きのう書いた日記、映画『牛若丸』をめぐる私の解釈は、じつは3日の日記をアップロードしてから後記として付け足した。その付加は3920字になった。書き終わったところでアップロードのタブをクリックした。なんと、その途端に書き足した3920字の文章が完全に消失しまったのである。どんな操作をしても復元が不可能だった。
私は落胆すると同時に、カッと頭に血がのぼった。血圧があがったのが分かった。危ないと思ったので血圧を測定してみた。165mm/hg だった。私としては随分高い数値である。・・・落ち着くのをしばらくまってベッドに入った。
翌朝4日、朝の習慣にしている血圧測定をした。上が119mm/hg、下が70mm/hg。通常どおりに戻っていた。
さて、消えてしまった文章が惜しくなった。6日、すなわち昨日、消えた文章がまだそっくり記憶されていた。たぶん、ほぼ一言半句間違わずに復元できるだろうと思った。少々の違いはあっても、論理とその構成が復元できれば、もちろんそれでよい。
そうしてタイピングして書き上げたのが、昨日のブログ日記『美空ひばり映画「牛若丸」をめぐってひとつの解釈』である。アップロードしてから読み直してみて、さらに少し書き足した。
・・・ハハハハ、市の福祉課から、もう後期高齢者なのだから認知症予防のために、検査を受けたらどうか、という案内が来ていた。
「どうする?」と自問して、「心配してくれるのはありがたいが、3920字を二日後までそっくり記憶してい、再現できるのだから、検査はみあわせてもいいんじゃないかい」と自答した。