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カテゴリ:徒然に
「突然」やってきた、
それは起こった、 と人が言うとき、 本当に、それは、 「突然」なのだろうか???? むかぁしの映画「クレイマー・クレイマー」で、 妻が、夫に、別れを告げるシーンがあった。 夫にしてみれば、「突然」なのかもしれないが、 妻にとっては、長い歳月のその「結果」なのだ。 「突然」と人が言うとき、 それは、その人にとって、突然であるだけで、 決して、突然、起こるわけではない。 がん細胞も、 長い年月の末の「結果」にすぎない。 人は、何を観て、何を感知しているのだろう? この情報社会では、 溢れる情報に、 無感覚でいる術を、習得するしかない。 感覚機能や、感受性が、 奪われることに、無抵抗だ。 そうするしか、 この現代社会に、順応できないのかもしれない。 その「結果」、起こっていること、 それが、今の起こっている問題だ。 それは、「突然」、現れる。 そう、意識の外に、排除していただけのことで、 消えてなくなる、わけではないのだ。 「突然」それはやってきて、 その「結果」ではなく、 すでに気づいていれば、 予測不可能ではないかもしれないのだ。 気づきたくないから、と、 意識の外側へ押しやったとしても、 それらは、消えない。 ただ、その人の、 意識の外側に、 追いやられただけのこと。 意識下で、すべては起こる。 それらは、消えることなく、 成長を続け、 そして、現実のその人を脅かす。 「突然」などという言い訳はやめて、 その「結果」を直視するしかなくなるのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.19 23:08:00
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