先日…といっても 数週間前になるが、
司会のお仕事で、ある講演会を聞く機会を得た。
講師は、カレーハウスCoCo壱番屋の創業者
株式会社壱番屋 創業者顧問の宗次徳二さん。
現在1,100店舗を展開している ”ココイチ”。
辛さ何10倍っちゅうのを食べるスタッフを見ながら、
チャレンジする勇気なんてさらさらなく、
2番目の辛さで…と、取材帰りによく食べた覚えがありましたっけ。
その宗次さんも行なっていること・・・。
それが、 「率先垂範」(そっせんすいはん)
「率先」は人の先に立つ
「垂範」は模範を示す・・・・その字のままに、
意味は、 自分がすすんで手本を示す。模範を見せること。
まずは、自分が動けば 周りもそれを見本に動いてくれる
そうして、会社はまわっていくんだ!ってことですね。
この言葉を検索すると、あるサイトがあがってきました。
つまり、偉大な起業家にはみな「率先垂範」で共通しているんだという。
本田宗一郎、鈴木敏文、藤田田、安藤百福・・・そうそうたるメンバーです。
自らが陣頭指揮してこそ、大事業を築き上げていくことができるということなんでしょうか。
口ばっかじゃなくて、ガンガン働いている上司をみたら、
「あぁ・・やらなきゃいかんよね・・・」って思うのが心情。
楽(らく)しようって人も多いなか、やっぱりデキル人は、自ら動いているんですよねぇ。
今ボランティアで関わっているある会でも、
がんがん上の人が頑張っている状態を見てしまい、
なくなく私たちも従う図・・・というのが出来上がってしまっています。
といって、イヤイヤではいいものは作れないわけで、
そこで、気持ちを入れ替えて、「喜んで!」の気持ちを見せる・・・。(宗教みたいですが)
難しいけど、気の持ちようでなんとかまとまっている・・ようです。
反論・反発もあるでしょうが、
率先垂範は、やっぱり人を導く力があるのかもしれません。
ちなみに、類語には、
「率先躬行」 (そっせんきゅうこう)って言葉もあり、
こっちは、“人より先に自分からすすんで実行すること。”
口で言うより率先躬行したほうが人はついてくる・・・ですね。
これまさに、今必要なリーダーなのかもしれません。
まずは自分で動いて見せること。
先輩になればなるほど、この気持ち 大切かもしれません。
ワタシ・・・出来てたかなぁ・・・
そしてこれからそういう人間になれるのかしら・・・