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カテゴリ:コミック
今年はモーツァルト生誕250年ですが、フランス革命で断頭台の露と消えた王妃マリー・アントワネットも生誕250年。オーストリアの女帝・マリア・テレジアの宮廷で御前演奏をしたモーツァルトは、フランス王家に嫁ぐ前のマリー・アントワネットに『大きくなったら結婚して』とプロポーズしたそうな。(確か「ベルばら」の一巻にそう書いてあった)
今週ののだめ。(以下ネタバレ・読みたい方は反転して) のだめと千秋様がピアノの練習のためにサロンに行ってみると、そこに置かれていたのはモーツァルト時代のピアノ(ただし複製)。 そのほかにも、モーツァルトの胸像や肖像画があちこちに。どうやらブノワ氏は、筋金入りのモーツァルトマニアらしい。 モーツァルトに苦手意識を持つのだめはちょとブルー・・・ モーツァルトを練習していると、城主ブノワ氏登場(やっぱり普段からコスプレ)。のだめの演奏を「とれたての魚ちゃんのようにピチピチ」と褒めてくれた(以下、のだめは『魚ちゃん』となる)が、同時にテンポの速さも指摘される。 のだめにモーツァルトの微妙なテンポを伝えるためにブノワ氏がたとえたのは馬車。というより馬そのもの?ブノワ氏と『魚ちゃん』、ぱっかぱっかと部屋の中を馬のまねをしながら歩き回る。(千秋様の胸中・・・やっぱり同類だ・・・) そこでブノワ氏の「モーツァルトの人生は35年10ヵ月と9日だったわけだが」で始まる薀蓄が。 モーツアルトの言葉によると『旅をしない音楽家は不幸だ』そうだ。父に連れられてウィーン、パリ、ロンドン・・・と旅から旅で生涯の10年2ヵ月と8日を過ごしていたらしい。「たくさんの人や言語、音楽に触れてモーツァルトの音楽はできていったのだよ」・・・馬のまねをしながら語るブノワ氏。 ディナーの時間、ここでもブノワ氏の薀蓄が炸裂。オートリバースの「モーツァルトの人生は35年10ヵ月と9日だったわけだが」で延々と話が続く。 しかしターニャにはもっと気になることが。ディナーなのに、食卓の上にはグリーンサラダと、米と豆のリゾットのようなものしかない。きっと前菜だわ、これからきっとメインが・・・ 「お代わりたくさんあるからいっぱい食べてね」・・・・マダムが日本人の学生がくると聞いて作ったらしい。しかも自分で「なにかしら?コレ」という始末。 (ターニャ心の声 ガーン・・・お城のディナーなのに何なのよ~いったい~) のだめは明日のリサイタルに備えて、ワインも飲まずに米料理をむさぼり食う。 やはりここではモーツァルトを弾かねばならないのか・・・執事に胃薬をもらいながらつぶやく。 千秋様が部屋へ戻ってみると、のだめがネグリジェ姿でダブルベッドに正座!? 「先輩・・・・」何を頼むのかと思えば、執事から薦められた『モーツァルト書簡集』を読んでほしいという。しばしお約束の乱闘シーンのあと、結局ベッドの中で読んでくれる優しい千秋様。(ななな何ですか~この展開は~・・・でも清く正しいお二人です) 話には聞いていたけど、モーツァルトの手紙は何なんだ?姉や従妹、母親にあてた手紙の中には、言葉遊び(これはいいけど)や、お尻だのオナラだのウン○だの・・・それに対して父レオポルトの、自由奔放なモーツァルトを心配する説教。まるでのだめにあてられたよう。この書簡集を読み、ここでモーツァルトを弾くことは、のだめにとって新たな一歩となりそうです。 モーツァルトの詩に感服するのだめ。(負けました・・・って何が?) 千秋先輩の朗読を聞きながら寝てしまう。 次の日。フランスに来る前にヨーコ(のだめ母)に作ってもらったドレスのファスナーが上がらない。 「お前太った!?」千秋様が無理矢理上げると『バリッ!』・・・青ざめる二人。 コスプレ城主に相談すると、「任せなさい、魚ちゃん!」 用意されていたのはマリー・アントワネットが着ていたようなド派手ドレスばかり・・・ このリサイタル、もしかしてお客さんも仮装するのかも?男性用の服もあったたから、千秋様もフランス貴族に変身かな(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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