|
カテゴリ:「神の子たち」四ノ宮監督
今日から、
先日お話していました四ノ宮浩監督の次回作、(仮題) 「天国の子どもたち-世界中の貧困と飢餓と戦争をなくすために-」 のたたき台として公開されている、 「新作映画・そして僕自身のためのノート」を 連載していきますが、それに先立ち、上記映画のストーリー概要を 四ノ宮監督ご自身の手記を通じて5回に分けて連載します。 この手記は、『5000人製作委員会』に申し込んだ時の 資料のひとつで、HP上でも公開されているものです。 <映画ストーリー概要(1)> 2006年5月、僕は、17年前に日本を飛び出し、 最初に訪れたフィリピン、マニラ首都圏のスモーキーマウンテン 跡地にたたずみ、今までの自分自身が経験した数々の この地での出来事を振り返っていた。 そして、その記憶の多くは決して死ぬまで僕の脳裏から 消えることがないと断言できるほど強烈な体験の数々だった。 僕はこの地で、日本では想像できないほど 「多くの子供たちの死」に立ち会った。 そして、この地で撮影した映画 「忘れられた子供たち/スカベンジャー」の主人公エモン (当時13歳)が自殺して死んだという噂を聞いた。 彼がいくら貧しくとも、自殺するなんて有り得ない事だった。 僕は彼の自殺の真相を確かめようと思った。 どうやら僕は、長い間、 「どうしたら世界中の貧困と飢餓と戦争がなくなるのか」 この答えを探しに、いつもどこかを「放浪」していた気がする。 最初はフィリピン、インド、タイなどのアジアで、 2001年の911ニューヨーク同時多発テロ事件以降は、 アメリカ、パキスタン、アフガニスタン、そしてイラク、 ヨルダン、イスラエルなどの中東だった。 【2】へ続きます ★『(仮題)天国の子どもたち』公式HP http://sensotoheiwa.office4-pro.com/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年02月24日 01時29分00秒
[「神の子たち」四ノ宮監督] カテゴリの最新記事
|