孫の自然観察 『カブトムシの羽化』そして、ミニ譲渡会!
自然が大好きな主人、63歳児。孫のため…と言いながら、イロイロな生物を見せたり捕獲したりしているけれど、結局は一番自分が楽しんでいます。昨夏、ホームセンターで買ってきたカブトムシのペア。オスはすぐに死んでしまい、孫に死んだ事を気付かれないように、あわててもう一回オスを買いに行った主人。初めて飼育したのに、メスはたくさんの卵を産み、その後順調に幼虫に。えっ、カブトムシの飼育ってこんなに簡単なのと思うくらい、ゴロゴロと幼虫になりました。その数、40数個断捨離に励むわたしの意志とは反対に、衣装ケース3個分での越冬が始まりました。そして、2月にはすくすくと幼虫に。問題はこの大量のカブトムシの行く先。幼虫のうちから主人はイロイロな人に声を掛けるも、なかなか欲しい人がいない。昆虫が苦手な若い男性も多いし、本人は欲しがっても奥さんがだったり長女の仕事先のパートさんの息子さんがカブトムシが大好きとの事で、15個ほど入った衣装ケースを1つ貰ってくれる事になりホッ。随分喜んでいたみたい。6月6日に渡したのはコレ。まだサナギだったので、土の中に埋まったまま。でも透明な衣装ケースの外からはサナギの様子が確認できます。これは昆虫好きな男の子からしたらたまらないだろうなぁ。そして、先週あたりからカブトムシを置いてあった仏間からカサカサ音。幼虫からサナギに変わる時もカサカサしていたけれど、今度は成虫になる音ね。気が付くと残った衣装ケース2個は車庫に出されて段ボールをかぶせてあり、中からカサカサカサカサ。家族以外でここを通るのはガスの検針員さんくらい。でもあまりにも音がするので、何かを閉じ込めて虐待していると思われると嫌なので、念のため『かぶとむし』と書いておきました。出来上がった成虫は衣装ケースから出して別の容器に。数は圧倒的にオスが多い。観察する孫2人。運よく、羽を広げて飛ぶ様子を見ることが出来ました。そして、知らぬ間に主人がご近所に「カブトムシ、要らない」と営業活動。肌シャツ、短パンのほぼ山下清スタイルで…ご近所、同じ町内と言っても、道筋が違うとほとんどお付き合いもないのに、小学生くらいの男の子がいそうなお宅を狙い撃ち。お隣は幼稚園年中さんの女の子だけれど、一応声を掛けたみたい。結果、100%の成功率。若いご夫婦3組、カブトムシを貰いにやってきました。衣装ケースにたくさんいるカブトムシを見たお父さんからは、「プロやん」とお褒めの言葉を頂いたようで主人はご満悦。お隣は女の子なので、ママ友に聞いて欲しい人がいたからください、と貰ってくれました。そして、その後追加でオスもう一匹貰えますかと来られ、渡していました。3ペア、2ペア…と太っ腹にプレゼント。我が家に残ったのはほんの数匹。ご近所でカブトムシおじさんと有名になりそうカブトムシの飼育も今回限りにしてもらいたいけれど、どうなることやら…