司書のお仕事 最終回?!
まったくサイテーな一週間でした。月曜の朝イチに、寝ぼけ眼でとった「内定取り消し」の電話。そんなのってアリなんですか?!仕事もとっくに辞めちゃったよ。もう引越し先も決めちゃってるよ。契約金も払っちゃってるよ。みんなにも言ってるよ。春の新生活を合言葉に、入院頑張ったんだよ??そんなことを、ずっと考えているととっても悲しくなってしまいました。理由は、就職先の大学が起こした「経歴詐称」の不祥事でした。このことで、文科省から2年間の新学部設置を停止され、4月からの学生募集も見込めず、新学部の設置増員として呼ばれていた私は、雇えなくなったということでした。こんな時、怒りを爆発させてそれをエネルギーにするタイプの人とウチにこもって、落ち込みながらもじっと浮上するのを待つタイプの人がいると思うのですが、私は後者の典型、そして父は前者の典型でした。私の話を聞いた父は、カーッと頭に血が上り「大学を訴える」「不動産屋に返金請求する」と、息巻いてました。そして、怒りは伝染して家族中がピリピリ。私自身は、もう打ちのめされているので、その伝染した怒りが敏感になっている神経にいちいち障り、もっとピリピリ。ついに、大喧嘩。「私は訴えるつもりはないッ!」「もう次のことを落ち着いて考えたいの!」「そんなの納得できん!お父さんは、損害賠償で大学から絶対取り返してやる!」「そんなに簡単じゃないよ?!私がいいって言ってるんだからもういい!」「あんたのために言ってるのに」「そういうのが、一番ストレスなの!!」「あ~、分かった分かった!!もうそんなに言うなら知らん!」こんなやりとりの後、冷戦状態です。父が、私のことを思って言ってくれているのは分かるけど、入院して、やっとエンジンかかってきたところに、いきなりカウンターパンチくらって、、これからまた就職活動を0から始めないといけないのに…これ以上戦う気力ははっきり言って残っていません。。じっとエネルギーをためて、「縁がなかったってことだ」とか「別の仕事に就くチャンスかも」とかちょっとずつポジティブに考えていても、父の”怒り”という負のエネルギーに、それをかき消されるんです。そこを、もうちょっと分かって、そっとしておいてくれるといいんだけど。そんなわけで、いきなり無職。ライブラリアンでもなくなったのですが、もう一つ、やりたかったコトへチャレンジするチャンスなのかもしれない、とやっとこさ思い始めているところです。