光悦寺
京都 鷹峯の光悦寺です。この光悦寺というのは、江戸時代の芸術家、本阿弥光悦が徳川家康から屋敷として一族に与えられた地で、光悦の死後、お寺となりました。本阿弥光悦は、画家・蒔絵・陶芸・書・茶道などあらゆる面での芸術家で、一族をはじめ、工芸にたずさわる多くの職人と共に住居を構え、工芸集落を営みました。光悦垣とよばれる垣根ですが、この奥にお茶室があります。ここの光悦寺はお茶室がいくつもあり、鷹峯三山を見渡しながら、茶の湯を楽しまれたのでしょう。ここは紅葉がとてもきれいで、この光悦垣も、今は青々したもみじに覆われていますが、11月頃になると、紅葉がとてもきれいです。まだ青いもみじ。この光悦寺は、急な坂を登りきった場所にあるため、同じ京都市内でも、平地と比べて2,3度気温が低いので他よりやや早く、長く紅葉が楽しめます。ここのもみじは小さくかわいいので私はとても気に入っており、シーズン中2~3回くらい行くこともあります。萩の花が咲いていました・・・(多分)花の周りには、はちがブンブン・・・急な坂道を登りきって、山をながめながらほっこり。おだやかで静かな時間が過ぎていきます。私のすきな場所です♪