『モディリアーニ ~真実の愛~』
先日の美の巨人は、モディリアーニだった。一年前にも『おさげ髪の少女』でモディリアーニを取り上げていた。こんな短いスパンで再登場とはめったにない、何故?と思っていたら、映画の場面が多用されていた、新作映画とのタイアップみたい。それにしても、真実の愛ってなんか安っぽくありません?安っぽさがウリの映画もあるけれど、この映画は違うだろうに。モディリアーニを描いた映画は『モンパルナスの灯』がある。こちらの邦題のほうが断然素敵。今回の映画、主演はアンディ・ガルシア。イメージ違う、私が思っているだけかしら。妻のジャンヌを演じる女優さんは知らない方(エルザ・ジルベルスタイン)ですが、ちょっと見た感じ、いかにもフランスの女優さんっぽい。少し、たれ目がち。イザベル・アジャーニやソフィー・マルソーなどの系譜。イザベル・アジャーニは30台後半の時に『可愛いだけじゃダメかしら』なんて言えるから凄い。イザベル・アジャーニと十朱幸代の若さは私にとって驚異です。