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テーマ:今日のおやつ♪(26220)
カテゴリ:司書のお仕事 番外編
最近、しょっちゅう図書館に出入りするようになった職場のKenさん。
いつもは、別の部屋で難しい顔をしてパソコンを叩いては、 ネットワークのトラブルなどを解決してくれるスーパーマンなのですが・・・。 ちょっとしたきっかけから、溜まったストレスを発散させたり、ワンクッションつけて 職場に戻りたいときなどに、図書館にぷらっと現れてお茶を飲んでいきます。 はじめは、静かに飲んでいたのですが、いろいろ世間話をするようになってくると いつのまにか彼の恋愛相談を請け負ってしまってました。 そういう話になると、てんでダメなKenさんはいつも顔を真っ赤にしながら だけど、頑固にアツくコイバナをするのでした。 恋愛年齢「小学校高学年!」と私たちに宣告され、なんとか中学生になろうと せっせと図書館にかよっては、アドバイスを求めてくるKenさんは 律儀に手土産として、毎回おいしいおやつを持ってきてくれます。 ずうずうしい私たちは、「この雑誌のケーキを食べてみたい」などとリクエストまでする始末。 だけど、Kenさんは喜んで(?)買ってきては一緒に食べるのでした。 昨日、私たちのリクエストをうけて限定15個のアップルパイをゲットしたKenさんは、 いつもより気合が入ってました。 「アップルパイはレンジでチンして温めたうえに、バニラアイスとシナモンをかけて食べてください」 食べ方を指示して、ぴゅぅ~っとどこかへ消えていきました。 おあずけ状態で待っていると、息を切らして戻ってきた顔はとっても晴れやか。 「愛しい彼女にも渡してきたんでしょ~?!」 鋭いツッコミにたじたじしながら、顔は真っ赤。 話を聞くと、どうやら彼女だけに渡す勇気はないから女性職員みんなに配ったよう。 それでも、はじめの一歩だよね。とアップルパイをほうばりながら激励の言葉をかけておきました。 「実際、彼女は理想高そうだし、キビシーだろうなぁ」とか思いつつ。 そんなKenさんの恋愛修行の道はまだまだ遠い・・・。 私は確実にこの秋、食欲の秋になりつつあります。ヤバイ。 人の恋愛相談してる場合じゃないんだけど!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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