|
カテゴリ:子育てサロン
カンカン陽射しの富田林。
参加者の皆さんは、すっかり、夏の様相で、 着ている服の明度も高い。 3回目になるが、1回目お休みの人、2回目お休みの人など、 すれ違いになっている参加者もいるので、 名前を伝え合ったり、簡単なエクササイズで、お互いを知る。 グループとしての、親密度が増し、 グループの一員としての所属感が増すことで、 プライベートな話も、すんなりとしやすくなる。 普段は見せないネガティブな一面も、 このグループでなら、安心して開示できる場作りが、 ファシリテーターとして重要だと思うから、 わたしは、いつも最初、遊んでるようなワークになる。 講師という上下関係に位置するのではなく、 常に、ファシリテーターとして、平場の中で、そばにいたい。 すると、予定していたワークではなく、 その場で、必要なワークとなっていく。 参加者の活発な意見や、リアルな日常と照らしながら、 <自立>の先にある、<相互依存>の関係に、時間を費やす事になった。 子育てというよりは、 夫婦関係へと、話が発展したのだった。 よりよいパートナーシップとは。。 言葉で、説明するより、 実際に、エクササイズをやったほうが、 手っ取り早く、実感する。 そういう時は、必ずといっていいほど、 突然、エクササイズがひらめいてしまう。 いや、全くのオリジナルではなく、 たくさんの類似したエクササイズから、 今回用に、アレンジしたもの。 洋服で言うなら、セミオーダー。 「自分が相手に出来る事」「相手が自分に出来る事」を、 究極の選択、カード形式バトルで、 ゲーム感覚で対戦した。 そこには、 頭で考えていた答えとは、違った結果や、 新たな課題を突きつけられて、価値観が移層したりして、 参加者のその時に必要な、目前のものがみえてくる。 頭でっかちになることなく、 直近のことから、理解を深めていく。 パートナーシップの難しさは、 パワーストラグルに陥ること。 主導権争いの段階、自分の思いを通そうとしてしまうこと。 もしくは、相手を優先させすぎて、 自分が依存的に、被害者のようになってしまったり、 もしくは、その逆のパターンに、なることで、 相互依存ではなく、偏った依存、 バランスの悪い状態になってしまうこと。 どうすれば。。。 課題を、問題提起をする人がいるかと思えば、 その答えになるような、 次の段階に来ている人の感想が、述べられたりして、 グループの中に、智慧がたくさん存在しているのがわかる。 そう答えは、内にある。 相手との関係で、本当に望んでいる事とは。。 最後に、全員で、人間椅子になって、 依存することのラクさ、依存されてもしんどくない状態を、 実感してもらった。 誰か1人が、負担し、辛苦を舐めるのではなく、 たいした労力を感じずとも、お互いが誰かの役に立っている状態。 相手がしてくれたことを、 価値あるものとして受け取ることで、 それは、可能になってくる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.06.20 13:06:52
コメント(0) | コメントを書く
[子育てサロン] カテゴリの最新記事
|