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カテゴリ:宝石エッセイ
鉱物名 コランダム
和名 青玉 化学組成 Al2O3 誕生石 9月 結晶系 六方晶系 硬度 9 比重 4.00 宝石言葉 誠実、慈愛 屈折率 1.762-1.770 語源 ラテン語で青を意味するサフェイロスより 一般処理 加熱 色 青(サファイアとしては赤い以外すべて) 青いサファイアと言ってもいろんな色があります。 コーンフラワーブルー 矢車草の花の青色をした最高級の色で色合い。 ロイヤルブルー ミャンマーのモゴック周辺で産するサファイアはロイヤルブルーといわれる深みのかかった青色で、矢車菊に次ぐ色といわれ、 透明度はカシミールサファイアより高い。 カワセミのブルー スリランカ産の最高品は「かわせみのブルー」と呼ばれるもので、カシミールサファイアに劣らぬ品質で、 ルビーと同じラトナプーラで産出する。 ソフトブルー パイリン産サファイアに見られる、濃く鮮やかで深みがある青色。コーンフラワーに構造が最も似ているといわれる。 インクブルー オーストラリアで産出され、まさにインクブルー色(低級品) 最高級といわれるものはカシミール産のサファイアは、コーンフラワーブルー(矢車草の花の青)と賞され、 ビロードのような潤んだ色合いは他の産地のサファイアには無いもので,これがカシミール産のサファイアの際立った特徴です。 ビロードの光沢は、結晶内部の微細な液体の小滴が帯状の層を成して光の散乱を起こす為と考えられている。 一般にはこのような構造の宝石は不透明になってしまうことが多い。カシミールの最上級の結晶は、 ペグマタイト鉱脈の熱水の中で不純物の少ない環境下で成長した為に、透明感のあるビロードのような光沢を持つのだと考えられる。 しかし、初期に採れた極一部の結晶に限られます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004.09.25 01:26:46
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