pipopa×pipopa

[映画・ビデオ・舞台感想] カテゴリの記事

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• ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団

  残業続きと、パニック発作続きでボロボロの今月・・・しかし、せっかく休んだんだから何か休みらしいことをせねば～～っとハリポタへ。仕方ないけど、随分ハショってました。映像は相変わらずキレイです。ゲイリー・オールドマンがもう見れない？のかと思うと残念（ア～メン）ハリーのケツ顎が一層割れているように思えました・・・先生方・・・やはりお年をとりましたね～生徒達があんなに大きくなるんだもの。最期までこのメンバーで演って欲しいと思うのですが・・・変人ルーナ役の子（イヴァナ・リンチ）妖精のような雰囲気のあるキレイな子でした。将来が楽しみだわ～（原作読んだ限りではもっとイタイ系が出てくると思ってたけど）と、このような当たり障りの無い感想はさて置き・・・今回のハリポタでの最大の親子で一致する感想は・・・ピンクと花柄とレースに塗れたウザい小デブおばさんドローレス・アンブリッジ（ イメルダ・スタウントン）が・・・　　　元義母にうり双子・・・顔・体型は言うまでもなく、あの優しそうに喋りながら有無を言わさず押し付ける話し方・・・親子二人で嫌な汗（わたしゃ半泣き）映画館を出て我らの最初の会話・・・　「あのオバチャン」（私）『お婆ちゃんソックリ」（息子）今回程、ハリーに感情移入して見たことはなかったかも・・・

  2007年08月13日

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• 森山開次--KATANA--

  HEP HALLの「キリンダンスネットワーク・森山開次『KATANA』」を観る。何の予備知識も持たずに観た「クラリモンド」で森山氏のダンスに心奪われた私は今回も何の予備知識もなくフラフラ～っと行ってしまいました。「クラリモンド」では妖艶なダンスを踊られた森山氏ですがNHK教育で放送中の「からだであそぼ」での毎朝不思議な動きをされる様子は彼の表現力と発想に感嘆しつつも、ちょっと変な人っぽくて朝から癒されます（笑）そして今回は柔らかく柔らかくヒラヒラ動く朝の顔とも、エロチックで情熱激なクラリモンドの顔とも違う彼を紹介する言葉「空間を切り裂く」という顔だったのだろうか？勝手な解釈ですが・・・厳しく苦悶し、一心不乱の狂気、そして幽玄、昇華・・・そんなイメージでした（意味不明）真っ暗な闇・・・かすかに振動を感じる。振動はやがてノイズとなり両耳をゆっくりと覆い体中をスッポリ包み込んでしまう。片足立ちでステージ上に佇む森山氏も振動に呼応して体が揺れる。音楽という音楽はなく、ノイズの音楽・・・（難解）息が詰まりそうな、身じろぎもはばかられるような、彼の動き。上半身裸の（下半身もほぼむき出し）暗がりから浮き上がる白い筋肉までもが霊的というか、神懸かり的で息を呑みます。その位置で、そのポーズで、その体制で．．．止まるのか？ねじるのか？暗がりの中に浮き上がる白い白い苦悶な肉体。そして天井からボトリ、ボトリと落ちて来る真っ赤な椿（ちょっと怖い）ゾゾゾゾ～～～っと鳥肌・・・恐怖と美しさに酔ってしまいます。そして舞台上の四角いラインの上をズイズイと憑かれたようにすり足でぐるぐる回る（かなり怖い）能楽師津村禮次郎氏の謡が入りダンスというより能の鬼のようで鬼気迫ります。そして最期にハラハラと降り注ぐ桜吹雪・・・（だと思ってましたが雪？）昇華・・・・したんですね？外はとても暑かったんですが観賞後は何か高野山にでも行ったような厳粛な気分でした・・・＜舞台後のアフタートーク＞「舞台後は・・・頭がまわらないんです・・・」と訥々と話す森山氏。とてもピュアな・・・森の精霊のようなお方ですね。この作品を作るにあたり、公演で使いたくてご近所の椿の花を拾い集めたとか。「この格好ですので・・・TVにも出てますし・・・怪しまれないように帚とチリトリ持って・・・」段ボール４箱もの椿を集めてドライフラワーにしたり冷凍したりと試行錯誤。結局断念して自ら手作りした椿が５００個、ボトリボトリ降り注いでたんですね・・・「昼は舞台の練習で・・・夜は椿作ってました・・・」なんてピュアな人なんでしょう・・・会場からの質問にも、一つ一つ噛み締めるようにポツリポツリと答える。お子さん連れのお母さんからの質問で、寝ちゃった子供を見つめながら「眠っちゃったね～今日は怖かったもんね～」と微笑する姿に危うく悶絶しそうになりました。「オーラの泉」的に言えば、彼の前世は精霊だったに違いない・・・（意味不明）

  2006年09月10日

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• ガッカリだよォオ！！

  「ブレイブストーリ」観てきました（トホホ）・・・・んなこったろ～とは薄々予想はしてたんだけどね・・・ヒド過ぎぢゃわざわざ映画館で観なくても・・・って思ってたのに息子にせがまれてね～しかも息子の友達連中まで連れて（しかも私のオゴリ）どうせ金使うなら納得のいく金を使いたいよな．．．宮部みゆき氏がよくこんな脚本での映画化許したもんだ・・・ハリポタ作者程こだわれとは言わんが、も～～少しどうにかしてよ。あたしゃ、この原作スッゲ～好きなんだよ～だからここまで薄っぺらに作られてしまうと鼻水垂らしちゃう程呆れちゃったよ（唖然）ファンタージーの中にダークな「家庭の事情」やら大人の身勝手さやら酸いも甘いもミソも糞も踏み越えてそれでも地球は回ってる的な要素が織り交ぜられた（意味不明）宮部ワールドをポケモンより軽いタッチに仕上げてくれてます（呆れ）ウエンツ君の声は結構良かったけどね・・・

  2006年07月16日

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• OUR HOUSE

  ＜過去日記です＞今年に入ってから・・・というか、息子が中学に上がってから手がかからなくなった？？というか・・・息子が母親に付合ってくれなくなったのを良いことに舞台通いにハジケまくっている母。体調不良と「家庭の事情」の合間を縫うように、５月からの舞台系一人部活動もそろそろ一段落。待ちに待った「OUR HOUSE」の初日である♪劇団☆新感線の「SHIROH」を観て以来、中川晃教氏の美声にスッカリ参ってしまったもんだから体の具合が悪いのも何のその、イソイソと朝から息子の夕食を仕込み、出社しても気もそぞろ。＜あらすじ＞あの時、あんなことをしなければ・・・もし、あの時違う選択をしていたら？違う人生だったんじゃないか・・・ロンドンの下町で暮らすジョー（中川晃教）は１６才の誕生日にガールフレンドのサラと立入り禁止のビルに忍び込み警察に追われる羽目になる。その時、サラを気遣うこともなく警察から逃げ切ったジョーは悪の道へと進む。悪徳商売で大儲けして上手に世間を渡って行く（悪いジョー）一方、素直に警察に捕まり鑑別所に行くことになるジョーは正直だが不器用な負け犬人生を歩む（良いジョー）死んだ父親の霊（今井清隆）を進行役に、それぞれの選択からショーが分裂してスタートする二つの物語。＜感想＞まず・・・中川氏の黒髪短髪の学生服姿に脱帽（笑）１６才に見えますよ・・・一番ティーンエンジャーらしかったっすよ悪友リーシー（池田成志）の「俺たち１６才」宣言に会場が爆笑してしまう中でなんでしょう？？あの初々しさは？？思いっきり少年だよ～～～そして黒スーツの（悪ジョー）から白ジャージの（善ジョー）への早変わりもお見事☆・・・・ただね～～～何の予備知識もない観劇ドシロートの私は中川氏の美声が聴きたくて行ったのでマッドネスの音楽ぢゃ～聞かせる系ではないのでね～～～ノリノリで拍手喝采アンコール要求の客席でしたが、私としては不完全燃焼でしたね（トホホ）って、「OUR HOUSE」はマッドネス三昧のミュージカルっしょ！って言われたらそれまでですが・・・だって、だって～なんちゃってミュージカル系が好きなんだもの～～池田成志氏、生で観るのは初めてなんですがイイですね～NHK朝の連ドラ「春よ、来い」のハルキの旦那役の時は「パッとしない人」役だったのであんまし記憶に残らなかったのですが劇団☆新感線の舞台DVDを観てから見解を改め、「天保十二年のシェークスピア」九郎治役でメガネ姿のニヒル？な笑いにメガネフェチの私はイチコロに（そこに食いつくのか？？）今回も池田氏の芸達者ぶりが会場を沸かせてましたな～しかし・・・「女を釣る」というセリフのシーンで釣りのポーズを取りながら「てん・・・ぽ～～ザン！」（天保山）って言うのは頂けませんよ（貰い泣き）大阪サービスだからって・・・海（天保山）だからって・・・そのアドリブは・・・苦し過ぎっすあと・・・瀬戸カトリーヌ譲が「世界ふしぎ発見」で見るよりキュートでしたね。うん、彼女はイギリスの女子高生に見えたよ・・・というように観劇中に余計なことばかり考えていたんだよな～～私ってば。

  2006年07月13日

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• 新感線まつりと地球ゴージャス

  今週は「地球ゴーシャス」もあるし「メタルマクベス」もある。おまけに劇団☆新感線まつりも重なって鼻血が出そうな程濃厚な一週間です。その間を縫ってPTAと「家庭の事情」と病院通い・・・そして息子は期末テスト（笑）怒濤のような６月です。ああ、なんでこんなに見たい舞台が重なるんだろう。チケット代のカード請求も同時期にくるし時間と金のやりくりもたいへんだわ（>＿

  2006年06月27日

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• 劇団☆新感線まつり「天保十二年のシェイクスピア」

  昨日から「メタルマクベス」公演と連動して梅田で「劇団☆新感線まつり」が行われている。毎日三作品、”ひたすら新感線舞台DVDをダラダラ流すだけのイベント”と言いながらも舞台と違ってチケ代は千円だし、お家でDVDでみるより大迫力だしという大変有り難い企画っす。観たかった作品があり過ぎて、どれをチョイスするか迷いどころなんですが（ハフ～～ン）いくら休日だからって体調最悪時に三作品は無謀だろうと１回目の「骸骨城」は諦めて２回目の「野獣朗」は間に合わず、最終の「天保十二年のシェイクスピア」を観る。＜あらすじ＞時は天保、下総の国、清滝村という宿場町。一帯を仕切る老侠客＜鰤の十兵衛＞は三人の娘達に家業をゆずり楽隠居することにする。本心は心優しい末娘のお光（沢口靖子）に譲りたいと思っていた十兵衛だが「三人のうち誰がこのおとっつぁんを大事にするつもりか、その心がけに応じて縄張りを分け与えよう。」と建前上三人の娘達に問いかける。父の言葉に色めき立ち、縄張り欲しさに美辞麗句で飾り立てた心にも無い口からでまかせを言う姉達二人。それに対し馬鹿正直に歯の浮くような台詞も吐けず、だただ地味な父への愛情だけを語る口べたなお光。末娘の朴訥とした態度にじれったくなりハッパをかけるつもりで十兵衛は「でて行け」と怒鳴ってしまう。お光は父の怒りを買ったと思い込み自ら家を飛び出してしまう。お光が出奔して３年、残った二人の邪悪な娘、お文・お里は自分たちの亭主を親分にして縄張り争いのまっただ中。そこに左足を引きずったせむしで顔に火傷のある無宿者・佐渡の三世次（上川）がこの地に舞い戻ってくる。＜感想＞「リア王」「リチャード三世」「ハムレット」「マクベス」「ロミオとジュリエット」と時代劇に随所にシェイクスピアを織り込んであまり詳しくない私にも着いて行けます。せむしで片足を引きずり顔は大やけどの痕がある醜い悪役を演じる上川さん・・・あなたカッコ良過ぎです・・・月影千草のようなロン毛がまた素敵♪ちっとも凶悪そうにも醜くも見えないし・・・私がお光なら喜んで着いて行っちゃうわ（ヲイ）悪役っていうより不器用で可哀想な男って感じで私なら同情して着いて行っちゃう（もうええって）悲しいかな・・・悪役は無理かもしれませんね・・・声と言い立ち振る舞いと言い、どうしても正統波のまじめな人キャラなんだもの・・・デキスギ君やタキシード仮面様（古っ）にはなれてもジャイアンやスネ夫にはなれないんですぅ～阿部サダヲ君が予想通り光ってます。ほんと芸達者ですよね。動きにキレがあってアニメキャラみたいに早く動くんだもん。歌ってるとこがまたイイんだよ～～声がカッコイイったらありゃしない。ヒロイン沢口氏よりストーリーテラーの熊谷真美氏のが光ってましたね。沢口氏はどこまで行っても沢口靖子だもんな・・・キレイなんだけど・・・そして池田成志氏のメガネ姿の蝮の九郎治（すぐ殺されちゃうんですが）にはホホ～ォああ、メガネフェチの私には堪んなかったっす♪でも・・・正直言うと・・・やっぱり野獣朗観た方が良かったかも・・・？って感想です。

  2006年06月25日

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• 「功名が辻」

  カウントダウン”本能寺”、いよいよ不気味さを増していく舘信長。最初に舘信長を見た時は、滑舌悪ぅ～～～何言ってるのか分かんないよって感想でしたが・・・番組開始当時は「功名が辻」舘信長を見た後に、竹内豊の「輪舞」を見るというのが日曜夜の恒例だった為、うちの部長も滑舌が非常に悪いので陰で「滑舌悪くて許されるのは男前だけだっつーの」という陰口が勤務先で横行する程、舘ひろし＆竹野内豊の滑舌の悪さには定評？があった程（笑）（舘ひろしが男前と思うかどうかは私の意見は述べますまい）しかし、回を追うごとに舘信長、いい感じです♪不気味で冷酷無慈悲な俺様系（って言うと器が小さすぎるか）君主で威圧オーラがゴォォオ～～って感じ。本日の信長どアップ、RPGの魔王的で撮影チームも調子に乗ってるよ～お♪色々な信長役がおりましたが私の中で一番好きだったのは高橋幸治氏の信長（黄金の日々）「女太閤記」の藤岡弘信長は本能寺が近づくにつれ当時は「まだ殺さないで～」という投書が相次いだとかで幼少時から既に特撮ファンだった私も分けも分からず藤岡信長に黄色い声援を送ったものです。その二年後の「徳川家康」の役所広司信長は特撮系ではないということで記憶に残らず。緒形直人信長に至っては「「アテブレーベ！オブリガード！」しか覚えておりません・・・渡信長や 反町信長ってのもおりましたね～あ・・・藤木君も「太閤記~サルと呼ばれた男~ 」で信長でしたな・・・（ノーコメント）（ちなみに村上君も『恋の骨折り損？』って舞台で信長役です、観とりませんが）上川さん目的で今クールの大河を見始めましたが、なかなか面白いです。榎本明の秀吉なんてビジュアル的にも一番ピッタシだと思いますし・・・しかし、舘ひろし信長がダントツでヒットかな～いよいよ、来週が「本能寺の変」、乞うご期待してます♪

  2006年06月04日

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• 「まとまったお金の唄」

  ネタバレあり「まとまったお金の唄」＜作・演出＞　松尾スズキ ＜出演＞　阿部サダヲ、市川実和子、宮藤官九郎、伊勢志摩、村杉蝉之介、荒川良々、　　　　　近藤公園、平岩紙、内田滋、菅原永二、松尾スズキ＜あらすじ＞場所は大阪、時は”おおちゃか万博”の７０年代。多額の借金を残して行方不明だった父親が”太陽の塔”建設現場から転落死。残された家族にワラワラと襲いかかる不幸・・・そして母ヒトエ(荒川良々)と長女ヒカル(阿部サダヲ)、次女スミレ(市川美和子)は“まとまったお金”に翻弄されていく。家の離れには革命家（伊勢志摩）とそれを慕うウンコ学者（宮藤官九郎）、借金取りの親子（村杉蝉之介、近藤公園）美形の浮浪児（内田滋）、そして謎の”芸術は爆発だ”オッサン（松尾ススギ）がハチャメチャに入り乱れる。（すげ～アバウトな説明）大阪厚生年金ホール、場内満員。劇中、絶え間なく繰り広げる下世話なギャグに会場笑いっ放し・・・懐かしのギャグから意味不明系までとにかくゲラゲラ。内容的にはかなりダークな内容なんだけど、バタバタドタドタと笑わせてくれる。荒川良々のオフクロ役もハマリ役☆クドカンの関西弁もヨカッタ☆でも、やはり出てきただけでドッパーーっとエネルギーを感じるのは阿部サダヲ♪歌わせてもキレさせてもハイテンションで目が釘付け。ちょっとB級コテコテのジェットコースターに乗って遊んだような気分。観終わった後には軽いスポーツをしたような爽快な気分間違いなし。・・・ただ、しかし・・・私はビデオでもいいかな・・・（ヲイ）

  2006年06月01日

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• クラリモンド

  「クラリモンド」観てきました♪特に誰かのファンってわけでもなく、な～んとなくチケットを買ってしまったのですがもう・・・三人？の悪魔達、舘形比呂一氏・森山開次氏・熊谷和徳氏のダンスの迫力に圧倒されっぱなし。熊谷和徳氏の重厚なタップの迫力！タップというのは私の勝手なイメージですが軽快で陽気なものだと思っておりましたが・・・あんなに地獄の奥底からドコドコと湧き出て来るマグマのような重低音なタップを初めて知りました。並んで踊る舘形比呂一氏と森山開次氏のダンスは、一人一人に目を奪われてしまい同時に二人を脳に焼き付けることが出来ないのを心底残念に思う程、観ているこちらが焦る程、鳥肌。森山開次氏の悪魔が、髪の毛までも意思を持って動かしているかのように野生的でスリリングなエロチシズムを感じさせる炎のような魔であるならば舘形比呂一氏の悪魔は対照的に、重心をずらさず滑るように踊る冷徹で知的な冷ややかな魔である。二人の妖艶な悪魔の踊りは脳のみならず子宮まで感動させてくれました（ウットリ）正直・・・主役の魔性の女クラリモンド（安寿ミラ）と若い僧侶ロミュオ(貴水博之)にはほとんど目がいっておりません（汗）貴水博之氏においてはあまりの音ハズシっぷりに観てなかったと言っても過言ではありますまい・・・カーテンコールは三回。３回目には拍手喝采の観客席に向かって出演者達が拍手返しで応え熊谷氏のタップ披露に少しだけでしたが舘形氏と森山氏がダンスで応えるという嬉しいサービス付き。しきりに「ヒロ～」という声援が飛んでおりましたが私はてっきり舘形比呂一氏のことだと思っておりました・・・違うかったんですね（ファンの皆様すいません）いや～、ダンス・・・ホントに素敵な舞台でした（ヲイ）

  2006年05月31日

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• ナルニア国物語

  「ライオンと魔女」という本に出会ったのはまだ私が小学校５年生の夏だった。読書少女だった私は近くの蔵書数の少ない子供文庫の本を読みあさってしまい夏の間、電車に乗って隣の市のお城のすぐそばにある図書館に通ったものだ。白鳥やら水鳥のいるお堀を眺めながら、蝉の声と木々の葉ずれの音を聞きながら人通りの少ない櫓近くの石段を上り走って行く（気分は赤毛のアン）誰もいない道を一人行きながら、このまま蓮の池に沈んだら誰にもみつけられないかもしれないと怖いような、小気味のいいような不思議な感覚に陥ったものだ。当時、ちょうど姉が情緒不安定になり荒れだした頃でお城近くのカウンセリングに通っていたのだ。母は姉に掛かりっきりで、父のアル中による暴力も酷くなり出した頃。取りあえず三食与えられ生かしてもらっているというだけで家族の誰も私には興味を示さなかった。極端に内気だった私には友達も少なく世の中の誰もが私には興味を持たないのだろうと思っていた。そんな頃に出会った一冊の本・・・洋服ダンスの扉の向こうの違う世界へ行けるお話。とても魅力的だった。雪の中にポツンと佇む街灯の挿絵が印象的だった。私もこのまま違う世界へ行ってしまいたい・・・夢見るように貪り読んだお話である。高校生の頃、読み終えてなかった続き全巻を読むことが出来て最後のオチに納得出来ずアスラン症候群から醒めることになるまで私のどこかへ行ってしまいたい病は続くのだが・・・いい思い出なのか辛い思い出なのか分からない感想を持つ本なので息子には勧めたことはない。ただ映像で観るのなら、先に本で体験して欲しかったかな～っとも思う。児童向けの作品の映画化なんで気楽に観れます。映像もとてもキレイ。精密な特殊メイクと最新CGの出来はスバラシイ。タムナスさんなんて本から抜け出したかのようにシックリきてます。ただ、ロード・オブ・ザ・リングと比べるとストーリーに激しく見劣りがするかな～そりゃ子供むけだもんね・・・勿論、子供は喜んでましたよ～最近の子供達はCGの発達で今まで映像に出来なかったファンタジーを実写で観ることが出来て幸せだな～って思う反面、何もかも簡単に見せてもらえて自分で原作を読んだわけではないのに全てを知った気分になるってどうなんだろう？って疑問に思います。壮大な物語を数時間に圧縮するわけだからストーリーも変わってくるわけだし・・・ゲド戦記の映画化もなんだか複雑な気分、ゲドって宮崎作品とちょっと違うような気がするしな～観に行くんだろうけどね～

  2006年03月26日

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• ３件茶屋婦人会「女中たち」

  「女中たち」（作：ジャン・ジュネ）を観て来ました～　篠井英介氏、大谷亮介氏、深沢敦氏の3人からなる「3軒茶屋婦人会」の第二回公演。四十路のオッサン（失礼）三人が女装でジュネを演る・・・現代劇の女方(女形)として確たる位置にいる篠井氏に愛らしい？オカマ役が板についている深沢氏・・・彼ら二人が女装するのは想像がつくのだけれど・・・大谷氏が、いったいどんなメイド姿を披露するのかが怖待ち通しかったこの舞台（笑）私は前作の「ヴァニティーズ」を観てないもので彼女達の女っぷりを知らないのだけれど私の知っている深沢氏はTVドラマ「相棒」のトンチンカン三人組のオッチャン刑事だもの・・・チケット発売予告の画像を見る限りでは皆さん深海魚のような妖艶さです（笑）＜あらすじ＞舞台は、姉妹の女中ソランジュ（大谷）とクレール（篠井）は主人である奥様（深沢）の留守中にクレールが奥様に扮し、ソランジュがクレールを演じる「奥様ごっこ」に興じているシーンで始まる。奥様の吐く残酷な言葉に忠実を装う女中が半旗を翻し、あわや奥様を絞殺という場面で、奥様の帰宅時間が近づいたことを告げる目覚ましのベルが鳴り響き「ごっこ」遊びは中断する。彼女達が仕えるこのお屋敷は非常事態のまっただ中・・・奥様の愛人である旦那様が何者かの密告の手紙により犯罪を告発され拘留中だったのだ。奥様は旦那様の身を案じ悲しみの日々を送っていたが、実は密告の手紙を書いたのはクレール。「私が死んだら遺産は二人の女中に」と言っている奥様をこの機会に亡き者に出来るかもと「ごっこ」にも熱が入る。女中達は自分たちのみじめな境遇にうんざりしていたのだ。奥様への嫉妬、みじめな自分達、そしてそれを思い知らせる遊びの中の言葉。姉妹で繰り広げる相手を痛めつける言葉の中にも相手への殺意が膨らんでいく。しかし・・・突然の奇跡的な釈放を知らせる旦那様の電話。慌てふためく二人、奥様と旦那様が再会してしまうと陥れた犯人がばれてしまう。この瞬間、それまでの漠然とした殺意は、姉妹が生き残る為の必然となる。帰宅した奥様に、いつも飲むお茶に毒を盛り勧めるクレール。なかなか飲まない奥様・・・結局、旦那様からの電話があったことがバレてしまい奥様は旦那様のもとへ。毒入りのお茶と残された女中達・・・そして破滅へと向かう悲壮な「奥様ごっこ」がまた始まるのだ・・・＜感想＞う～～ん、正直、難しくて（笑）あらすじも私の勝手な解釈で間違えてるかも・・・最後のオチは結局、どうなったのだ？？って実は解っていない（ホホホ）でも、理解せずとも見応えがある舞台でした（ウン）難しい中に時々、良い間合いで笑えるし・・・まず、皆さん、お美しい☆一番の鳥肌ものの美しさは篠井氏（ダントツ）黒の下着姿で（コルセット＆ガータ）に赤い靴を履いて挑むように背中を向けて立つ姿の美しいこと（ゾワゾワ～）足なんて欲情しちゃうね・・・（赤いヒールで顔踏んで・・・状態）白い背中に真っ赤なドレスが妖艶で、私と彼とどっちを選ぶか世の男性に聞いてみたら皆さん、満場一致であちらを選ばれることでしょう（笑）「奥様ごっこ」の中で散々奥様の美しさを褒めちぎって（おどろおどろしく）いるのだが劇半ば過ぎにようやく登場の深沢奥様（笑）お目々クリクリで体もまん丸でなんか篠井クレールの奥様ごっこの後ではとってもポップな感が拭えず、やたらカワイイ（笑）そして大谷ソランジュ・・・凄い・・・・化けましたね～～～五十目前のオヤジ（失礼）に今流行？のメイド服が着れるのなら私が着てもいいよね・・・って真剣に考えてしまう（着たいのか？笑）足首も締まってて手もキレイだし・・・時々声がオッサンだけど、女！女なのよね～～～私なんかより皆リッバな女です・・・そして、とにかく一人一人の台詞が長い！よくあれだけズババババ～と言えたもんです。そして舞台セットも最初はフランスのハイソ階級の濃厚なマダムの寝室って感じなんですが二人が混乱するに従い、固定されているものと思っていた柱や窓枠がグラ～ングラ～～ンと揺れ動くんですよね。上から吊るされているだけなんですが、それを動かすのか～！って感じ。寝てる方もいらっしゃったけど・・・私も時々意識が遠のくこともありましたが（ヲイ）見応えがあって楽しめたから、S席５０００円で梅田までチャリンコで行って交通費もタダだし～とてもお買い得な夜になりましたわ～～

  2006年03月08日

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• 「WEL-COME to パラダイス」

  久しぶりのハギーの舞台を観に日帰りで東京へ行ってきました。今回はバーゲンフェアに釣られ超苦手な飛行機を使用。ハギーを観に行くという喜びよりも、飛行機に乗るという恐怖の方が大きくなってしまい出発前に息子にかけた言葉は　「飛行機が堕ちてお母さんが死んだら、銀行通帳はここで保険証券はここで・・・」と死後の処理と成人するまでの知恵と心構えの遺言状態（笑）さすがの息子も少しはツラレ緊張していたようだが「で、何時頃帰ってくんの？」と冷静である。「WEL-COME to パラダイス」　出演：モト冬樹　菊池麻衣子　岡田達也(キャラメルボックス)　萩野崇＜ストーリー＞過去に１曲だけ大ヒットしたロック歌手ミック（モト冬樹）は有名な野球選手のジョージ(岡野達也/キャラメルボックス）に車をぶつけられ半身麻痺の車椅子生活になってしまった。ジョージの勧めで静養の為、ジョージの別荘のある毎網（マイアミ）市にやってきたのだが・・・実はミックの半身麻痺とは真っ赤な嘘で、慰謝料をふんだくる為にマネージャーであり義理の兄のドク（ハギー）が計画した演技だったのだ。そしてミックの妻でありドクの妹みゆき(菊池麻衣子)もかけつけ、嘘が嘘を呼びハチャメチャな展開に・・・始まって３０分程、ハギーは早口でガンガン台詞をまくしたてヒラリヒラリと動き回り（おお！出番多いぢゃねーか♪台詞かまずに言えてるよ♪ああ、汗が光ってるワ♪）っとハラハラしながらも（←失礼だろ）舞台に釘付けでしたが・・・その場面が終わるとほとんど姿を見せなくなり、劇中のテンションも下がりシンミリとした流れになっていく・・・（眠い・・・ああ駄目だ、鼻が詰まって息が出来ない・・・）先週からの体調不具合のせいでキツイ薬を飲んでるせいもあるのだが意識が遠のいて行く・・・・（いけない！東京くんだりまで来て舞台観ながら寝てはいけない～～～～・・・ZZZZ）三列目中央で白目を剥いてしまったファンの風上にも置けない私（トホホ）だって・・・大きな声では言えませんが・・・あまり面白くなかったんですもの・・・「横須賀ドブ板物語」の時も思ったんですが・・・なんでこの学芸会で使うネタのような題材をあえて舞台にしようと選んだのか・・・舞台にしてまで観るメリハリのあるストーリーには思えないんですが（ファン失格ですか？）これなら前回の「コトブキ！」の方が、村上君とハギーの夢の共演という「一粒で二度美味しい」出演者ってのを抜きにしても舞台として断然面白かったと思うんだが・・・不完全燃焼のままスゴスゴ東京を後にする私・・・ある意味とても高い舞台だったわ～交通費￥１９１００もかけて意識失うなんて・・・お陰で羽田空港ではこれでもかって程自宅用スイーツを買い込んで発散してしまいましたわ（笑い）

  2006年02月18日

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• 親子で「レ・ミゼラブル」

  ＜過去思い出し日記＞年末ぎりぎりまで働いて４日から即仕事始まりだもんで正月らしい予定もなく元旦は新年早々、朝寝を決め込み、昨日は夜中まで予想外の来客と深夜までドンチャン騒ぎをしたので本日は果てしなく二日酔い・・・脳を傾ければ世界もゆっくり傾くミュージカルには「もってこい」の体調でフラフラしながら息子と梅田芸術劇場へ向かう。年末に何の予備知識も持たずとも「マンマ・ミーア」では楽しかったので、無謀にも『レミゼ」も何の予備知識もなく挑む素人親子。行きの電車内で簡単に「ああ無情」というストーリーを、ええ、そりゃもう簡単に説明する母。「パンを盗んでスゲ～長いこと牢屋に入れられて～出て来てからも貧乏でたまらんかったかって～　泊めてくれて食事もさせてくれた親切な教会で銀の食器を盗んで～捕まりそうになったとこを～　神父さんが～「残りの銀食器も忘れてますよ」って～助け舟だしてくれて～捕まらずに済んで～　神父さんの慈悲深さに改心して～なんか出世して市長になるねん・・・」「・・・それで？」「・・・さぁ・・・』「・・・知らんのかい？」「・・・知らんねん・・・」「ほんで、観に行くんかい」（呆）そんな状態で観に行ったもんで理解度も激しく怪しい（笑）５千円の一番お安いチケットだもんで三階席から見下ろす舞台では顔はもちろん見えません。集団コーラス部分は聴き取れず、その意味もやはり「なんとなく」ただただ迫力のある歌声に圧倒されるばかり。舞台も全体的に暗いので更に見えずらく、舞台中央に真っ黒のCDディスクのようなグ～ルリ～と回る床の上を歩いたり走ったりして（セットが回ってるから同じ位置にいるんだけど）大掛かりな舞台セットを用意することなく場の設定が変わっていくので、息子が情景を理解出来ているのか、当然のことながら不安になる。私自身もほとんど「なんとなくそんな感じ？」てな理解だし（笑）ファンテーヌがコゼットの将来をバルジャンに託して息を引き取る辺りでは・・・睡魔に襲われる超ドひんしゅくな我ら親子（ホホホ）隣の席の２０代後半と見られる女性はかなりコアなファンらしくすすり泣いているいらっしゃる。グ～ラグ～ラ揺れて意識が遠のいてしまった私は暗闇で睨みつけられてしまい（恐縮）カーテンコールでは彼女の感極まったスタンディングオベーションに同調する我ら（恥知らず）こんな観客で申し訳ない・・・でも歌声がスッゴく素晴らしかったのは我ら親子にも理解できましたわ～ジャンバルジャン山口氏の素敵さは言うまでもありませんが、すっかりジャベール鈴木氏の虜になってしまいました。どこが？って聞かれると困りますが、あえて独断で言うならばルシウス・マルフォイ（ハリポタ）のようなとこ？？？（私の思い込みですが）数回目のアンコールで鈴木氏が引き際にバレエダンサーのように斜めにヒラリと飛んで空中で足を打ち合わせるようにして交差さしてエレガントに着地したんですよ。（あれはカプリオールっていうんですかね？？）あれには完全に心が鷲掴みでしたな・・・

  2006年01月03日

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• リトルショップ・オブ・ホラーズ

  1960年代のB級ホラー映画を原作とし1982年にオフブロードウェイで初演された時の上演記録は2000回以上というロングラン作品・・・実は映画も見た事がない（ヲイ）作品名しか知りませんでした・・・そういうわけで、せっかく大阪で演るんだったら行かなきゃな～ってわけで一人で会社休んで行って参りました（何のリサーチもせず）♪あの新撰組の副長、山本君と小堺さんが出ることくらいしか知らずに・・・＜あらすじ＞舞台はアメリカのスラム街「スッキッドロウ」にある潰れかけの花屋。気弱でぱっとしない店員シーモアー（山本耕史）は同僚のオードリー（上原多香子）に想いをよせているが、彼女にはサディストな歯医者オリン（超中睦）という恋人がいて毎日暴力を振るわれ怪我だらけだ。彼女に自分の思いを伝え、あんな男から彼女を守りたいと思うシーモアーだがなんの取り柄もない自分に自信が持てず、ただ彼女を見つめているだけだった。シーモアーがある日中華街で手に入れた謎の植物を店頭に飾ったところ、急に店が大繁盛。その不思議な植物に憧れの彼女の名前をとって「オードリーII」と名付ける。しかし、その不思議な植物は人間の血で成長する人食い植物だったのだ・・・ここ数日の大阪は非常に寒く、大阪城公園に降り立つと吹きさらしの風が顔に痛い・・・ギリギリに家を出たせいで開演まであと数分もない（あせりまくり）同じ日に大阪城ホールでV６のイベントをやっていたせいか人員整理の青年がミソもクソも皆V６に行くと思ってやがるのか無理矢理誘導するのでケリを入れそうになる（苛）会場に入ろうとした瞬間、幕開けになってしまいオープニングはロビーのモニターで観る羽目に。舞台を見る時に、遅れて誘導されながら腰を屈めて入って来る人を見る度にすっげ～迷惑～～なんて思ってましたけど・・・自分がやってしまいました（スイマセン）オープニングの三人娘のパワフルな歌声を生で聴けなくて残念。山本君は、「一つ屋根の下」弟役しか知らないんだけど予想に反してたくましい歌声。あんなに歌がお上手だとは知らなんだよ、そう言や「レミゼ」初演時に出てるんだものな～上原多香子ちゃん、コケティッシュでキュートなオードリー。衣装がまた可愛い。小堺さん・・・「ごきげんよう」やってるだけの人ぢゃなかったんだと改めて思い出す。歌はともかく・・・地味なオジサンの役なんで派手さはないけれども、間の取り方や動きが良くてコメディセンス抜群、いや～やっぱり上手いな～～と・・・歯医者役の超中君はビジュアル系バンド「リュシフェル」のVOだった人だ。（パンフ見るまで気づかなかったけど）彼の嬉々とした悪役ぶりは特撮モノでは必ず悪役が好きになる質の私の心を鷲掴みでしたな。バンドしてた頃、一度テレビで見た事があるけど顔だけ男前なグループという印象しか無かったぞこんなにアクがベタベタとした役が出来るなんてな～♪若手三人の中で実は一番良かったと思っている。オードリーIIが段々グロテスクに巨大化して舞台中がオードリーIIになってしまい根っこの動きがやたらとリアルだったのが不思議だったけれど人間が入ってたのね～～彼女？の声は声だけ出演の和田アキ子氏。迫力ある歌声にド迫力な脅し口調は彼女ならでは。バラエティーでは実は好きではない。歌だけ歌ってりゃ～カッコいいのにな～なんて・・・しかしシーモアー、情けない役とあってキャップを目深に被り眼鏡着用で猫背だもんで山本君目当てで来ている女性陣には少し物足りなかったのかもね（笑）劇後の挨拶で眼鏡を外して客席に投げるポーズを取った時には場内少々色めきたっていたもんな～とにかく楽しい舞台でした。息子も楽しめそうなんで、もう少しチケットが安けりゃ連れてきたんだけどね～～

  2005年12月16日

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• 「コープスブライト」滑り込み鑑賞

  ティム・バートン作品なんで公開前から楽しみにしていた「コープスブライト」「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」以来１２年ぶりのストップモーションアニメだし♪「チャーリとチョコレート工場」を見そびれてしまっていたので是が非でも行くつもりだった。息子の土曜参観の代休で月曜が休校だったので、朝から映画に行ってランチをする予定にしていたら急に勤め先に監査が入ってしまい前から予約していた有給を結局使うことが出来ず（チクショー）でも、本当ならこの日は半年も前からTDLに行く計画を立てていたのに（あくまでも希望）諸事情でキャンセルしてしまったという因縁付きの日だから、そういう定めだったのかねぇ・・・（で、自分だけ夜遅くまで外出したわけだ＞ヲイ）映画は、この土日にでもまた行ったらいいやとノンビリしていたらなんと前売り使用可能劇場が本日「コープスブライト」最終日だということに今朝気づく！（おーまいがっ）帰社帰りに息子と梅田で待ち合わせして、滑り込みで夜の回をどうにか観ることが出来た。＜あらすじ＞１９世紀のヨーロッパのとある村。魚の缶詰業で大もうけして成り上がった品格のないバン・トート夫妻に足りないのは家柄。一方、家柄だけはあるが落ちぶれた貧乏貴族のエバーグロット夫妻はなんとか富を手に入れたいと思っている。成金夫妻のことは忌々しいが一人娘のビクトリアを成金夫妻の息子ビクターへ嫁がせることにした。結婚式の前夜、気弱なビクターと真の愛を夢見るビクトリアは政略結婚への不安を抱えたまま初めてお互いの顔を見ることになるのだが、予想外に好印象。お互いに相手のことが好きになれそうないい雰囲気に・・・しかし、その後の式のリハーサルで内気なビクターは誓いの言葉をちゃんと言えないわ、失敗ばかり繰り返すわで怒り心頭の牧師から「誓いの言葉を覚えてくるまで式は延期！」と言い渡されてしまう。落ち込みながらトボトボと町を出て暗い森に入って行くビクター。「彼女からきっと嫌われただろうな、誰も居なければ誓いの言葉だってちゃんと言えるのに」そう言いながらスラスラと誓いの言葉を言いながら花嫁の指に見立てた地面から突き出た小枝に指輪をはめる・・・ところが「指」に見立てた物は本当の「人の指の骨」だったのだ。地面から伸びだしてきた骨の手はビクターの腕をガッチリと掴む。地面からボロボロの花嫁衣装をまとった死体の花嫁＝コープスブライトが出現したのだ。彼が練習の為に呟いた誓いを「求婚」と受け止めた死体のエミリーは大喜びで彼の求婚に「お受け致します」と答え地面の下の死者の国へ連れ帰ってしまう。・・・と、まあここまではCMでも繰り返しやってたけど（笑）ナイトメアー同様、楽しいミュージカル仕立てになっていて楽しかったです。全体的に楽しいのは、そりゃナイトメアーの方でしょうが扱う題材のジャンルが違うんだもの。一緒にするのは無理ってもんです、こういう心に優しいホッとする作品も私は好きです。生者の国のドンヨリした町並みで不機嫌そうに暮らす人々と生き生きとした死者の国のが対照的。色々なしがらみから解放されて楽しく陽気に暮らすガイコツや死体達がリズミカルで可愛い。死後の世界はこうであって欲しいです・・・死者の世界での不思議な空間は、わざとカメラアングルをずらして歪曲させたりという技ありの撮影。たった１、２秒を撮る為に１２時間も作業したとか・・・あの登場人物達の滑らかな動きはCGオンリーかと思いますよ～人形なんだもんな～～ビクターの声にジョニデが出てるのは有名ですが、あのクリストファー・リーも出てたとは知りませんでした・・・（牧師役）もっとちゃんと聞いときゃ良かった・・・

  2005年11月18日

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• ゲキ×シネ「SHIROH」で脳内ビブラート状態

  年始に大阪でも演っていたのでロックミュージカルと聞くからにはぜひとも行きたかったのだけど毎年恒例の年末年始に勃発する「家庭の事情」により（毎年この時期、父親が問題を起こすのさ）腐れ身内に振り回されっぱなしで時間も金も余裕なし状態だったので行かなかったんだ～～が！遂に大阪にも来ましたよ～「ゲキ×シネ」で♪　　＊「ゲキ×シネ」　　　　演劇映像をライブ感を失うことなく、熱気をそのまま凝縮して、映画館で上映。　　　　日本の演劇の素晴らしい作品群を映画館で気軽に楽しめる。　　　　観たことある人にも観れなかった人にも興味があるけど躊躇してた人にも有り難い企画。前売り料金２千円で観れるなんて美味しいじゃないですか～～（フォーー♪）ってことで行って参りました、子供置き去りにして（ヲイ）だって、行くか？って聞いたら行かねーって言うんだもん（最近ホント付き合い悪いったら）月曜の１９時過ぎからという遅いスタートにも関わらず（上映時間１９７分）結構満員・・・周囲はほとんどマニアの方ばかり。休憩中の雑談の内容が皆さん濃い・・・ロード・オブ・ザ・リングのノーカット特別上映の時にも感じたマニアの熱気ムンムン（笑）あちこちで光る携帯の待ち受け画像も、世間一般の人々とは趣が異なっておりました。村上くんが待ち受け（ハギーぢゃないのか？）の初心者の私は思わず携帯を伏せる（笑）＜あらすじ＞三代将軍徳川家光の治世、天草・島原では重税と飢饉で苦しむ農民達は迫害を受けながらもご禁制のキリシタン信仰を続け救世主「神の御子」が現れ救いをもたらすのを待ち望んでいた。その頃、天草と島原には二人のSHIROHがいた。一人は島原の益田四郎時貞（上川隆也）幼少の頃より不思議な力を持ち奇跡を起こせた四郎だったがある事件をきっかけに力を失ってしまう。しかし四郎の父の甚兵衛（植本潤）と姉のお福（杏子）は彼こそが奇跡の御子と噂を流し民衆を煽動し幕府への反乱を起こそうと企てている。既に力を失ってしまっている四郎には奇跡の御子と名乗り民を率いることなど出来ぬと葛藤する。「神の声を失っても人々を導こうと」もう一人のシロー（中川晃教）浜に打ち上げられた難破船の中で、バテレンと日本人との間に生まれた孤児達と暮らす天草のシロー。国外で生まれ為に、彼らと同じく鎖国の日本で暮らすことを許されず、いつか海の向こうへ自由を求めて旅立つことを夢見るシロー。彼の歌には人の心を操ることが出来る不思議な力があった。「神の声を持ちながら人々のために歌うことを知らず」二人のSHIROHが出会う時、三万七千人の叫びは神の歌となる・・・天草四郎のをモチーフにしてるんで勿論悲劇なんですが、笑い所も満載でとても楽しめました。杏子さんの声はバービボーイズ時代から大好きだったんですが、たっぷり聴かせてくれます。江守徹（松平伊豆守信綱）の決して上手いとは言えないけれども苦み走った味のある歌いっぷり。そしてなんと言っても上川さん！上川さんののカッコいいこと！！衣装がまたカッコよくて彼の長身と立ち姿の美しさを存分に引き出してますぅ（うっとり）殺陣シーンにゃ、とにかくイチコロになりますぜ、奥さん（意味不明）スラリと刀を抜き、スササササーーと重心を崩さず走り、ヒラリと回転しながら剣を振るう♪あの甘い声と周囲のアドリブにもニヒルに笑う正当派な所がステキ♪そしてそして中川晃教（アッキーと呼ぶらしい）の歌声の素晴らしいこと！！繊細で、パワフルで、両耳からドクドク感動が入って来て脳がシビれてしまいました。こんな凄い方だとは知りませんでした。「モーツァルト」行けばよかったな・・・笑って泣いてノリにノッて一粒も二粒も美味しかったです。帰りの電車の中でも、音楽がグルグル響いてました。舞台からだと観れない（いい席は取れないからね～）役者の表情の細部まで見れて家で見るDVDからでは決して味わえない音響と臨場感。こんなに気軽に見れるなら、こんな懐に優しいお値段で見れるのなら、もっともっとやって欲しいわ・・・（切実）

  2005年11月14日

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• ドラマ「火垂るの墓」を見る

  アニメの方は、可哀想すぎて２回見ただけです。２回目は息子に見せた方がいいと思い、あえて見たんですが、情緒のカケラもない息子には落ち着いてジックリ見るという行為すら不可能でしたな・・・今回の実写版は、松嶋菜々子が、あの「イジワルなオバサン」を演るというので見てみました。「あのオバサン」の側から描いた、あの人は単なる業突くババァではなくあのイジワルには理由があったんだと、いう設定。戦時中、自分の子供を生き残らせる為に自分たちの生活を守る為だったんだという・・・困窮を極める中、他人の子まで育てるなんて並大抵のことではありません。悲しいけれど誰もが生き残る為に我が身を庇うものです。爆撃の中、防空壕に逃げ込んで来た子供を、満員だからと追い出す時代。防空壕の中で泣き叫ぶ赤ん坊の口をふさいで窒息死させてしまう時代。今の現代で普通に暮らしていても、其処此処にエゴは蔓延しているだから極限の状態では、尚のことです・・・そんな中、ギリギリの生活の上で成り立つ理性と善意だというのに働きもせず妹との世話と称して一日フラフラしている少年（オバサン側からの視点）戦争中の軍国教育のお陰で戦死は立派なことで神国日本は負けないと無邪気に信じている子供の夫を戦争で失って悲しむ妻への(本来ならば当たり前の行為に対する)叱咤と無神経な慰めと助言。（弱っている時程、親切と正論いう名の無神経な言葉は人の心にダメージを与えるものです）嫌味の一つも言いたくなるってもんです（限界まで我慢した後の一言って非常にキツイ）お互いの確執は更にひどくなり後戻り出来ない所まできてしまう。どっちにしても救われん話です。あの、清太と節子の子役の演技の上手いこと・・・特に節子役の少女はまだ５歳！アニメの節子とダブってみえます。でも・・・私が一番衝撃を受けた演技は、実は要潤なのであった。　善衛・・・久子（松嶋菜々子）の義理の弟役（要潤）　　　　　　足が不自由な為、徴兵免除されており兄の家族と一緒に西宮へ疎開してきたのだが、　　　　　　兄（伊原剛志）も戦死し、生活苦から人が変わっていく久子を見かねて離れていく。久子の家から独立する日、子供達に見送られ、杖をついて立ち去るほんの数秒がスゴイのだ。ただ足を引きずっているだけの演技ではない、本当に彼は歩きにくい状態なのだと思わせる。不謹慎な例えだが、「ガラスの仮面」で北島マヤがアイドルタレント映画のチョイ役で足の不自由な少女が階段を登るという数秒のシーンを演じる為に、足を縛って生活を続け猛特訓の末、単に足を引きずるだけの演技ではなく、本当に足が動かない感覚を身につけ演じ関係者一同が、彼女の演技に凍り付くという場面まで思いだしてしまいました。いや～～スゴかったです。要さん、某焼き肉のタレ会社のおちゃらけたCMに出てますが男「北島マヤ」だったのですね・・・西宮の浜なのに瀬戸内の島々が見えるのがちょっと興ざめ（せめて見えても淡路島やろ）阪神香櫨園駅付近から節子の砂のようになった骨の欠片をまくシーン・・・あんな所にまかれたら、嫌やな・・・と思ったのは私だけではないはず・・・

  2005年11月01日

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• NHK５夜連続ドラマ「ハルとナツ」

  10/2から５夜連続で放映された橋田壽賀子ドラマ「ハルとナツ」特番シーズンまっただ中の中、息子を押さえチャンネル権を獲得した私（このご時世に珍しく我が家にはTVが１台しかないのさ）まったり五日間ゴールデンタイムのTVをこのベタなドラマで占拠したのだ。＜ストーリー＞昭和９年、北海道の開拓農家で高倉ハル(９才)とナツ(７才)の姉妹は本家の一家と暮らしている。貧しい生活に分家の人間は肩身の狭い思いで暮らしているが一念発起した父(村田雄浩)によりブラジルへ移民することに。貧しい惨めな生活にうんざりしていたハルとナツは夢のようないい話しか聞かされていない新天地ブラジルに夢を膨らませる二人だったが出発の地、神戸で妹ナツがトラフォーマ（眼病）と診断され渡航資格を失ってしまう。生活の為、もう後戻り出来ない高倉家はナツ一人残し「３年したら戻る」と約束し旅立ってしまう。しかし姉ハル以外の誰も再びナツに会うことは出来ず、姉も妹のことを思い続けるも年老いるまで再び日本の地を踏むことは出来なかった。苦難を乗り越え運命に家族に翻弄されながら生き延び、大家族のささやかな幸せを手にする姉。一人残され待ちわび恨んで自力で生き延び大会社の創業者となる孤独な妹。さすが橋田壽賀子作品！所々に涙なくして見られません。貧しさと泥臭さとこれでもかと襲う怒濤の不幸、「おしん」の感動再び！（ゾクゾク）妹ナツ(志田未来)のイジメられっぷりが、またお茶の間ポイント。「女王の教室」でも徹底的にイジメられた彼女、この作品にて安達祐実の次にイジメられキャラを確立したのではないでしょうか。出航する船に連れて行ってと追いすがり姉と引き剥がされる絶叫シーンは号泣もの。ハル役の斎藤奈々のほのぼのとした顔立ちがまたひた向きさにマッチして感情移入してしまいます。時は流れ、１６才米倉涼子ハルと１４才仲間由紀恵ナツに交代。二人とも好きだが・・・１６才ってのは無理があるんぢゃないか・・・NHK「蝉しぐれ」の十代の頃の牧文四郎(内野聖陽)とお福(水野真紀)より無理だと思う。ハルとナツは微妙に訛っていた役作りだったのに仲間ナツときたら、一人で生き抜く強い女というより「ごくせん」まんまである（滑舌よすぎ）「トリック」「ごくせん」系役はドンピシャだと思うがこれはいけない・・・米倉ハルは周囲のブラジル出演者に比べて顔が赤黒過ぎなのが気になる・・・首と顔の色がクッキリ違う。日焼けのせいか？ファンデーションのせいか？（気になるぞ）脇を固めるベテラン人のなかで特に濃いくて目が釘付けな方は志田ナツをイジメ抜く叔母カネ役の根岸季衣。エキセントリックな役や暗い役とかホントに独特の人を演じるのが絶妙な方です。そして父親役の村田雄浩。田舎の純朴な農夫とかどんくさい人の役をするとドンピシャ！お芝居だと分かっていても不器用さと運の無さ、頑さに真剣にイライラする程。米倉ハルに交代した頃の村田父上の髪型には度肝を抜かれます。さ、サゴジョウ？？ハゲのボサボサ白髪頭・・・すげぇ・・・不自然じゃないよ・・・うん・・・に、似合いすぎる・・・こんなにシックリくる人も珍しいよ・・・・そして素で日系を演じられるハルの孫、大和役の今井翼君。もし彼のその後を誰かに交代するなら織田裕二かもしれん（笑）いや～今週は濃いゴールデンタイムを送らせてもらいましたよ～

  2005年10月06日

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• 「宇宙戦争」を観る

  先日、会社のパートさんが映画のタダ券をくれたので仕事を昼からサボッて（半休）場末の映画館しか観れない本日中チケットの消化をはかる（をい）観れる映画は仮面ライダーか宇宙戦争か怪しい系。特撮好きなもんで仮面ライダーといきたいところだが平日の昼に一人で行く勇気もなし・・・（去年までは渋々でも付いて来た息子だが流石に今年は同伴を拒否され）スピルバークだし、トム・クルーズだし、ダコダ・ファニングだし・・・と感想があまり好評でないのが気になるが「宇宙戦争」をチョイス。＜ストーリー　　　ネタバレご注意＞ニュージャージーに暮らす労働者レイは離婚した妻との間に息子ロビーと娘レイチェルがいる。冴えない父親に反抗的な息子と幻滅を感じつつ父親に気遣いを見せる娘、元家族達に距離感を感じる父親。その日はぎくしゃくとした壊れた家族の面会日が始まるはずだった。しかしその異変は唐突に訪れる。空は突然不気味な雲に覆われ吹き荒れる強風、激しい稲光が何度も同じ地点に落ち、地面に巨大な穴を空ける。電気も車も止まり、動けるモノは生物のみ。何事かと集まる群衆の足下で大地が震え、地中を何かが激しくうごめき地割れを起こし建物が倒壊していく。そして後ずさる人々の足下からその巨大な物体が姿を現す。それは稲光とともに地球に侵入したエイリアン達の操る戦闘機械トライポッドだった・・・そして殺戮が始まる。レイは子供達を守るため懸命に逃げ彼らの母親のいるボストンへと向かう。プロローグのナレーションとともにミトコンドリア？のアップからズームアウトすると微生物の姿に。更にズームアウト、微生物のうじゃうじゃいる水中世界は木の葉についた水滴となりそして地球へと広がっていく・・・なんだか期待出来そうなオープニング。人々の足下をのたうつ大蛇のように走る地割れ、惜しげもなく倒壊していく町並み、逃げ惑う大群衆。息を飲む惨劇シーン、殺人光線で消滅していく人々の衣服の舞い散る言いようのない悲壮感。唯一動く車に乗ったレイ達の車に、乗せてくれと詰め寄る歩行移動の群衆は暴徒と化す。子供を守ろうとするエゴ、助かろうとするエゴ、エイリアンだけではなく人間までもが怖い。迫力満点で、口を開けたまま眉をひそめたまま指に力が入ったまま・・・さすがスピルバーグ……トラウマになりそうな程怖いよ～～～っと感心した前半1時間。しかしオチに近づくにつれ・・・ラストまで撮る資金が足りなくなったんか？と勘ぐり始める・・・オチに至っては、「え！！！！終わったの？？」と、そんなオチですかぃ状態。地球の環境が合わなかった（微生物アレルギー）からエイリアン自滅？？？ってハァ～～～？？スッゲ～殺人光線で人間を木っ端微塵にしまくってたのに途中から人の血吸ってんですか？ぢゃ～最初からあんな気前良く人類一掃しなくても・・・拾い食いも良くないぞ☆スッゲ～科学力で太古から戦闘機を地底に埋め込んでまで地球を狙ってたのに環境アレルギーテストはしてなかったんですか？あんだけ道中、全世界、エイリアンに攻撃されてたのにボストンの元妻のご実家は無傷！ボロボロのドロドロのレイ達に対して家から迎えに出て来た元妻達のこざっぱりした身なりは何？息子が逃亡中にエイリアンに向かっていく軍隊に父親の制止を振り切り無理矢理参加しに行くんですがいや・・・邪魔だろ、アンタ。武器も持たない小僧にウロウロされても迷惑だろ…とか軍隊も全滅した皆殺し状態の中、父親と別行動したおバカ息子は命からがら逃げて来た父親より先に母親んとこ着いてるし。ツッコミ所満載ですが、「大阪は戦闘機を５台倒したらしい」という所にあたってはさすがのエイリアンも大阪のアクはバクテリア並みにキツかったんでしょうかと微笑ましい。なんせ糞尿なげる人までいるから・・・ま～原作に忠実らしいんで（読んだことないが）古いSFオチってことで。でもラストが、人類が反撃に出てエイリアンを撃破っていうお約束の米国オチ「強いアメリカ軍、アメリカ万歳的」なオチぢゃないのがヨカッタわ～そしてトム・クルーズのブルーカラーっぷりがお見事でした。何が良かったって・・・タダってことかな（金出してたら消化不良かも）

  2005年09月30日

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• ある意味ホラーな「ピノッキオ」（笑）

  映画館で予告を見た時点で親子で凍り付いた。これはギャグか？マニアものか？？間違いなく引く・・・子供も引くぞ・・・ディズニーが世界的に有名にした童話の実写版。しかし原作のピノッキオはディズニーで描かれるほど可愛くない。もっと性悪でムカつく奴だ。この作品のが原作に忠実なピノキオってこと（怖いけど）原作と同じイタリア・トスカーナ地方が舞台。監督・主演はロベルト・ベニーニ（ライフ・イズ・ビューティフル）故フェデリコ・フェリーニがベニーニにピノキオを演じさせ撮りたかった映画を本人が実現。映画というより舞台ちっくで映像は美しい。しかし・・・演じるは５１のオッサン・・・しかも額が後退したずる剥けピノキオがハシャギ回る姿は怖い・・・血管切れるんぢゃねーかという程ハイテンション。妖精さんも（彼の奥さんなんだが）なんかオバサンで華がない。出演者は皆大人。友達の子供役もオッサン勢ぞろい（笑）やはり・・・引く。ユースケ・サンタマリアの声がどうか？というよりピノッキオがアレでいいのか？？という方が私には大きい。親子の絆とは！というテーマがあるんでしょうが・・・そこまで思考が辿り着きません。見終わった感想？・・・「ある意味怖かったわ」につきる（笑）うちの息子は２才頃、長期入院していて消灯前の絵本読みは「ピノキオ」がお気に入りだった。病院でゴネて言うことをきかなかったりすると「ロバになるよ！」と脅していた私（笑）　「ほら！悪いことばかりしてると尻尾が生えるよ！」　「あ！耳伸びてるわ～！きゃ～尻尾はみ出してる～」と悲愴感溢れる顔で言うと息子は慌てふためき半泣き状態で従うのだ（鬼）あの頃は面白かった・・・いや、可愛かったわ～

  2003年11月03日

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• 「青の炎」を見る

  近所のレンタルビデオ屋の月に一度のサービスデー。ここはこの日にしか利用しないがここぞとばかりに大量レンタル（笑）原作は「黒い家」の 貴志祐介氏。ぜひ読んでみたいと思っているのだが、先に映画の方を見てしまった。映画館で観た「青い炎」の予告はなんだか切なそうで・・・実際見ても切なかった。しかし家族思いの優秀な少年がそれゆえに凶悪犯となる過程がとても静かに美しく描かれているのが空恐ろしくも感じる。最近、死を美しがる若者が多いからな・・・思春期にはありがちな感覚なんだけど実際、実行に起こす事件が多発してるもの。美しい映像の中に、殺されていく者の悲惨さや死んでいく痛みも理解した上で切なくなって欲しいな。主演の嵐・二宮君、今までの彼に対するイメージを覆す演技力でした。猫背で覇気のない典型的な最近の普通の日本少年っていうイメージでしたが（笑）山本寛斎氏、いつもスマートに微笑む顔しかしりませんでしたがとても無気味なオッサン役と壮絶な死の演技、ドキドキしました。秋吉久美子氏、あんな美しい母子家庭の母。そりゃ～息子も殺人に走る程守りたいよな。色っぽいったら・・・何食べたらあんなになるんでしょう？（遺伝子レベルからやりなおせ＞自分）あややは、あややですな・・・ちなみにうちの息子は「あやや」と「はしのえみ」の区別が付かない今時珍しい奴です（笑）

  2003年11月01日

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• パイレーツ・オブ・カリビアン

  随分前からこの映画の予告は他の映画を観に行った際に目にしていた。しかしジェリー・ブラッカイマー氏（アルマゲドン、パール・ハーバー）制作だもんで直前まであんまし食指が湧かなかったんだがやはりジョニデが出るならきっと面白いんだろうと先週、息子の囲碁教室待ちの時に１人で観た（ジョニデ好き）その後、吹き替えがあると知ると息子も行きたいと言い出した（早く言えよ）そういうわけで、レディースデーの日を狙って夜の吹替え版に親子で行く。この映画、私の方は２回目になるんだけど２回観ても楽しめます。吹き替えなら子供も勿論楽しめます♪ジョニデの声を平田広明氏（ワンピースのサンジ、ＥＲのカーター医師）だったのが最初違うような気もしたけどすぐに慣れた。平田氏の声は大好きだしね（親子共に）とにかくジョニー・デップ演じるジャック・スパロウが超キュート♪キース・リチャード風？ロックな出で立ちも色物好きの私の心を鷲掴み（クラッ）美しい剣さばきにジャンキーのような動き、脂っこくジューシーな彼の海賊ぶりは癖になります♪端正な美声年、鍛冶屋のウィル・ターナー（実は有名な海賊の息子）に「ロード・オブ・ザ・リング」のレゴラス以来人気爆発のオーランド・ブルーム高貴なイギリス人を地でいく彼の剣さばきも美しいです。総督の娘、エリザベス（上流階級の娘でありながら意思の強い勇気ある熱い女）を演じるキーラ・ナイトレイ（スターウォーズのアミダラ女王の影武者侍女）まだ二十歳だというのに凄い美貌と存在感。始まってすぐの彼女の横たわるシーンの美しさにはゾクッときます。そして月の光の下で「生きた骸骨」に変身する呪われた海賊達の動きの素晴らしいこと！ワクワクしますぜ♪ファンタスティック～！ぜひお子さんを連れて行ってみてください、男の子は特に大喜びかも。

  2003年08月06日

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• 「ヘドウィック・アンド・アングリーインチ」

  先日からTUTAYAが半額デーだったので旧作ビデオを借り倒している。夜な夜な、ビデオばかり観ているのですっかり目が充血大魔人である。今回借りたのは洋モノばかり。「ネバー・エンディング・ストーリー」あのリマール（懐かし～）が歌う映画版ぢゃなくて・・・三部作になっているリメークドラマ版？親子で観るにはお薦めです。かなり設定違う、「幼心の君」がなんとオバサンだったり「グモルグ」が変な生え際のオッサンだったり・・・楽しく期待を裏切ってくれたりするし（笑）「アザーズ」ニコール・キッドマンの美しい母親ぶりが更に緊迫感をつのらせドキドキ。意外なドンでん返しに「エ・・・？」最後に「死んでたんかいな！？」っとツッコミを入れること間違いナシ。「サイン」メル・ギブソン・・・よくこんな駄作に出演したもんだ（絶句）出演者のマヂな熱演を見事に無駄にするＢ級映画・・・そして今回一番痺れた作品　「ヘドウィック・アンド・アングリーインチ」　（ジョン・キャメロン・ミッチェルが監督・脚本・主演）大ヒットしたオフブロードウェイのロック・ミュージカルの映画化。けしてハリポタの白ふくろうのことではない・・・なんだかパッケージ見ただけでそそられる色物の濃い～登場人物。サントラＣＤなんかも出てて興味があったのだ。これは好きな人はハマるよ～とにかく音楽が良かった。歌詞もジ～～ンとくる。歌と一緒に流れるシンプルでいて個性的なアニメもイイ。そしてジョン・キャメロン・ミッチェルのパワフルで切ない歌声にビリビリと痺れる。しっかりハマったわ、私。一晩で２回も観てしまいました。先日、ＢＢＣドラマ「ゴーメンガースト」に出演していたジョナサン・リース・マイヤーズの、のぼせ日記を書いたばかりだが彼の出演する「ベルベットゴールドマイン」は睡魔に襲われてしまいました（笑）グラムロック全盛期のデビッド・ボウイもどきスター（ジョナサン）のスキャンダルの謎を追うストーリー。グラムロックが好きというより、T-REXが好きな私。デビッド・ボウイのグラム時代を知らない私には音楽的にも趣味じゃなかったようだ。それを思うと「ヘドウィック」はロックものジャンルでは快心の一撃作品でしたわ。

  2003年05月19日

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• 「あずみ」を観に行く。

  昨日、会社帰りに「あずみ」の前売りを買いに行くと同僚に話すと大笑いされた・・・　「なに？観たいの？観るの？へええええ～」（笑いかみ殺し）　そ、そんなに異端でしたか？だって、結構話題になってるし・・・（オタッキーの間では？）主人公の上戸彩も結構注目されてるし・・・オダギリ出るし、成宮くんも出るし・・・注目していたのは私だけだったのか？？（そうだったのか）原作が好きなんで、映画化と聞いた時は複雑だったが（大丈夫か？）金八先生の上戸彩が「あずみ」ならと、観たくなったんだよ～予告では結構良さ気だし・・・制作発表当時はＲ禁だとか噂もあったけど、別に子供もＯＫだ（ガセネタか）息子の分も買おうかと思ってたが・・・原作では「サクサク」人が殺られるし、淡々と陵辱シーンなんかもあるんで本は息子にはまだ見せていない・・・映画では、そんなシーンは無いとは思ったんだけど、いざ、大人チケットしかないと言われると、やはり子供には刺激が強すぎるのかと思い、１人で行くことにした。午前の回の予約を入れたので囲碁へ行く息子より早く１人でイソイソ家を出る。映画館は初日だというのに、結構空席が目立つ（やっぱり人気ないの？）若い人達が多いかと思いきや、何故かご老人が多い。時代劇だからだろうか？（感想）あずみと一緒に育った仲間の男の子達がいったい誰が誰の役なのか分からないまま初っ端から爺の命令で怒濤の「仲間同志の殺し合い」で血飛沫が飛ぶといういきなり泣き所に突入（ウルウル）映画は時間が限られてるもんだから、原作よりこのシーンがいきなりの展開に思えて理不尽さが倍増。そして登場する少年達が一気に半分に減る（アーメン）子供達に「金八先生組」と「ごくせん」組が目についた。「なち」（あずみが思いをよせる少年で、あずみが殺すことになる）は原作では宅間伸のような？雰囲気だが「ごくせん」の内山くんなんだよね。少し、華奢な気がするが・・・「うきは」には成宮くん（ごくせん）原作では陰のある色気のある少年なんで好きなのだ♪「なち」の死後、あずみとお互いに思いを寄せるようになるがあずみを守る為に悲劇的な死に方をする（貰い泣きしたんや）公開直前まで成宮くんが出演だとは知らなかったんだけどしかし成宮くんの色気とは少し違う気がするんだ・・・今回の映画の中では「うきは」は単にクールな奴でだけで終わってしまったのが残念。そして今回一番美味しい役だったんぢゃないだろうか？「ひゅうが」役の小橋賢児。一目惚れした旅芸人の美少女「やえ」を守る為に死んでいくシーンは最初のシーンの次にくる泣き所。極悪おバカな佐敷三兄弟の長男に遠藤憲一氏（観木ありさと目薬のＣＭに昔出てました「綺麗田瞳とおまわりさん」）この人好きなんです（一番好きなのはは大杉蓮氏だけど）原作に比べると妙にポップな佐敷一心にすっかり心が鷲掴み（笑）脇ですが・・・お気に入りポイント。そして最上美女丸（もがみびじょまる）のオダジョー。切れ具合と赤いアイシャドーがとても可愛いです♪こういう危ない系が得意だったんですね・・・（最近はすっかりクールな男前役ばかりで）映画の公式サイトで彼のプロフィールに仮面ライダーのことは載っていない・・・書かれるの嫌なんかな・・・ラストのあずみvs美女丸のシーン。二人の周りをカメラがブンブン回って撮影するんだけどあれは凄かった。上から下からまた上へ、縄跳びの縄のように・・・遊園地のバイキング？系乗り物のように・・・グルン～グルン～ホントあれが凄かった。全体的な感想としては、原作ファンには少し落胆するモノではないでしょうかね。役者さんも撮影も面白いんだけど、やっぱり映画で収めるには無理があるんぢゃないかと思ったわ。

  2003年05月10日

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• ＢＢＣドラマ「ゴーメンガースト」

  トールキンの「指輪物語」と双璧を成すと言われている、マーヴィン・ピーク氏による未完のファンタジーを、イギリスBBCが5年の歳月かけて完全映像化。思わず宣伝文句に釣られてレンタルしてしまった・・・実は、というか当然のようだが原作は読んでない。だって未完なんだもの・・・最後気になるぢゃない・・・でもフラフラと借りてしまいました。原作を読んでないもんだから、よく分からんままに見てしまいましたが登場人物が皆さん、魅力的で、それだけで面白いかも。ロード・オブ・ザ・リングで白のサルマンを演じたクリストファー・リー。エピソード２の記憶も新しいが来年は「The Last Unicorn」にも出演予定らしい（某サイト情報より） １９２２年生まれの身長１９３cm！今年、８１才とは思えないお方である・・・ゴーメンガーストでは非常に陰気で忠実な伯爵の従僕。なんと原作者の故Ｍ・ピーク氏に会ったことがあるそうで・・・それも凄い話です。強烈なキャラ、スウェルター料理長を演ずるのはリチャード・グリフィス。あのハリポタのダトリー坊ちゃまのパパですな。愛すべきデブオヤジ、暑苦しい嫌なデブオヤジを演じれば彼の右に出る人はいないよね・・・かなり濃い～～画面から汗臭さが匂ってくる程強烈な演技です。プルーンスクワラー医師の妹、イルマ。何故か自分が魅力的だと思っているイタイ女性。常に欲求不満で男を欲しがっている、動作が引き攣っている。この一度見ると病みつきなるキャラを演じるのはフィオナ・ショウ。ハリポタのダドリー坊ちゃまのママである。キレた女性役が板についてます。第７６代ゴーメンガースト城主の実の双児の姉達。コーラ姫とクラリス姫。権力に固執するがかなり大バカ姉妹。その１人を演じるのがやはりハリポタ出演者、フーチ先生だったゾーイ・ワナメイカー。この双児達の別人なのに同じような表情、機械仕掛けのような動きは素晴らしいです。はっきり言って登場人物、皆イタイです（笑）まともな人っているのか・・・？そして一番の見どころは（？）は情けない料理人見習から画策に画策を重ねてスピード出世していく野心溢れる色男、スティアパイクを演じる、ジョナサン・リース・マイヤーズ！！美しい～～～（うへへ）そりゃ～イルマや双児ぢゃなくてもクラってくるよな（ウトッリ）無駄な肉のない、美しい頭蓋骨にそって忠実に張り付いた額から眉間、頬に流れるライン。一筋縄でいかない、腹にイチモツありそうな眼差し。ボッテリした潤った唇なんか、もろイロモノ系ですぜ（笑）彼は長髪の方が素敵です・・・短髪だと一歩間違えると写真写りによってはサイモン・ルボン（元デュラン×２のVO)ちっくだから×。「The Last Unicorn」に出るようだ、魔術師役で。これも楽しみだな～彼の出ているベルベットゴールドマインをまだ見ていないんで探しに行こう♪ジョナサン・リース・マイヤーズ素敵～♪ってそれが言いたかったのか（笑）

  2003年04月22日

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• 「ロード・オブ・ザ・リング　二つの塔」を観に行く♪

  息子の囲碁教室帰りにブルク７へ。松竹系の映画を梅田ピカデリ－以外で観れるなんて、嬉しい～♪あんな態度の悪いクソ映画館、二度と行くか（笑）これから松竹系は全部ブルクに行くわ（鼻息）なんといってもブルク７のいい所は前日から席を予約出来るろころだ。開演前に長いこと並ばさせられる苦痛がない。（TOHOシネプレックスみたく１週間前から予約できるともっとイイんだけど・・・）そしてポテトフライが美味しかった（笑）公開初日だったからダメモトで切符売場に行ったんだけど雨だったせいか、当日に予約を入れても余裕で席を取れたのでラッキー。囲碁の後、再び梅田に戻って来て、ゆっくり入場。シートもゆったりしてて、とっても居心地良く観賞。映画の感想は・・・全開を上回る大迫力。一気に画面に吸い込まれていきました。オークやウルク=ハイの凶悪で豊かな表情に感激。衣装に武器、甲冑、一瞬しか映らないものにまで力を入れて制作されたらしい。ホビット役の役者達の足があの大自然を裸足で歩く様子は不思議で仕方がなかったのだが（原作ではホビット達の足の裏には毛が生えているから裸足でも平気）履く足のパーツが作られていたのをパンフにて知る。ホントによく出来てるわ～～～～裸足にしか見えないもの・・・２日で駄目になるから１６００対の足が必要だったとか（すっげ～）今回更に増大するアクションシーン。撮影された兵士達とデジタルの兵士達の激突。この大迫力シーンが、この怒濤の戦闘シーンがＣＧなんですか？？（その日の「世界不思議発見」にて更に驚く）ニュージーランドの技術の凄さに感心するばかり。前回ではボロミアが好きだった私ですが今回はアラゴルンの匂わんばかりのシブさ（マンダム系）にくらっときてしまいました。ゴラム（スメアゴル）が本で読んで想像していたより愛らしかった（笑）ガンダルフが灰色→白に変わって、サラサラのストレートヘアーになる辺りもポイント（謎）いや～～ホント、大迫力でした。もっかい観たいわ（無理だけど）親子で大絶賛でしたもの。前日、ＴＶの宣伝で「一作目を観ていなくても十分に楽しめます」ってコメントがあったけれど、それは疑問。ぜひ、全作品を観てから映画館へ行かれることをお薦めします。そして、子供さんはアニメ版の「ロード・オヴ・ザ・リング」を観ていけばもっといいかも・・・（かなり笑える作りだけれど本を読んでなくてもストーリーが把握出来るので）そして、もう一つ！結構長い作品です。始まる前には必ずトイレへ行っておきましょう（笑）近い人は水分を控えましょう～だって上映中にトイレへ行く人続出だったもんね・・・もったいないってば・・・

  2003年02月22日

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