「奇跡のリンゴ」
先日奇跡のリンゴを購入し、面白さに夜中までかかって一気読みしてしまいました。この本は、「絶対に不可能」と言われていたリンゴの無農薬無肥料栽培に成功した木村秋則さんのこと、農薬に頼らざるを得ないリンゴ農家の現状、リンゴが日本に入って来た歴史などについて書かれています。ある小さな偶然から、リンゴの無農薬栽培の世界に足を踏み入れることになるのですが、その時から8年間、どんなに研究を重ねてもあらゆる方法を試してもリンゴの実は一つも成らず、それどころか木は枯れかけ、害虫が大発生する事態に陥ります。リンゴ畑からの収入は一切途絶え、家族は極貧生活を送ることになります。健康保険料が払えず健康保険証を取り上げられたり、子供のPTA会費も払えなかったり、税金の滞納によりリンゴの木に赤紙が貼られたことも2度や3度ではなかったと書かれています。その後、木村さんは万策尽き果て、自分が死ねば自分も家族も現状から抜け出せると考え、ロープを持ってある山に登るのですが、そこである光景を目にし、自分が“リンゴのため”と思ってやっていたことの大きな間違いに気付きます。と、これ以上は書きません。。偉業を成し遂げた木村さんもスゴイ方ですが、極貧生活にも関わらず、「もう諦めたら?」と一言も言わなかった奥さん、お子さん、義父母(木村さんは婿養子です)もスゴイ方達だと思います。それどころか、義父は、周囲から「頭がおかしい」と中傷される木村さんの盾になっていてくれた・・と。私にはとても真似できないなぁ・・・。この本を読んで、自分の悩みの小ささに気付かされました。。お薦めです(^^)-----役に立つメルマガ、隔週水曜日の発行です。ママサムライが斬る!超簡単な法律・税金・年金の知識ママさん士業者のネットワークママサムライのHP離婚協議書作成、建設業許可、産業廃棄物許可、その他許認可申請なら高橋牧子行政書士事務所へ!