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カテゴリ:お菓子・パンづくり
雨降りの日曜の午後、家でのんびりDVDを観ました。 「かもめ食堂」。 群ようこさんの小説はすでに読んでいましたが、映画を観るのは初めて。 青い空にのんびりとカモメが舞うヘルシンキの街。 北欧デザインの家具や食器の数々。 ゆったりと穏やかで透明感のある映像はとても素敵でした。 でもわたしは断然、小説の方がよかったなぁ~! サチエ、ミドリ、マサコの3人が日本でどういう日々を過ごし、 どんな想いを抱えながらフィンランドにやってきたのか。 「表面だけお洒落で、実のない店には絶対にしたくなかった。」 サチエがかもめ食堂に抱いているそんな想い。 ・・そういう内面的なものが小説ではとても丁寧に描かれていました。 そんな深~い切なさが映画では感じられなかったのはちょっぴり残念だけれど 映画には時間の制限があるから仕方ないですね。 映画でやはり印象的だったのは、おいしそうな料理の数々。 小林聡美さん演じるサチエのテキパキと無駄のない動きの美しいこと! おにぎり、豚のしょうが焼き、鮭の網焼き、とんかつ・・・・。 どれもこれも本当に美味しそう!! そして・・・やっぱりこの映画を観たら 絶対に作らずにはいられないよね、シナモンロール。 DVDが終わって早速作っちゃいました。食いしん坊の早業です! 生地にカルダモンが入れるのがフィンランドのシナモンロールの特徴だそうですが、 うちの夫はそういう香辛料の香りや味があまり好きではないので カルダモンは入れずに普通の生地にしました。 ブラウンシュガーとシナモン、そしてくるみをたっぷり入れて・・。 成形は一応、「かもめ食堂」風に・・。 あくまでも「風」です(笑。 この形はフィンランドではKorvapuustiと呼ばれていて 「パンチされた耳」という意味なんだって! ・・そういわれてみれば、なんとなく・・・・。 単純なわたしの「かもめ食堂」の影響はまだまだ続く。 今日の夕飯は豚のしょうが焼きの予定です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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