そんな熱い思い。
雨の日と寒い日は徒歩が大好きポチ公です。むしろそういう日は自転車に乗るのがキライなんです。ポチの愛チャリは壊れかけのマウンテンバイクです。座るとこはちょっと破けてるしスタンドはバネが壊れててガラガラいってます。マウンテンバイク、よろしくないことばっかりですよ。雨の日は泥が跳ねるし運転がしやすいわけでもないしスカートの時なぞ不便で仕方がない。そろそろ新しい自転車買おうかなぁ…とも思ってます。東京に戻ったら必要ないからどうも踏み切れん…。というわけでトボトボ歩いて学校行ったりなんだりしてます。先ほども夜の散歩も兼ねてビデオを返してきました。先週借りてきてたDVD。・花とアリス(ずっと見たかった)・ポピーザパフォーマー1(何故か今更)・アンガールズDVD「ナタリー」(アンガールズ!)とりあえず、ポピーはエンドレスで流してました。作業しながら「けだものだ~♪」と頭の中でグルグル…。アンガールズ…なんで舞台で見ると微妙なんだろう。他の人がいてからこそ映えるのかな、あの2人組は。花とアリスは良かったです。ほんと良かった。岩井監督すご~。なんていうか、初めて人を真剣にスキになった時って恐らくこんな感じだったんだろうな。見てて少し恥ずかしいけど、なんか身に覚えがあるような。ストーリーは花とアリスという2人の少女をそれぞれ追った形。花には好きな先輩がいて、その先輩が頭を打ってもんどり返ったのをいいことに「あたしにスキって言ったじゃないですか!」と記憶喪失でっちあげ。咄嗟のことでよくそんなことが…。思わず感嘆してしまいました。アリスも巻き込んで先輩を騙してしまう2人。アリスはアリスで複雑な家庭環境や様々なことの手中に自身を置きつつもその先輩と気持ちが惹かれあっていく。現実にあるようでないような不思議な物語でした。最後にアリス(蒼井ゆう)がバレエを踊るシーンがあるのですがそこがとても映像美というか。見せ所というか。かっこよかった…。花がその先輩に帯を結んでもらいながら会話してるシーンも大好きだ、と思いました。見てる人は分かってくれるかな。何気に北陽のあぶちゃんとか叶妹とか広末とか大沢さんとかWinkの人とか、いっぱい出ててびっくりしました。人にオススメするビデオが一つ増えました。でも岩井監督の作品見るならその前にスワローティルかなぁ。そんなこと思いつつ今日は何借りようかなぁ~と。ビデオ屋通い週2ぐらいになってるなぁ…。ビデオ見ない時は2,3ヶ月借りに行かないのに借りるとなるとドバドバ借りるから自分すごいと思う。結局「東京ラブストーリー2巻」おいおいおい。なんでやねん。でも気分的にそれか「高校教師」だったんですよ。どっちにしろ映画じゃないやん…。なんとなく頑張ってる恋愛物が見たくなったというか。オムニバスのCDも借りてしまった。今月苦しいはずなのに。帰り道、鈴木保奈美と織田裕二に思いを馳せながら歩いてたらふと昔に買った同人誌のことを思い出しました。かつて一世を風靡した「封神演技」あたしをオタクの世界へどっぷりと引き入れたこの漫画。おそらく数えることができないほどの同人誌がこの世に生み出されたと思います。うちにあるのも数え切れん…。その中にとても思いが深い物が1冊。蝉玉という女の子は土行孫が大好きという設定です。原作。蝉玉の一目ぼれ?まぁ土行孫は女好きなんで満更でもない感じなのかなぁ。戦場での出会いから始まる恋なんだけど。で、その同人誌では太公望(原作主人公)が蝉玉に「戦場での恋は勘違いだ」ってなことを言うんです。戦場では脳が興奮状態にあるからそれで錯覚を起こして恋愛のように感じるのだ、と。それを聞いた彼女は太公望にくってかかりました。「だったらどうだっていうの?!この恋は錯覚なんかじゃない。もし錯覚だったとしてもあたしは死ぬまで勘違いを続けるわ!!」そう言い放った言葉に太公望が面食らう話でした。なんていうかあたしも面食らいました。たかが同人誌。されど同人誌。人生観に影響を与える同人の話はこれが最初で最後でした。とか思い出してまた冬の夜空を見上げつつおうちに帰ってきました。ふう。ねむ…。