイフを、 男子生徒の顔の約20~30センチまで近づけたという。 また、女子生徒2人にも離れたところから、刃を出したカッターナイフを見せながら質問した。 学校側は翌日、保護者からの苦情で知り、福元校長と教諭が生徒と保護者に謝罪した。 教諭は「授業に緊張感を持たせようと思ってやった。 後で事の重大性に気づいた。申し訳ない」と話しているという。 という事件が少し前にあった。 教育は難しいと思う。 時々ニュースの特番などで、不登校・引きこもりを治すカリスマ女性教育者を見かける。 ドスの聞いた声で怒鳴る、いや叱り付ける姿。 私が引きこもりなら、ますます引き篭もっちゃいそうだけど。 「問題のある子供の姿は、そのまま親の姿。親が変われば子供も変わる!!!」 問題は家庭の中だけかな・・・。 そういう風にひとくくりにされてもなぁ、って思う。 子供それぞれ、人間それぞれに個性があってどれが正解なんて言えないと思うのだ。 ひとつの型にはめてしまうのは怖い。 基本的には教育現場での「体罰」はないに越したことはないと思う。 また教師が感情的には、ならない方がよいと思う。 場合によっては、教師が理性を超えて感情的になって初めて相手に伝わる時もあると思うし 「体罰」のよって良い方向に向くこともあるだろう。 だが今回の事件の場合は論外に感じる。 後で重大性に気づいた、と言うのは言い訳にしか感じない、 この教師の資質がそうさせたのだと思う。 自分も痛い思いをする、自分の手で殴るわけでない、凶器を使って脅かす、 その中には教育に対する愛情は感じられない。 極論を言えば教師は生徒に知識だけを教えればいいとも思う。 しかし、この教師は自身の負の部分を生徒に押し付けているような気がしてならない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/05/13 01:17:45 PM
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