日清焼きそば
「袋入りのインスタント焼きそば」は各メーカーから揃って発売されているが、中でも美味しいのは「日清焼きそば」だと思う。他によく見かけるのは「サッポロ一番ソース焼きそば」と「明星鉄板焼きそば」であるが、味の系統がこれらとはまるっきり違うのだ。それはもちろん『ソース』の違いにほかならない。この大手3メーカーの焼きそばの中で日清だけが、粉末ソースを採用しているのにも、何か意味があるのかもしれないが、スパイスの種類が独特の風味を持っているのだと感じている。「サッポロ一番」はなぜか味が薄く、「明星」は変な焦げ臭さが鼻につく。もうひとつ例をあげると良くわかってもらえるかもしれないが、同じ日清でもカップの方『UFO』は、その点でまるっきりダメなのである。液体ソースが美味しくないのだ。もちろんサッポロ一番、明星にしてみればカップも同様にダメなのだから話にならない。カップの焼きそばで唯一合格点があげられるのは「ペヤング・ソース焼きそば」で、このメーカーは焼きそば以外はたいしたことないのだから不思議だ。しかし、このペヤングも確かにソースは液体なのだが・・・?そう、最後にふりかける「スパイス」に秘密があったのだ!(あれは、ただのコショウなんだけどね)各メーカーともに、早くそこに気づいて欲しいものである。風味とともに重要なのが「仕上がり」である。この点では「粉末ソース」というのが大きくリード。つまり液体ソースだと、どうしても仕上がりがベチャっとした感じになってしまう。この点では「カップ焼きそば」などすでに「焼きそば」ですらない。「焼きそば」はカラっとこんがり香ばしく焼き上がらなければならないのだ!!ところで「日清やきそば」には「1.5倍大盛り焼きそば」というのがあって、中味はまったく同じなのだが、好きな人間にとっては大盛りなだけで嬉しいものだったりする。また、そばが「ゆで麺」のバージョンもあって(もちろん粉末ソースなのだ!)これも非常に美味しい。この分野では「マルちゃん3食入りやきそば」が有名だが、あれも粉末ソースだよね?あれもけっこういけるかな?最後に・・・焼きそばをおかずに、ご飯(特に冷やご飯)を食べるよね?