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カテゴリ:音楽
フルート奏者の山形由美さんが、東京駅のコインロッカーに入れておいたフルート2本(合計1200万円)を盗まれた、というニュースは、昨日の朝のテレビで見ました。
常連のにゃおさん始め、他のブログでもいくつかこのニュースを取り上げていました。 山形さんはフルートを「自分の一部」とおっしゃり、「早く返して欲しい」と訴えていらっしゃいました。 結局フルートは川崎駅のコインロッカーから無事見つかったそうで、とりあえず良かったです。 私も以前、フルートをやっていました。 小学校5年生の時、ピアノの先生がフルートも吹けたので、両方習い始めたことがきっかけでした。 楽器は先生が使っていなかったものをお借りしていました。 中学校では練習も上下関係も厳しかったので、先輩から「楽器をぶつけたら自分の頭を10回げんこつしな」と言われました(今考えるとかなりナンセンスですが・・・) 中学2年の時、父が楽器を買ってくれました。 嬉しくて嬉しくて、毎日磨きました。 その後高校、大学と、場所は変わってもその楽器はいつも私の側にありました。 父の買ってくれた楽器は、大学を卒業して市民バンドに入ってからも使いました。 その後、自分でお金を出して新しいものを買いましたが、最初の楽器は今でも手元に残してあります。 下手ですが、性格上納得出来ない演奏はしたくないので、今は楽団で吹くことからは離れてしまいました。 私の楽器は山形さんのように高価ではありませんが、思い出がたくさん詰まった、どちらも大事な楽器です。 私だったら絶対にコインロッカーなんかに預けません。 厳しいことを言うようですが、「自分の一部」とまで言う程の大事なものだったら、絶対に自分の側から離すべきではなかったと思います。 ましてやロッカーに鍵をかけたかどうかすらわからない、という自己責任の欠如には愕然としました。 彼女のプロとしての見識、更に言えば彼女の人間性そのものを疑いたくなりました。 彼女にとって、フルートはいったい何だったんでしょう・・・・ 所詮、お嬢様芸の延長だったのでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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