徒然ＤＩＡＲＹ

久しぶりにクラシックのことなど書いてみたりして。

ずっと探してたのですが、どこでも在庫切れだったです。
あきらめかけてたときふと思い立ってHMVのページに行ったら、ありました！前はなかったのに！
しかも２４時間以内に発送可能！即買いました♪
送料込みで２７００円ほどというリーズナブルなお値段も気に入った♪

なぜそんなに探してたかというと・・・パユ様のフルート協奏曲が収録されてるからです

アメリカ版なのでついてる説明書が英語、ドイツ語、フランス語・・・
どれ一つとして満足に読めません
かろうじて英語は拾い読みできたけど・・・？？
一番心配なのは映るかどうかだったのですが、リージョンALLだったので大丈夫でした。

イスタンブールのイレーネ教会というところで開かれたコンサートを収録しています。
石造りの荘厳な教会で、響きも重厚。残響が結構長いかも。

ハイドン：交響曲第９４番ト長調「驚愕」
モーツァルト：フルート協奏曲第２番ニ長調K314
　（フルートソロ　エマニュエル・パユ）
ベルリオーズ：幻想交響曲


２００１年というとパユ様がジュネーブ音楽院の教授だった頃？
このときはベルリン・フィルをいったん離れていたのです。
「フルート協奏曲第２番ニ長調」は、「のだめ」でくろきんが吹いたオーボエ協奏曲ハ長調を一音上げたもの。
だからケッヘル番号が同じなのです。ソロパートは少し違いますケド。
ああ～パユ様の音、美しい～　澄み切ってキラキラ輝いてんデスよ。
華やか、それでいてまろやかな音、天上の響き・・・
なんと言っても一番なのはカデンツのすばらしさですね。

私も一応フルート吹いてたので、学生時代に楽譜買ってこっそり練習したことがありますが、それなりには吹けてもやっぱりカデンツは難しい・・・というか、無理。
結局１楽章で挫折


ハイドンは第２楽章に急にでっかい音が鳴ってビックリする有名な曲です。
パユ様のコンチェルトを先に聴いてから、ウトウトしながら聴いてたので、結構ビックリ


幻想交響曲はホールの特性を生かして重厚な仕上げになってます。
金管がかなり爆発してました。こーゆー曲は出番が多いし。
ティンパニがカッコイイですな～　実は、もう一度楽器やるなら絶対ティンパニ！というくらい好きなので、コンサート行ったときにはかな～り凝視してしまいます
教会でのコンサートなのに「悪魔の集会の夜」だなんて、なんて不謹慎な♪ふふっ。

指揮はマリス・ヤンソンス。この方の指揮は２０年くらい前に、ムラヴィンスキーの代わりにレニングラードを率いて来日したときのコンサートで初めて見ました。
的確な指揮で、私は好きですね。・・・なんでベル・フィルは彼じゃなくてラトルになったのだろう。

特別映像でイスタンブールの街や舞台裏が特集されてます。
イスタンブールは西洋と東洋が入り混じった、エキゾチックでステキな街です。トルコはとても親日的な国だと聞いたことがあるので、行ってみたいです。