ぬか床のメンテナンス
ぬか床はいつも手入れしていないと生き物なのですぐ、色が変わり、味も落ちます。特にこれからの季節は油断できません。私は少なくとも一日、2回混ぜています。昨日、大量に山椒の実を買ってきたので、それを掃除して、混ぜました。山椒の実は今の時期だけなので、絶対不可欠です。後、野菜昆布をたっぷり、入れます。そうすれば、だしになる以外に何もないとき、それが漬物で食べられます。ぬかは硬さを見て調節しましょう。野菜から出る水分でぬか床はどうしてもやわらかくなりがちです。そのつど、ぬかの補充をしたらいいです。夏の朝はぬかづけが欠かせません。ただし、塩分が多いので大量に食べることは禁物です。しかも、ご飯がすすんでいけません。つい、食べ過ぎる傾向にあります。自己管理が大事です。ところで、実家にある大きな樽のぬか床。母が病気で倒れて以来、大量の塩を上に置いたまま、もう、1年以上、そのままです。このぬか床は10年程前に92歳で亡くなった、祖母がお嫁に来た時すでにあったそうです。だから、100年位は経っているかもしれません。立派なぬか床はもう、再生しないのか?少し、心配です。