るりまつり

[本だな] カテゴリの記事

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  最近読んだ本をまとめて…♪

  またもやまとめてになってしまった読書日記もともと活字中毒でなにかしら読んでいないと気がすまない方なのでアップしようと思えばたくさんあるんですけどね…いつもまとめてになってしまいますでもまとめてになっても書き記しておかなければ読んだことを忘れてしまうのでただの備忘録になってしまってすみませ～んまずはこちら赤い指図書館で予約してたんですがあまりに予約順番が遅かったので忘れたころに連絡がありました（笑）なんというか…親として考えさせられたこの本ちょうど秋葉原の事件があった頃だったから余計かなあ普通の日常に普通の家族に普通に後延ばしにしてきたことに狂気は存在するんですね大好きな加賀刑事シリーズの一つですそれから十字屋敷のピエロ持ち主に不幸を呼ぶといういわくつきのピエロ女性の視点とピエロの視点から話が進んでいったんですが私はこういう人形とか苦手なので余計怖かったですきっと十字の形の屋敷というのもそれだけで気味悪くて住めないかも真犯人は意外でしたそして眠りの森赤い指と同じく加賀刑事シリーズこちらの方が時期的には先になりますね以前も読んだことがあったのですが再読ということで…ストーリーももちろん最後まで飽きさせませんが加賀さんの恋の行方の方が気になるかも（笑）続いて間宮兄弟いいですねえ～江國香織さんは昔よく読んでましたいい年になっても一緒に住んでいる兄弟の物語淡々と穏やかなまんまでストーリーが流れます映画も見ましたがやっぱり原作の方が好きかも映像では淡々としたほのぼの系が好きなんですが読書では最近はミステリーを読むことが多かったのでちょっと新鮮でしたそれから画像が見つかりませんでしたが岡嶋二人さんの「クリスマス・イヴ」これはですね～ジェイソンを思い出しました（笑）13日の金曜日の…古いという風に母がミステリー（一部違うけど）にはまってる中息子は最近「西遊記」や「子ども版　三国志」に夢中あとは「ビーストクエスト」や「スパイダーウィックの謎」も面白いらしいです… 娘は最近伝記に凝っていて「ヘレンケラー」や「ナイチンゲール」などのシリーズを好んで次々と読んでます。 子どもたちにもその時期その時期で好みがあるようでおもしろいもんです

  Jun 30, 2008

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  「どんどん橋、落ちた」「浪花少年探偵団」「長い長い殺人」

  最近読んだ本をまとめてどんどん橋、落ちた綾辻行人さんの作品です本格派の綾辻さんにしてはめずらしく犯人当てのトリックを集めた短編集推理しながら読みましたがどれも犯人を導くことはできず…「何でよ～」と思いながら解決編を読んで無理やり納得させられた感じです(笑）なんか、悔しい…浪花少年探偵団こちらは東野圭吾さんこってこての関西が舞台ですいろんな事件を解決していくしのぶセンセがとっても魅力的口は悪くてもこんなに気持ちがあったかい先生がいたらいいのになあ長い長い殺人そして宮部みゆきさんこれ、主人公が財布です（笑）１０個の財布たちがそれぞれの持ち主のことを語っていくうちに連続保険金殺人の謎がとけていきます面白い視点ですねでも違和感なく読めましたでもこんな風に財布に生活をのぞかれていたら……かなりイヤかも明日からは４連休久しぶりにキャンプに行ってきますテントやタープなど設営の手間を考えたらせめてニ泊はしたいところと思っていたんだけど５日はサッカーの試合があるそうなのでとりあえず一泊で我慢そのかわり明日は早起きして早く行くぞ～

  May 2, 2008

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  「黒い家」「天使の囀り」

  お友だちに借りて読んだ本です　　どちらも貴志祐介さんの本お友だちが持っているというので「貸して、貸して～」とせがんで「黒い家」を貸してもらったのにいざ、読み始めると「あれ、なんかこの話覚えがある…」と、またやっちゃいました～さすがに家にある本ではなかったのですがどこかで借りたことがあったもよう（笑） けれど、どういうストーリーかなどが全く思い出せなかったのでそのまま読みました最近自分の記憶力にかなり疑問をもってます（笑）この本、ホラー小説という位置づけをされてますがホラーなのかなぁ…まあ、ホラーって何？と言われても答えに困るんですけどねラストはちょっといただけないなと思いましたが全体的には面白かったですでもどちらかというと「天使の囀り」のほうが好きだったかなぁ好きは好きだったんですが、生理的にニガテなものがずっと出てくるので、ストーリーは気になるけど読みたくな～い！！という状態何とか最後まで到達しました、ふぅ～次は何を読もうかな～

  Apr 15, 2008

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  「天空の蜂」♪

  東野作品を順番に……なんて宣言してた割には順番が一気にとんじゃってますが、「天空の蜂」を読み終わりました図書館に行った時に、たまたま返却本のコーナーで発見し、衝動借りしたものです（笑）天空の蜂こちらは日本の原発政策に対して考えさせられる作品です。でも国のと言うよりも、作中の言葉を借りるなら、自分も「沈黙する群集」の一人であることを認識させられました。ストーリーは大型の軍用ヘリの試験飛行の日、メーカーの開発担当者の子ども一人を乗せたまま何物か手によってヘリが奪われます。ヘリには爆発物が積まれていて、そのまま高速増殖原型炉「新陽」の真上でホバリングを開始。全国の原発を使用不能にしなければ、そのままヘリを「新陽」に落とすという脅迫状が送られてきて…というものです。結構長編ではありましたが、緊迫感ある展開に一気に読むことができました今日は久しぶりに、まえをけいこさんのお店バニラチェアに行ってきました。相変わらず可愛い品物ばっかりで、制作意欲をすごく刺激されましたなのに足りないものは時間と余裕（笑）今週末も息子のピアノの発表会でバタバタ過ぎ去りそうです…夕方は息子のアレルギーで定期的に通っている病院へ。先日の血液検査の結果が出ていました。ここで出してもらう漢方のお茶を飲み始めて以来、ぱっと見ではアトピーとは分からないほどに改善している息子。けどお茶を飲むのをさぼったり、ジャンクなもの食べたりするとすぐに肌に現れます。なので、まだまだお茶を卒業することはできないなとは思っていたのですが、今回の結果はちょっとショック総ＩｇＥ値がまた上がっていて、４２００ほどありました。今までで一番ひどい時は７０００以上。それに比べると下がったなとは思いますが、この二年ほどはずっと３０００代くらい。数値に左右されるのは良くないとは思いつつも、基準値の１７０以下にはほど遠いななんて思ってしまいます普段から漢方茶を飲まなければならないために、ジュース類はごくごくたまにお友だちと一緒の時くらい。食事も和食中心。まあすでに本人も渋好みになっているのが救いかもしれませんが（笑）まだまだアレルギーとの長い闘いは終わりそうもありません～

  Feb 20, 2008

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  「魔球」♪

  今日はものすごいです。朝起きたらすでに一面真っ白それからもしんしんと雪は降り続け、今はやんではいますが１０ｃｍくらいは積もってるんじゃないかなあ…これから夜中にかけて気温も下がるだろうから、明日は凍結して車は出せないかも…。一日冬眠生活に入りそうです。やっとゆっくりソーイングでもできるかなあここ最近怒涛のような毎日を送っていました。昨日も午前中は幼稚園の行事。保護者会主催のものでは、３学期中で一番大きなものが無事に終了したのでほっと一息です。午後からは娘のお友だちが遊びに来るお約束になっていました。行事の準備があったため朝8時過ぎには家を出ないといけなかったので、それまでにある程度片付けなくてはと思っていたのに、眠気にまけたりお弁当に予想以上に時間がかかったりで…まあ気心しれた人たちだけだからいいか(笑）なんて思っていたのですが、子ども達でどういうお話し合いになったのか、増えに増えて実際来たのは兄弟含めて子ども15人、大人8人。完全にうちの許容量を超えてますもっとちゃんと片付けておけばよかったって日頃からきちんとしておけば何の問題もないんでしょうけどねそんな日々の中、最近読んでいた本はこちら。魔球相変わらずの東野圭吾さんです。まだまだ順番的には初期の作品。著作、意外と多いですよね～。さてさて読後の感想はというと、あまりにも悲しい…高校生にこんなにも重荷を背負わせなくても、東野さん……と言いたくなるような内容でした（笑）が、ストーリーとしてはとっても完成度が高くて、一気に読める作品だと思います。タイトルにもなっている「魔球」が、どのように事件の数々にからんでくるのか。屈折した行動の下にあった、本当の目的とはなんだったのか。ミステリー好きの人は、機会があったら読んでみてくださいね

  Feb 9, 2008

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  「学生街の殺人」

  東野圭吾さんの4作目の作品です。学生街の殺人表通りに客足を奪われた旧学生街が舞台になっています。バイト先の同僚が殺され、数日後には主人公の恋人が第二の被害者に。それぞれ謎の多かった人物だけに、彼らのもつ秘密は何なのか、二つの事件に関連性はあるのかを探っていく旧学生街の住民達。すらすら読める割には、いろんな糸が複雑にからまりあって最後にほどける感じで、結構読み応えがありました。著作はやっぱり順番に読んだ方がいいと、今図書館で次々と予約している最中なんですが、東野さんの本は人気でなかなか順番がまわってこないものもあるんですよね。最新作まで追いつくのはいつのことやら

  Jan 30, 2008

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  「上と外」♪

  今日は昨日にもまして寒いです～一日中、雪がちらちらと…。でも家は山の方にあるので、用事で車で出かけると途中で雨に変わるんですよね（笑）今も夜中で気温が下がってきたためうっすらと積もってきていますが、下の方ではどうなのかなあ。このまま積もって道路が凍結するようであれば、明日は冬眠生活になるかも元々雪が降る土地柄ではないため、積雪があるとすべてがストップしてしまうんですよね。金沢の義両親からすると、雪で会社や学校に行けないなんて信じられないらしいですが（笑）関東平野でも積雪かなんてニュースも流れてました。みなさんも気をつけてくださいね。さてさて、最近ずっと読んでいた本。上と外（1）恩田陸さんの長編小説です。いろいろと複雑な事情のある家族。考古学者の父に会いに中米に行ったところでクーデターに巻き込まれ、子ども達二人が密林に取り残されるという冒険物。ジャングルやら遺跡やら地下迷路やら猛獣との闘いやら、乗り越えなければいけない苦難が満載です（笑）あまり何も考えずに、ダダーッと読めるのはいいんだけれど、それにしてはちと長いかも…。でも少年少女の冒険物なんて、ホント久々に読んだので逆に新鮮でした～

  Jan 20, 2008

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  「白馬山荘殺人事件」

  今日も娘はお休み幼稚園の送り迎えがないだけで、家にいられる時間って全然違いますね～。ゆっくりと朝食の後片付けをして、洗濯物を干し終わってもまだ９時ごろだったりして下手に人ごみに出かけて、風邪などをもらって明日のクリスマス祝会に出られないなんてなると完全に母のせいなので（笑）、家でのんびりと。少しずつ大掃除なんかも始めてみました。そういえば、娘の学習机なんかの置き場も考えないといけないなあ…。そのうち、大・大・模様替えになるかも図書館の貸し出し期間が、年末年始にかかるために３週間に延びているので、今のうちにと大量に予約をしていますやっぱり同じ作者のものは、順番に読んだ方が楽しそうだと前回で思ったので、そのままの流れで東野圭吾さんの作品をいくつか借りました以前に読んだ記憶がかなりはっきりしているものだけ省いていますホントは読んだことがあるものの方が多いのだろうけど、忘れてるなら一緒ですしねということで、３作目にあたる「白馬山荘殺人事件」です。画像はないようで、すみません兄の死に疑問を抱いた妹が、その現場になった山荘で謎を解いていくストーリーです。山荘の名前は「まざあぐうす」マザーグースの歌詞が謎解きの鍵になっています。確かにマザーグースはどれも意味不明というか、意味深というか…ですものね。そういえばうちにもＣＤがあるなあ。けれど、海外ならいざしらず日本人にはあまり馴染みのないマザーグース。どちらかというと入り込むことができなかったかもでも気になったので、娘と一緒に「ハンプティ・ダンプティ」とかＣＤをかけて聞いてみました日本の童謡もそうですが、深く意味を考えるとちょっと怖くなる感じがありますよね…そういえば、息子は「Incy Wincy Spider」が昔お気に入りでした。やっぱり語呂やリズムがいいのかもしれませんね

  Dec 19, 2007

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  『探偵ガリレオ』♪

  昨日は、接骨院に行ったり電車で買い物に行ったりと結構待ち時間がありそうだったので、バッグの中には小説をしのばせていました。ずーっと以前に読んだはずなのに、はっきりとした記憶がないということが多い私（←やっぱり年でしょうねえ…）最後の方まで読み進めて、「あれ？何か読んだことある？」なんてこともしばしばです題名と内容が一致しなかったりねだからこうやってブログに記録しておくのは私にとって大事かなあ、なんてこの本もそんな一冊探偵ガリレオしっかりとうちの本棚にあるくせに、今回ドラマ化されてから「う～ん、本当に読んだっけ？？」という感じでした。そこで改めて読みなおすことに短編集のようになっていて、一つ一つの話はあまり長くないので昨日の待ち時間中でほぼ読めてしまいましたで、やっぱり読んでましたってそりゃそうだろうけど…。相変わらず湯川教授がいい味出してますねえ「容疑者Xの献身」は今年に入ってから読んだので、彼のキャラはちゃんと覚えてます事件を解決する話なのに泥臭さがないのは、彼の俗世間離れしたキャラのおかげだろうな。ドラマの方は１、２度しか見ていませんが、福山さんがかっこよすぎるかな？？という印象でした。先に原作を読んでいる時にありがちな、「おもしろいんだけれども、何かイメージが違う」みたいな（ドラマファンの方、すみません。一個人の意見です）文庫本の方のあとがきに、東野圭吾さんは佐野史郎さんをモデルに湯川教授を書いたとありますが、確かに確かにあの思いっきり理系な感じが、それっぽいかも…。今回のドラマのメンバーで映画化されるという「容疑者Xの献身」ですが、う～ん佐野さんの湯川教授で見てみたかったかも。あと、犯人役の石神は数学者で柔道家であだ名が「ダルマ」。誰がはまり役かなあ？？（笑）原作の映像化というのは楽しみな面もあるけれど、どうしても自分の頭の中でイメージができあがっているから難しいですよね。それはそれ、これはこれとして見るのが一番なのかな

  Dec 9, 2007

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  「いわしくん」♪

  約１０日間のアメリカ出張に行っていた夫が、先ほど無事に帰宅しましたちょうど子ども達がもうそろそろ寝ようかと、お父さん宛の手紙代わりの日記を書こうとしていたところだったので、ぎりぎり会えて大はしゃぎお土産をもらったり、お父さんがいない間のことを話したり…。明日も学校があることだしと名残おしそうに、子どもたちは床についたんですが、だんなはそれから食事をした後、また会社に顔を出してくると明日の準備のためにわざわざ一日帰国を早めたらしく、どうしても行かねばならないようで、泣く泣く「行きたくな～い」と言いながら出社…今駅まで送ってきました。そりゃあ行きたかないよねえ、時差ボケとかは大丈夫なんだろうかそのだんなが帰国前に「とにかく和食が食べたい。家庭料理が食べたい」とメールを送ってきていたので、今日の夕飯はとりあえず和食に決定。どうやら相当ボリューミーで脂っこい食事ばかりをしていた模様（笑）ということで、お味噌汁やおひたしや煮物系の方がいいかなと思って献立を考えましたお魚もプラスしようと思って、夕方キッチンでイワシを開いているところに子ども達がよってきて「あ～イワシくんだ～！」「ぼくは泳いだ！だ」と一体何のことかというと、子ども達が大好きな絵本「いわしくん」のことです。このおかげか？うちの子たちは多少の小骨があっても、魚が大好き楽天ブックスでは画像がないようですね。すみませんこの絵本、「いわしくん」が捕まえられて男の子に食べられて、男の子の体になって、最後にはプールで泳ぐというお話です。とても単純なストーリーだけれど、食について考えさせられる絵本です。子ども達にもすっと入ってくる内容ですしね！母は、最期の「ぼくは泳いだ」の時の「いわしくん」の目が大好きなんです～！命をいただいているんだという実感がわく本なんて、なかなかないですよね。おすすめです～。息子も楽しく読んでいるくらいだから、わりと大きい子にもいいんじゃないでしょうか。

  Dec 2, 2007

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  「卒業」

  先日までおじいちゃんとおばあちゃんが遊びに来ていたため、こたつがリビングにやってきました。というのも、普段は和室は私の工房と化していますこたつがあって、テレビもあって、ミシンやロックやアイロンなどが出しっぱなしになっていて、壁際には布の山という、私にとってはかなりの快適スペースけれどもちろん、そのままではお布団を敷くスペースがないので、両親に手伝ってもらってこたつをリビングに動かしました。暫定的な処置のはずだったのですが、おじいちゃん達が帰った後もそのまんままあ、だんなが今不在なので一人で動かすのが大変というのもあるんですが、それより何より心地いいやっぱり日本人はこたつですねそのせいでかなり怠惰な生活になってしまっていますが…。そろそろ、戻さねばそのこたつで、ごろごろと読書など図書館でたまたま見つけて読んだ、東野圭吾さんの「卒業」です。あああ～、加賀刑事が若い！　学生だなんて…。と変な感慨を覚えながら、つれづれ読みました。う～ん、やっぱり同じ著者の作品は順番に読んでいる方がよさそうですねとはいっても、読んでいても内容をすぐに忘れてしまったり、他のものと重なったりしてしまうから、あまり私にとっては意味がないかもしれませんが…一応、次の作品を図書館で予約してみようかな

  Nov 27, 2007

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  「１３階段」♪

  久しぶりに、読書の覚書を一つ続きが気になるような作品でありながら、ここのところ集中して読めなかったのでけっこう時間がかかってしまいましたが「１３階段」　高野和明以前、映画化もされていましたね。図書館に行った時、たまたま「本日の返却本」の中に発見ふと惹かれて借りてみました。映画の評判はイマイチだったようですが（私は見てません）、原作のこれは面白かったです。記憶を失い、冤罪の可能性を残したままの死刑囚。仮釈放中の男性が、元刑務官とともに彼の冤罪をはらすための証拠を探すことになって…という感じのストーリーです。現行の死刑制度に対して疑問を投げかけつつも、お堅くまとまらないで、ミステリーを楽しむように読めました。ラストのどんでんがえしも驚きでした

  Oct 26, 2007

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  「天使のナイフ」

  最近読んだ本です薬丸　岳さんの「天使のナイフ」お友だちにすすめられて読んだのですが、こちらはデビュー作にして江戸川乱歩賞の受賞作だったんですね少年法は何か、被害者の権利とは、などなど様々な問題に深く切り込んだ作品でした。しかもストーリー構成も絶妙なので、最後まで一気に読めてしまいますよ秋の夜長にお薦めの一冊です自分が中学生くらいのころのことをいろいろ思い出してしまいました。冗談交じりに少年法のことを話していた友人も確かにいたなあ。やはり不安定な時期ですよね。この間から神戸の私立高校のいじめ自殺なども問題になっていますが、我が子が大きくなるにつれ、どんどん不安も増します。被害者だけでなく加害者になる可能性も、この年頃の子には紙一重なのかもしれませんよね。集団の怖さってありますし…。子供たちの将来が明るいものであるために、親として何がしてあげられるんだろう…ちょっと真面目に考えさせられた本でした。

  Oct 2, 2007

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  「半落ち」「クライマーズ･ハイ」「交渉人」

  今日から子どもたちはスイミングの短期教室。それは別にいいんですが、何が問題かって朝が早い開始時間に間に合わせるためには夏休みだというのに６時起きで、子ども達も総動員で庭の水遣りやら洗濯やらを手伝ってもらいました。その上、息子と娘はたった1級の差で同じ時間帯のクラス開講がなく、二人合わせて母の待ち時間は2時間半もう泣くしかありません…。待合室はもちろん結構な込み具合なので、子どももろとも本を持ち込んで時間つぶしをしています。そのおかげで、途中だった「交渉人」も今日で読み終えたので、読書記録などまずは横山秀夫さんの「半落ち」これは映画化もされていたので、ずっと気になっていた一冊でした。映画の評判はイマイチだったようですが、原作はいいよと聞いていたのでやっと図書館で発見して早速借りることに。初っ端からぐんぐんとその世界観に引き込まれました。「半落ち」とは犯行の一部自供をさす警察用語だそうですが、その語られない空白の部分は一体何をさすのか？謎は最後には解けますが、それでも胸の内のもやもや感が残るというか、せつない一冊でした。同じく横山秀夫さんの「クライマーズ･ハイ」こちらは日航機の墜落事故に関わった記者の話です。男の視点からの、仕事とは、家族とは、などを考えさせられました。その分、女性像は何だか真実味が薄いような印象も受けましたが、それはそれとして。現代と過去がうまく入り乱れながら話が進むので、飽きずに一気に読み通すことができました。そして、五十嵐貴久さんの「交渉人」この手の話も好きでよく読むのですが、今回は偶然？たまたま？事件のキーワードとなるところに最初から気付いてしまいましたそれがなければもっと楽しめただろうになあ…本当になぜピンときたのか自分でも不明ですでも久しぶりに軽快なタッチの文章だったので、サクサク読めましたよ！

  Aug 22, 2007

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  「宿命」「分身」「トキオ」

  どれも東野圭吾さんの作品です。図書館の貸し出し期限におびえつつ、ちくちく読みすすめましたまずは、「宿命」。題名どおり「運命」ではなく「宿命」なんだなあと感じさせられる一冊でした。いろいろと事件に関する推理は働かせながら読んだつもりだったんですが、最後はやはりびっくりでしたね。締めくくりの一言が、好きです「分身」こちらは意外と科学的なことにまでふみこんでいる作品ですね。私は母としての気持ちで読んでしまうからか、ちょっと考えさせられました。ネタばれになるのでくわしくは書きませんが、私が母としての立場ならどんな反応になったのだろうかと…。倫理的にどう思うのか、生理的にどう感じるのか、う～ん「トキオ」いろんなところであらすじを先に聞きかじっていて、あまり好きではなさそう？なんて興味をもっていなかったのですが、意外や意外。上記３冊の中では、私は一番面白かったです。感情移入しやすかったというのもあるかもしれませんが…。こんな風に時を越えられて行ければ、私はどうするかなあ。最初は父親のおまりのダメ男ぶりにびっくりでしたが、息子との触れ合いを通して成長していくのには素直に感動しました。

  Aug 16, 2007

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  理由

  昨日から息子がキャンプに行ってしまったため、暇暇星人の娘仕方がないので、朝から夫がプールに連れて行きました。その間に私は家事を済ませて、読みかけだったこのを最後まで読むことができました。理由/宮部みゆき直木賞の受賞作だったようですね。事件に関わる人たちへのインタビューという形でをとっています。続きが気になって気になって…というような勢いのある作品ではありませんが、やっぱり語り口が上手ですね。それぞれのキャラクターに個性があって、構成も上手で、徐々に「理由｣が明らかになっていく過程は素直に面白かったです。それにしても、競売や占有などという、あまり日頃縁のないような世界を苦痛なく読めるように書けるなんて、宮部さんはホントすごいですね。図書館で予約していた本が続々とやってきて、あと４冊残っています。しかもまだ予約中のもの多数の上、全部長編もの返却期限までに読めるかな～午後からは水族館に行く約束をさせられているので、お盆休みもう一頑張りせねばなりません

  Aug 12, 2007

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