カテゴリ:書籍
昨日久しぶりに新どっちの料理ショーの後半を見た。
少数意見の人間は、切り捨てられるという世の中の掟のもと成り立っている番組だ。 今回のテーマ『牛肉 VS.マグロ』 マグロ好きでない私でも、マグロを選ぶだろうと思ったら、まぐろの勝ち。 やった!、、、でも食べられないけど。 魚の方がストーリー作りやすいものね。 海の男 対 巨大魚って。 牛で物語を作りすぎると、『ドナドナ』っぽくなりそう。 前半みていないので、どのような展開されたのかわかりませんが。 ところで別役実の『当世の悪魔の辞典』。 日記を書き始めた頃、面白いとのコメントを戴いていた。 本屋で目に飛び込んできたのでお買い上げ。 〔食べ物〕たべもの かつてクジラは食べ物の一種であったが、現在では我々の仲間である。 つまり「食べ物」とは、進化して知識を身につければ、やがて我々の仲間となるもののことである。 〔動物〕どうぶつ 人間は≪動物≫を食べてもいい。一方≪動物≫は人間を食べてはいけない。 ただ最近、この考え方にはやや反省がみられ、人間が食べてはならない≪動物≫の存在を いくつか認めることになった。 しかしまだ、人間を食べてもいい≪動物≫の存在はみとめられていない。 このあたりは、不公平ではないだろうか。 とある。前書きが面白い。 要約 正しい読み方はないが、「こう読んで欲しい」というのはあると書いてある。 辞典であるので、どこから読みはじめてどこでやめてもかまわないということ。 一番いいのは、本を空中に放り投げ、落ちて開いた頁を読む。 この方法の長所は、読書家が陥りがちな運動不足を解消してくれる。 欠点はその所作が面白くなり、読む事がおろそかになること。 そうしているうちに本は読み終わると同時に本でなくなる。さっぱりする。 内容が気に入って蔵書にしたい場合、もう一冊購入すればいい。 面白さの秘訣はマジメ(本人は笑っていない)に書いている所だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[書籍] カテゴリの最新記事
|
|