断捨離したもの 『フランス人形と市松人形』
以前から処分したかったけれど出来なかったもの。結婚祝いで貰ったフランス人形と、長女の初節句に母に買ってもらった市松人形。わたしが結婚した当時は、結婚祝いにフランス人形を貰うのって定番でした。多分母の友人から頂いたのだと思うけれど、貰った当初からその存在に正直違和感。白一色で、品の良いお顔。品物としてはとても良い物だとは思っていたけれど、ガラスケースに入ったそのお人形は大きくて、新婚当初のアパートには持って行けず実家に置いたまま。そして市松人形は昔ながらの日本人形。子ども達は小さい頃から「怖い」と言っていました。2体ともどう処分してよいのかわからず、床の間に置いたまま。和室の床の間の特等席に行き場を失った人形を置いておくのがもったいなくて、人形供養をしてくれる所を調べてみました。以前人形供養をしてくれると聞いたことがある観音様に電話してみると、「もうやっていません」との返事。他の神社に電話してみると、実物を見ないとわからないけれどだいたい1体10,000円くらいとの返事。インターネットで調べると、ありました葬儀会館 ティアの人形供養。ちょうど近場で予約不要で実施されていたので、2体持って行ってきました。但し、ガラスケースは引き取り不可。ティア会員は無料、非会員は1,000円。祭壇前にはフランス人形・日本人形・ぬいぐるみ等々が並べられ、我が家のフランス人形と市松人形は中央に並べてもらえました。ご焼香台も用意され、丁寧に手を合わせてきました。以前から入会金のみの葬儀場の会員制度に興味がありました。今月いっぱいは2人で10,000円、そして今日入会すると人形供養代も無料になるとの事で、「もう少し考えてからで良いんでない」と言う主人に、「とりあえず、お守り代わり」と納得させ入会。まだまだ終活には早い年齢だけれど、身軽な老後を迎えるために必要でないものの断捨離は続きます…