すごいねー、ドジャース大谷翔平選手。日本時間20日(現地時間19日)米フロリダ州マイアミでの対マーリンズ戦で、1試合連続3本塁打を放ち51本塁打ー51盗塁の「偉業」を達成、世界中の野球ファンの度肝を抜いた。この日、4打席に4H、5打席に50H。この50ー50で球界を沸かせ、解説者のなかには彼を「アバター(Avatar; 人間離れした神の権化)」と称した人もいたが、それどころではなかった。つづく6打席に第51号ホームランを放った。6安打3本塁打10打点2盗塁は、大谷翔平選手自身の初記録。そして米大リーグ史上初となる51ー51の達成である。
球場には大谷翔平選手を見にくるといわれるほど、大変な期待が寄せられている。大谷選手がその期待を自身の肩にどれほど感じているか想像もつかないが、その巨大な期待にちゃんと応えてしまう。しかも笑いながら。全然しかつめらしい表情はしていない。体もでかいが、心の度量も広い。すごいもんだ。チームの選手たちのみならず各球団の選手たちにも愛されていることがわかる、そんなシーンを何度も見ている。試合中の塁上で相手方選手が駆け寄ってきて話しかけたり、背中をたたきあったり・・・。みんなみんな、大谷選手と話したいらしい。遠い日本でモニター画面越しに中継映像を見ている私まで嬉しくなってしまう。
ドジャースはこれでプレーオフ進出が決まったらしい。
【追記】日本時間21日。大谷選手は、本拠地ドジャースタジアムにおける対ロッキーズ戦で、52本塁打-52盗塁を記録更新。