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テーマ:洋楽(3394)
カテゴリ:ローリング・ストーンズ
つーコトで、今日は「Honky Tonk Women」だ。どーん。 ストーンズの2代目ギタリスト、ミック・テイラー加入後の初のシングルであり、ブライアン・ジョーンズの追悼フリーコンサートの前日に発売されたこの曲は、1969年に全米・全英No.1を記録。 オリジナルアルバムには未収録の曲で、様々なベスト盤に収録されているが、僕が好きなのは1969年に発売された「Through The Past Darkly」(写真)だ。 ライヴでも定番の曲で、ストーンズの1981年のツアーを収録した「Let's Spen Night Together」では、この曲にのせてケバイ格好をしたオネーチャンがステージ上にゾロゾロ現れる楽しい映像が見れる。 タイトで粘っこいリズムとキースのギターカッティングが生み出すルーズなドライヴ感が最高にカッコいいミディアム・ナンバーで、曲の後半に出てくるサックスも猥雑な感じを出していてビジョーによろしい。 カウベルの音が印象的なイントロはライ・クーダーのアイデアだそうで、ライは後に「ストーンズにアイデアを盗まれた」と発言している。 歌詞は適度に難解ながらセクシー&ダーティなイメージを連想させるもので、そこがまたストーンズらしくてそそる。 この曲が発表された'69年は、オリジナル・ギタリストであり、ストーンズの創始者でもあるブライアン・ジョーンズの死、レコード会社との確執、そしてオルタモントの悲劇(ストーンズのフリーコンサートの最中に黒人青年が刺殺されるという事件が起きた)など、ストーンズにとって激動の年だったが、そんな逆境をくぐり抜けてきた彼らならではの、混沌としたオーラと危険な魅力がこの曲には詰まっている。 サビの部分は何度聴いても思わず一緒に歌っちゃう♪。 Gimme Gimme Gimme The Honky Tonk Blues! ポム・スフレのホームページではローリング・ストーンズのアルバムについて取り上げています! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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