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カテゴリ:ミュージカル
くやしいぃ~~。
もう少し、リラックスしているはずだった。 不安など何もないはずなのに、 動揺しているわたしがいる。 7人1グループで、一緒にオーディション。 一緒に踊るときに、振り付けを間違っている人が目に入り、 つられて、自分の踊りが不安定になってしまった。 昨夜は完璧に覚えたつもりだったが、 今朝、同じところで一瞬忘れるところがあった。 そう自信がなかったのが、つられてしまった原因。 自分自身と、一緒にいることが出来なかった。 歌に関しては、問題外! 上ずっている声や、音程のずれなど、落ち着くつもりが、全然ダメ。 そして、台詞。 あぁ~~、自分じゃない!と腹が立つくらい。 完全に、他の参加者の影響を受けまくっている。 そう、ちゃんとそこに、わたしがいない。 オーディションで、自分を表現するのが大の苦手。 できるだけ、表現したくない自分が残っている。 観てほしいのに、隠している相反さ。 出し惜しみ。 今日の終わりに、 オーディションで、面白かった個性的な人が、 何人か紹介されて、みんなの前で披露した。 最高に、素敵だった!! 出来が良いとか悪いとか、判断よりも何よりも、 その人が、思いっきり表現している。 出し惜しみせずに。 100%120%の熱演に、その準備、 その人の真剣さや、 このオーディション、ミュージカルにかける誠実さが、伝わってくる。 何かが、できるかどうか、 そんなことは、その後の話。 できるから、とか、 できないから、とか、 そんなことは、関係ない。 そういうことを、ちゃんとわかっていたつもりだったけれど、 いざ、自分がオーディションを受けるとき、そのいい加減さが見えた。 プロデューサーが判断する前に、 自分自身で、ジャッジしているわたしがいる。 そして、もっと出来るはずなのに、と、 出来たときの自分を基準に、 マイナス点をつける。 緊張しながらも披露してくれた、 個性あふれる仲間たちをみて、 自分を裁くことで、自分に烙印を押すことで 自分を守りに入り、安全圏で、のほほんとしていたことに気づく。 いい舞台を作り上げるなら、 そんなところにいたのでは、出来るはずがない。 これから109人のキャストと100日間、 汗と涙と感動のドラマが始まるのだ。 本番では、悔いのない全身全霊の瞬間を観てもらうことを ここに誓います! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.08.31 16:37:30
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