新着記事一覧 | ぴけの音楽わーるど

今日の音楽・・・Crosscurrents/Pike’s Peak

■Crosscurrents／Bill Evansトリスターノ・スクール門下生との再会セッション。1959年のハーフノートでのモノに比べるとエヴァンスが前面に出てるなあコーニッツらしさが出てないのが残念。ハートウォーミングな『Very Cool』みたいなのが聞きたかったんだけどな。ビッグネームでも必ずしもいい作品にはならないという例かな。■Pike’s Peak／Dave Pike Quartetしっかし、なんでヴァイブの人ってこんなに唸るのかな（笑）ラファロを失った後のエヴァンスの演奏としては、『Easy To Love』の涙をこらえてるような演奏と比べると、ずいぶん違うな。これもお気に入りの1枚。明日はお花見に行くらしい。帰ってから音楽を聴く時間あるかな…来週からの出張の準備で仕事も忙しいし（涙）

今日の音楽・・・Quintessence

■Quintessence/Bill Evans(1976.may)Harold Land(ts)Kenny Burrell(g)Ray Brown(b)Philly Joe Jones(ds)"隠れ名盤"と言ってたのは杉田宏樹さんだっけな…こんだけオールスターが揃っていりゃ隠れてるなんて事もないと思うんだけど（笑）フィリー・ジョーとは『LOOSE BLUES』以来のセッション。1曲目”Sweet Dulcinea"でのバレルのソロがいい。どうも70年代のエヴァンスは評価が低いように思うんだけど、いいのになあ…本人が『Interplay』の路線を望んだというこのクインテット、同時期の管モノ作品、ゲッツ、コーニッツと比べるとテナーが物足りない気もするけど、この2人と比べる方が悪いか…■In His Own Way/Bill Evansこのアルバムも、ジャケ違い（…ってかアルバム名も違った）でダブリ買いしたなあ…この頃になりエヴァンスは"薬を買うために借金する生活"から脱したからか音楽的に変わってきたような…"ゴメス時代のエヴァンスは退屈"とか言われるけど、ここでの『34 Skidoo』はいい演奏だ。アップテンポでいい感じ。まあ、通常のレパートリーばかりというところも評価の低さに影響しているのかな。6月9日発売予定の『Live In London』が気になる…ロニｰスコットでのものなんだろうか？それともブランダイズの再発かな…HMVで買おうか買うまいか考え中♪

今日の1枚・・・Letter To Evan

■Letter To Evan/Bill Evans Trio(1980.JUL）エヴァンス最後のロンドンライブ。60年代から何度も立ったロニｰスコットのステージでの演奏。私の好きな曲、酒バラとエミリーを演奏しているのでこれも気に入ってる1枚。ここでの1番のお奨めはラストの『Letter To Evan』幼い息子を思い、毎晩ステージで弾いたというこの曲…いいです。やっぱり最後のトリオが一番好きだなあ。ラファロ、モチアンも確かにいいけど、このトリオの”その次”を見たかったとどうしても思ってしまう。修練をもって得られた美のなんと美しいことよ。

今日聴いた1枚・・・Turn Out The Stars

■Turn Out The Stars :The Final Village Vanguard Recordings､June 1980　/Bill Evans Trio1980年7月の最後のビレッジバンガードでの録音、題名そのまんまです。Marc Johnson(b) Joe LaBarbera(ds)との"エヴァンス最後のトリオ”の作品です。この最後のトリオの作品としては前年11月のパリコンサートが代表作として上げられることが多いですが、私はこっちの方がいいな。パリの演奏でこのトリオは完成形を迎えたとよくいわれてる。でも、エヴァンスは亡くなるまでこのトリオの"未来"を見ていた。そのトリオに完成形なんてあるだろうか？それよりも、長年慣れ親しんだヴァンガードでのこのライブのほうが私はいい。力強く、そして美しい。この翌々月のコンセクレーション、ラストワルツのBOXセットは壮絶すぎて毎日は聴けないからな…とりあえず今日は6月5日のセット、Disc1，2を聞いて寝るであ

とりあえず・・・

テストしてみようとりあえず、これが上手くいったらディスコグラフィーにもとりかかろうまだまだ、先は長そう・・・とりあえず今日も街をふらふらして、CDをいろいろと購入してきました。エヴァンスの音源もいろいろ探したんだけど、今日も収穫なし。来月の東京出張で、御茶ノ水を徘徊するとしよう。ユニオン以外にお奨めがあったら教えてね。今日の収穫■George Benson/Weekend　In L.A78年の作品。ホイットニーで有名な『The Great Love Of ALL』もジョージ・ベンソンのヴォーカルではこうなるか…名作『ブリージン』ばかりが有名だけどこのライブもいいです。■John Coltrane/Standardその名のとおりのスタンダード集。トレーンのスタンダードというと『バラード』というアルバムがありそちらの方が有名だけど、まあ､いろんなセッションからスタンダードだけをあつめたこのCDもお得な感じがして買ってしまいました■Booker Ervin/The Freedom BookLPからの買いなおし。久しぶりに聴く骨っぽいテナー。久しぶりに聴いたけど、自分の中では少し美化しすぎてたかな。『もう、いいよ』ってトコが無きにしも非ず。■Zoot Sims､Al Cohn/A Night At The Half Noteこれもテナー。ズートが好きなチャット仲間がいたっけ。ドラムはポール・モチアン。言わずと知れた”エヴァンス黄金のトリオ”のドラマー。ズート自身も『The Interplay Sessions』やトニー・スコット盤でエヴァンスと共演してたなあ。ズートに引きずられるようにアル、ウッズもヒートしてゆく。これもいいなあ～で、いつも行く店でエヴァンスの見慣れないジャケのを発見。持ってない音源かもと思いしばし思案したけど、とりあえず帰って資料を確認することに。69年72年のイタリア録音って事で持っているのと同じかと思ってたんだけど、やはりそう。早まらなくて、よかった。フルコンプリートまでの道はあとわずかが遠い（涙）