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カテゴリ:宝石エッセイ
ジュエリーという言葉を聞くと、高価な印象があります。
金額的にも普通のもので数十万、高いもので数百万とキリがありません。 それだけの価値があるから何百万もするんだと頭で解っていても、私がお仕事している時、その金額を目にされたお客様は、ほとんどの方がびっくりなさってしまいます。 高価なものであり、必需品でないジュエリーはぜいたく品のように感じられますが、実際はどうなのでしょう。 宝石は消耗品ではありません。 一度買うと、それは良いものであればあるほど、次の代へ受け継ぐことができます。 それと次の代、例えば母から娘へと渡すことができますが、それは物としてだけではなく、母の思いというものも受け取ることができます。 女だけの特権と言うべきでしょうか。 極端な例をあげれば、100万円の車を買っても、代々受け継ぐことはできません。車は消耗品です。 宝石は元々、地球の地中深くに何億年も前から、存在していたものですので、消耗してしまうことはありません。 形の残るもの、時間がたってもなくならないもの、思いをあげられるものに、ちょっとお金をかけてみるのもいいかもしれませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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